8. 巡礼の旅9/25|友達無念のリタイア😭ワイン三昧のひとり旅🍷
こんにちは、akaです!
巡礼の旅6日目のエピソードです。
野宿からの過酷な1日を終え、あったか、ふかふかな宿のベッドで熟睡できたのも束の間、友達のKくんが嘔吐に苦しみ、まさかのリタイア。
akaの巡礼旅は如何に?!
Re:生焼けTボーンステーキには気をつけろ
朝5時、「もう俺は歩けない。」とKくんは言った。
その直後、ウッという呻き声のあとに、Kくんがホテルの床に嘔吐した。
彼の服が全身黒い服だったのも相まって、マドリードの闘牛場で見た、急所に当て損ねた黒い闘牛の吐血シーンが脳内にフラッシュバックした。
生焼けのTボーンステーキに当たったのだろうか。
もしくは、日中の真夏のような暑さにもかかわらず、開封済みの生ハムやパンを3日間にわたって食べていた様子もあったので、色々な菌が野宿で弱りきった彼を蝕んでいたのだろう。
この日から旅の最終日まで彼とはホテルで会うだけで日中は基本別行動となった。
これからの半ひとり旅で、海外バックパッカー気分を味わえた反面、一緒に二つの道の巡礼者を目指すべく来たので、悔しい気持ちもあった。
巡礼路はゴールのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでバスで向かうことができる。
Kくんには先にサンティアゴ・デ・コンポステーラに行き、休んでもらうことにし、念のため持ってきておいた嘔吐対策の薬をベッドの上に置き、ホテルと彼を後にして、巡礼路を進んだ。

鬱蒼とした林の中の暗い夜道をひとり進む
ホテルのあるメリーデから次の大きな街のアルスアまでの14km、暗闇の中をひとりで歩く。
せっかくなので巡礼路を歩いてみようと思ったが、日の出前の巡礼路は不審者や幽霊が出没しそうなくらい鬱蒼とした真っ暗な林の中の道を進むため、駆け足で車道まで戻ることにした。
車に轢かれないようにするために、懐中電灯はあった方が良いかもしれない。

車道でも本当に怖かった。

星に照らされた道を歩く。
民家もない。
8時になり、ようやくあたりが明るくなってきて、他の巡礼者の姿も見かけるようになった。
アルスアには9:00に到着した。

[fujifilm X-T30]

車の数が多く、アルスアは相当大きな街のようだ。
[fujifilm X-T30]
巡礼文化と観光の両立の難しさ
アルスアを超えてから巡礼者が一気に増えた。
恐らく20kmで5日間というプランを組む人が多い関係上、アルスアを3泊目とすれば残り40km/2日間でクリアできるからだろうか。
アルスアから本日の宿があるオ・ペドロウソまでは残り20km。

[fujifilm X-T30]

[fujifilm X-T30]
途中に、サン・アントンという残り20km地点の街を通った。それ以降、ブエン・カミーノの挨拶は半分ほどしか帰ってこない。
また、相手からブエン・カミーノと言われることは一切なくなりました。
更に、道幅いっぱいに広がったり、大音量の音楽をかけて歩いたり、マナーの悪い巡礼者も増えてきました。
5日間で100km歩けば良いというお手軽な巡礼のあり方が生まれたことで、巡礼の観光的要素が高まり、お互いを激励し合う意味で声を掛け合う「ブエン・カミーノ」ような、本来の巡礼の文化とは離れたものに変貌しているのではないかと感じました。
長野のアルプスから下山して、観光客だらけの上高地で挨拶がなくなるのと同じ現象だろうか。
巡礼路ひとり飯
牧場を一望できる景色の良いカフェを見つけたので、朝食を取った。優雅だぁ😆
相変わらず、オムレツとコーヒーのモーニングセットを選択。
ここのオムレツはジャガイモが輪切りなので、ジャガイモがバラバラと崩れ、食べにくく感じた。

とっても最高😆
巡礼路には栗やドングリが大量に落ちている。
日本の里山には多種多様な樹木があるが、スペインは全ての里山の木が栗かドングリなのだ。
スペインのドングリを食べて育つイベリコ豚は豚にその辺を散歩させているだけなのではないかと思った。そのくらいドングリが多い。
もしそうであれば、その辺を散歩させた豚に高いブランド力を付けさせたスペインの畜産業界の腕前に感服する。


昼飯は少し早いが、ハンバーガーを食べた。
ハーブが効いているパテだが、ハーブがくどくなく、いい塩梅だった。爽やかなサングリアが体に沁みた。

日本ではなかなか味わえないロケーションの良さ
まるでリゾートな宿でワインを愉しむ
14:00にホテルに着いた。
今までで一番最高のホテルだった。1人当たり10,000円ほど。

友達は先にゴールのサンティアゴ・デ・コンポステーラでもともと予約していたホステルに泊まるので、1人でこの綺麗なホテルを貸し切り!
友達はお酒が飲めないので、今まで気を遣っていてあまり飲めなかった酒をたらふく飲むべく、スーパーに買い出しに行った。
日本では輸入規制の関係で亜硫酸塩を入れなければいけないことになっていますが、欧州では保存料の亜硫酸塩が入っていないワインがローカルで流通しているので、それを狙いました。
普通の地元のワインは720mlで700円ほどとかなり安いが、せっかくなので1,600円ほどのちょっと高めな地元の赤ワインをチョイス。
ちなみに、ここガリシア地方では赤ワインの方がよく作られているイメージがあります。

安い🍷
これと、スーパーのチーズコーナーにあった発泡スチロールに小分けされた値札だけ貼ってある1個300円ほどの、いかにもローカル感満載なチーズとガリシア産のカマンベールチーズを購入した。

近くの教会のミサの時間が始まる19:30まで優雅にベッドで寝ころびながら、チーズを丸齧り、赤ワインを一本飲み干した。謎のローカルチーズが生クリームのように濃厚で旨い!何個でも食べられそうだ。



それっぽくアーメンという言葉だけ発声してみた。
久しぶりの快適な空間で熟睡し、いよいよ明日は巡礼路の最終地点、サンティアゴ・デ・コンポステーラに向かう。
続く。
