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SIGMAでライブを撮りたいと思った時点で、ボディはソニーEマウントに近づいていく

SIGMAのレンズを本気で使いたい。

そう考えたとき、カメラ選びは意外と自由ではないのかもしれない。

もちろん、いまのSIGMAはさまざまなマウントに対応している。Canon RF、Nikon Z、FUJIFILM X、マイクロフォーサーズなど、対応マウント自体は広がっている。SIGMA公式のレンズ一覧でも、ミラーレス向けを中心に複数マウントが並んでいる。

しかし、SIGMAの現代的なフルサイズミラーレス用レンズ、特にDG DN系の性能を最大限活かそうとすると、話はかなり絞られてくる。


SIGMAの主戦場は、EマウントとLマウントに見える

たとえば、SIGMA 28-105mm F2.8 DG DN | Artは、対応マウントがLマウントとソニーEマウントになっている。フルサイズミラーレス専用設計で、F2.8通し、1kgを切る重量、プロ向けの機能性を持つかなり現代的なレンズだ。

また、ライブ撮影で気になる70-200mm F2.8 DG DN OS | Sportsも、対応マウントはLマウントとソニーEマウント。SIGMA公式でも、高速AF、手ブレ補正、プロ向け機能を備えたレンズとして紹介されている。

つまり、SIGMAのフルサイズミラーレス用レンズを中心に考えると、自然にEマウントかLマウントが候補に上がる。

ここで重要なのは、単に「装着できるか」ではない。

現代のレンズは、光学性能だけで完結していない。
AF、ボディ内手ブレ補正、カメラ内補正、連写時の追従性、顔認識、瞳AF、操作性まで含めて、ひとつの撮影システムになる。

SIGMA公式も、ソニーEマウントレンズについて、AF駆動制御アルゴリズムの最適化、高速AF、ボディ内手ブレ補正やカメラ内収差補正への対応を説明している。

ここが大きい。

SIGMAのレンズは、ただ写りがいいだけではない。
いまのSIGMAは、ボディとの連携を含めて性能を出すレンズになっている。


Lマウントは理想的──しかしライブ撮影では少し話が変わる

Lマウントも非常に魅力的だ。

SIGMAはLマウントアライアンスの創設メンバーであり、Lマウント用レンズとアクセサリーのラインアップも公式に展開している。Lマウント側でもAF制御の最適化、ボディ内手ブレ補正、カメラ内補正への対応が説明されている。

写真をじっくり撮る。
ポートレートを丁寧に撮る。
SIGMA fpやLマウント機で、SIGMAらしい描写を味わう。

そういう使い方なら、Lマウントはとても美しい選択になる。

しかし、ライブ撮影となると少し事情が変わる。

ライブは、被写体が止まってくれない。

照明は変わる。
顔に影が入る。
マイクが顔を隠す。
横移動する。
前後にも動く。
一瞬だけ表情が出る。

その瞬間を逃さないためには、レンズの描写力だけでは足りない。

ボディ側のAF性能、顔認識、瞳AF、追従性能、暗所耐性、操作レスポンスがかなり重要になる。

ここで、ソニーEマウントの強さが出てくる。


SIGMAでライブを撮るなら、ソニーEマウントが現実解

SIGMAの描写が好き。
SIGMAの解像感が好き。
SIGMAのArtやSportsのキレが好き。
そのうえでライブを撮りたい。

そう考えた時点で、かなり自然にソニーEマウントへ寄っていく。

理由はシンプルだ。

SIGMAの主力レンズがそろっている。
ソニーのAF性能を使える。
フルサイズ機の選択肢が多い。
中古も新品もボディの選択肢が広い。
ライブ向けの設定ノウハウも多い。

そして、ライブでは「撮れなかった」がいちばん痛い。

多少、色味が好みではない。
多少、ボディの操作感が完璧ではない。
多少、メニューが複雑に感じる。

そういう不満があったとしても、AFが食いついてくれる安心感は大きい。

ライブ撮影では、構図を作る前に、まずピントが来ていないと話にならない。


レンズからボディを決めるという考え方

カメラ選びというと、普通はボディから考えがちだ。

どのメーカーの色が好きか。
どのボディが持ちやすいか。
どのカメラが人気か。
どのメーカーの思想が好きか。

それも大事だ。

しかし、写真の最終的な質感を大きく決めるのはレンズでもある。

SIGMAの描写が好きなら、SIGMAを中心に考えるのはかなり合理的だ。

その場合、問いはこうなる。

「どのカメラが好きか」ではなく、
「SIGMAのレンズを、どのボディで一番活かせるか」。

この考え方に変わる。

そして、ライブ撮影という条件を足すと、答えはかなり絞られる。

SIGMAを使いたい。
ライブを撮りたい。
AF精度も欲しい。
暗所で動く被写体を追いたい。
失敗率を下げたい。

そうなると、レンズはSIGMA。
ボディはソニーEマウント。

この組み合わせが、かなり自然な選択になる。


腕でカバーできる人は別──でも多くの人は機材に助けてもらったほうがいい

もちろん、どんな機材でも撮れる人はいる。

マニュアルフォーカスでも撮る人は撮る。
古いボディでも撮る人は撮る。
AFが少し弱くても、タイミングと経験で合わせられる人もいる。

それは本当にすごい。

しかし、自分がそこまで腕でカバーできるかと考えると、話は変わる。

ライブ撮影は、被写体にも照明にも待ってもらえない。
こちらの準備が整う前に、最高の瞬間は通り過ぎる。

だからこそ、機材に助けてもらうのは悪いことではない。

むしろ、好きな写真を撮るために、失敗率を下げる機材を選ぶのはかなり現実的だ。

SIGMAのレンズを使いたいなら、SIGMAの性能が出る場所を選ぶ。
ライブを撮りたいなら、AFで助けてくれるボディを選ぶ。

その結果として、ソニーEマウントに行き着く。

これはブランド信仰ではなく、かなり実務的な判断だと思う。


SIGMAが好きなら、Eマウントはかなり強い土台

SIGMAのレンズは、いま本当に面白い。

純正より安いだけの存在ではない。
むしろ、描写のキレ、レンズ構成、明るさ、価格、重量のバランスで見ると、かなり攻めている。

特にライブやポートレートを撮る人にとって、SIGMAの解像感とコントラストはかなり魅力がある。

そのSIGMAを最大限活かすには、マウント選びが重要になる。

Lマウントは美しい。
しかし、ライブ撮影でAFの安心感まで含めて考えるなら、ソニーEマウントはかなり強い。

SIGMAでライブを撮りたい。

そう思った時点で、レンズはSIGMA。
ボディはソニーEマウント。

カメラ選びは自由なようでいて、実は「自分が何を撮りたいか」でかなり自然に決まっていく。

そして、その決まり方は悪くない。

好きな描写から逆算して、必要なボディを選ぶ。
それはかなり写真らしい選び方だと思う。

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