α7C II / α7CRの“惜しい握り心地”を補う──SmallRig L型グリップは、小指あまり対策にもなる軽量カスタム
α7C IIやα7CRは、とてもよくできたカメラである。
フルサイズ機としては小型軽量で、持ち出しやすい。
写りもAFも十分に強い。
スナップにも、旅行にも、ポートレートにも、ライブ撮影にも使いやすい。
ただし、ひとつだけ気になる人はいるはずだ。
グリップが、もう少し深ければいいのに。
α7C II / α7CRはコンパクトさを優先したボディなので、大型のα7 IV系やα7R V系と比べると、握ったときの余裕は少ない。
特に手が大きい人、長時間撮影する人、重めのレンズを使う人ほど、グリップの浅さや小指の余りが気になりやすい。
そこで便利なのが、
SmallRig A7C II/A7CR用 ハンドグリップ L型グリップ 4797B
である。
α7C II / α7CRの弱点は「写り」ではなく「握り心地」かもしれない
α7C IIやα7CRは、性能面ではかなり完成度が高い。
ただ、ボディが小さいぶん、グリップも控えめだ。
軽い単焦点レンズならそこまで気にならないが、F2.8通しのズームや少し大きめのレンズを付けると、右手のホールド感にもう少し余裕が欲しくなる。
特に気になるのが、小指の行き場である。
カメラを握ったとき、小指が少し余る。
この状態でも撮れないわけではない。
しかし長時間構えていると、手の中でカメラを支える感覚が少し不安定になる。
撮影中にカメラを握り直す回数が増える。
縦位置にしたとき、支え方が少し頼りない。
重めのレンズを付けたとき、右手に負担が寄る。
こういう小さな違和感は、撮影体験にかなり効いてくる。
SmallRig 4797Bは、グリップを深くしてくれる
SmallRig 4797Bの魅力は、シンプルに言えばこれだ。
α7C II / α7CRのグリップを、もう少し深くできる。
人間工学に基づいたシリコンハンドルを備えており、右手で握ったときの充実感が増す。
カメラ本体だけでは少し浅く感じる部分を、外付けグリップで補ってくれる。
これにより、手のひら全体でカメラを支えやすくなる。
指先だけで引っかける感覚ではなく、もう少ししっかり握れる感覚に近づく。
特にライブ撮影やポートレート撮影のように、カメラを構える時間が長い場面では、この差が地味に大きい。
小指あまりを解消してくれるのが大きい
このグリップの実用面で大きいのは、小指あまり対策になることだ。
α7C II / α7CRのコンパクトボディは魅力だが、手の大きさによっては小指がしっかり収まらない。
その結果、カメラを支える指が一本足りないような感覚になる。
SmallRig 4797Bを付けることで、下方向に少し余裕が生まれ、握ったときの安定感が増す。
小指まで使ってカメラを支えられるようになると、手持ち撮影時の安心感がかなり変わる。
これはスペック表では伝わりにくい部分だが、実際の撮影ではかなり重要である。
カメラは、持ち心地が悪いと撮影に集中しにくい。
逆に、握り心地が安定すると、構図や表情、タイミングに意識を向けやすくなる。
86gプラスで済むのが絶妙
外付けグリップというと、気になるのは重さである。
せっかくα7C II / α7CRの軽さが魅力なのに、グリップを付けて重くなりすぎるなら本末転倒だ。
その点、このSmallRig 4797Bは、装着しても約86gの追加で済む。
この86gという重さが絶妙だ。
カメラの携帯性を大きく損なうほどではない。
それでいて、握り心地や安定感はしっかり改善できる。
つまり、α7C II / α7CRのコンパクトさを活かしながら、操作感だけを少し本格的に寄せられる。
このバランスがいい。
Arca-Swiss対応プレート内蔵が便利
SmallRig 4797Bは、単なるグリップではない。
底部にArca-Swiss用クイックリリースプレートが内蔵されている。
これにより、Arca対応の三脚や雲台に素早く取り付けられる。
撮影中に、手持ちから三脚へ。
三脚から手持ちへ。
この切り替えがスムーズになる。
風景撮影、商品撮影、動画撮影、夜景撮影などでは、このクイックリリース対応がかなり便利だ。
別途プレートを付ける必要がないので、底面まわりもすっきりしやすい。
α7C II / α7CRを手持ちメインで使いながら、必要なときだけ三脚にも素早く載せたい人には、かなり実用的な構造である。
バッテリー交換を邪魔しにくい設計
外付けグリップで気になるのが、バッテリー室へのアクセスだ。
せっかくグリップを付けても、バッテリー交換のたびに外さないといけないなら面倒である。
SmallRig 4797Bは、α7C II / α7CR専用設計なので、バッテリーコンパートメントなどの通常使用に影響しにくいように作られている。
カメラにしっかりフィットしつつ、日常的な操作を邪魔しにくい。
このあたりは専用品らしい安心感がある。
汎用品ではなく、α7C II / α7CR用として作られている意味は大きい。
ねじれ防止ピンとゴムパッドで安心感もある
装着方法は、1/4ネジとねじれ防止ピンでカメラ底部に固定する方式。
グリップがズレたり、ねじれたりしにくい構造になっている。
また、カメラを傷つけにくいようにゴムパッドも内蔵されている。
こういう細かい部分は、実際に使ううえで大事だ。
カメラ本体に取り付けるアクセサリーだからこそ、固定力と保護の両方が必要になる。
付属のマイナスドライバーで取り付け・取り外しもしやすいので、必要に応じて運用を変えられるのもいい。
こんな人に向いている
SmallRig 4797Bは、次のような人に向いている。
α7C II / α7CRのグリップが少し浅いと感じている人。
小指あまりが気になっている人。
長時間の手持ち撮影で右手が疲れやすい人。
重めのレンズを使うことがある人。
Arca対応三脚へ素早く載せたい人。
カメラの携帯性を大きく崩さず、握り心地だけ改善したい人。
特に、α7C IIをメイン機として使っている人には相性がいい。
小型フルサイズの良さを残しながら、撮影時の安定感を足せるからだ。
α7C II / α7CRを“もう少し握りやすくする”ための現実的な答え
α7C II / α7CRは、小さくて高性能なカメラである。
ただ、その小ささゆえに、グリップの深さや小指あまりが気になる人もいる。
特に長時間撮影や重めのレンズを使う場面では、握り心地の差がそのまま撮影の集中力に影響する。
SmallRig 4797Bは、その弱点をかなり現実的に補ってくれるアクセサリーだ。
グリップを深くする。
小指あまりを解消する。
手持ち撮影を安定させる。
Arca-Swiss対応で三脚運用も楽になる。
それでいて、追加重量は約86gに収まる。
α7C II / α7CRのコンパクトさは好き。
でも、もう少ししっかり握りたい。
そう感じている人には、かなり満足度の高いカスタムになるはずだ。
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