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happy moneyと「徳」が教えてくれること─ 本田健さん講演を受けて─

BNIナショナルカンファレンス2026に参加して、たくさんのスピーカーがいらっしゃり、どなたのお話も興味深く学びも多かったのですが、一番心に残ったのが2つあります。

・本田健さん
「世界中のお金持ちから学んだ幸せと豊かさの法則〜happy money〜」
・田渕祐輝EDエデュケーション「BNIメンバーシップの価値」
この2つです。

※BNI:リファーラルマーケティングとGivers Gain®
お互いのビジネスの発展やチームへの貢献をすることで、信頼関係を育み、信頼できるメンバーからの紹介や協業を通じて、メンバー全員のビジネスの発展を目指すビジネスチーム

出典:BNIとは|https://bni.jp/ja/about

(私はBNIで活動を始めて10年目です)

本日は、本田健さんの講演から学び、私が衝撃を受けたことについて、まとめました。

本田健さんのお話を聴いて、私の中ですごく腹落ちしたことがあります。
仲間のため、あるいはお客様のために真摯に向き合い行動することで、信頼されお金が入ってくる(ビジネスが生まれる)ということを肌で感じていたはずなのに、どこかお金の話となると、緊張感や後ろめたさがあったのです。
これをお金のブロックというのでしょうか。それが、ゆっくり溶けていく感覚でした。



happy moneyとは?─お金は「あり方」の鏡

本田さんはお金を二種類に分けて語られました。「happy money」と「unhappy money」。
その違いは金額でも量でもなく、どんな気持ちと動機のもとでお金が動いているか、ということです。
読者の方ならよくご存知でしょう。
著書「happy Money」よりお話してくださいました。

happy money

  • 感謝や喜びと共に循環する(誰かを喜ばせて受け取る)

  • 使った後に心が軽くなる

  • 人との信頼関係を深める

  • 未来のチャンスを連れてくる

  • また入ってきそうだと感じる

unhappy moneyとは

  • 使った後に後悔や罪悪感が残る

  • 恐れ、不安、義務感から稼ぐ(「やらないと食っていけない」)

  • 人間関係にしこりを残す

  • 流れが止まりやすい

  • 「減った」「失った」という感覚が強い

具体例

  • 好きではない仕事の給料

  • 仕方なく払う税金

  • 渋々支払われたお金

  • 苦々しさが残ったまま支払う慰謝料

  • 盗んだ、奪った、騙し取ったお金、不正なお金
    (「悪銭身につかず」はこれ。気持ちが悪いから早く手放したくなる)

これを聞いて感じたのは、お金はその人の「あり方」をそのまま映し出す鏡だということ。そのお金を稼ぎ、使い、受け取ってきた人のあり方そのものではないでしょうか。
財布の中のお金が「笑っている」か「泣いている」かという考え方は思いつきもしませんでしたが、お金はエネルギーというのはまさにこのことだな、と感じました。

あなたのお金が動物だったら?のワークもとても面白かったのですが、長くなるので割愛します。

「徳」とは何か─竹田和平氏の言葉から

講演の中でとりわけ心に残ったのが、師匠・竹田和平氏(個人投資家であり「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓の創業者)とのエピソードです。

ある投資家の質問「どういう会社に投資したらいいですか?」という問いに対して「徳がある会社に投資したらええがね」と答え、「徳がある会社とはどんな会社ですか?」と重ねて聞いたら、「そんなの徳がある人にしか徳がある会社は見えんがね」と返ってきた、というお話。
笑い話のようですが、じわじわと深く響いてくる言葉です。
答えは外にあるのではなく、自分の内側のあり方に宿っている
─このことが、happy moneyの本質にも深くつながっていると感じました。

では「徳」とは何でしょうか。
私なりに考えると、それは「誠実に生きること」「誰かの喜びを自分の喜びとできること」「感謝を忘れないこと」、そういった日々の積み重ねから生まれる深みではないかと思います。

徳のある会社―社会的意義を持ち、世界に貢献する会社、誠実な会社。
目先の利益だけを追い、短期的には良くても消えていく企業、評判が落ちた企業は山ほどありますね。
徳は磨かれていくほど、周囲が見えてくる。
そして見えてくるから、正しい選択ができる。
投資においても、人間関係においても、事業においても、この原理は変わらないのだと知りました。


人としてあるべき姿─徳とhappy moneyが交わる場所

与えることへの恐れを手放す

多くの人は、お金を「出したら減るもの」として捉え、無意識に手放すことを恐れています。しかし、本田さんは「深呼吸」の例えを使われました。
「吸うだけで吐かなければ生きていけない。お金も同じ、出せばまた入ってくる」と。
与えることへの恐れは、「自分には足りない」という感覚から生まれます。でも徳を積んでいる人は、何かを与えるたびに自分の内側が豊かになるということを知っている。だから惜しみなく与えられる。そしてその人の周りには、自然と豊かさが循環していくのだと思います。
「出せばまた入ってくる」という確信は、自分の価値や能力への信頼、そして人間関係への信頼があってこそ成り立つのでしょう。

お金の不安と人生の不安を切り離す

本田さんは「お金の不安と人生の不安を切り離す術」を推奨しました。
もし破産しても「1週間泊めてくれる友人が50人いれば1年生きられる」という発想は、単なるユーモアではなく、最悪の状況を具体的に想像することで恐怖の正体を小さくするという実践的な知恵です。
しかしながら、私には泊めてくれる友人は50人もいるか???と反省してしまいました。疎遠になっている旧友も含めて、1人1人をもっと大切にしようと心から思いました。
また、もし破産しても「いいネタができた」くらいの感覚で、様々なことにチャレンジする本田さんのアイデアを聞いて、私も「破産」をネタするたくましさをもとうと思いました。

不安の多くは「漠然とした未来への恐れ」から生まれます。
その根っこを直視し、「そうなったとしても自分にはこれがある」という具体的なより所を持つことが、お金に振り回されない人間としての土台になるのです。

感謝を軸に生きる

竹田和平さんから教えてもらったという習慣。
「お金が入ったときもお金が出るときも『ありがとう』と言う」
この習慣を続けることで、お金との関係が「親友」のようなものに変わり、「いつもいいタイミング(必要なタイミング)でお金が来てくれる」という安心感を得られるようになるとのこと。
結果として、お金の不安から解放され、自分のやりたいことに挑戦できる自由な心が育まれる、と言います。

これを聞いた瞬間から、私の行動も変わりました。
払う時もお金と引き換えに得た価値があるのだから「高いな」「お金が無くなる」ではなく「ありがとう」
もらう時も、心から感謝しています。

情熱と好奇心に従って生きる

「給料ゼロどころか同額を払ってでもやりたい仕事かどうか」という問いかけがありました。
義務や恐れではなく、内側から湧き出るものに従って生きる人の周りにこそ、happy moneyは集まってくるし、本人にとってもhappyそのもの。

自分の魂が喜ぶことに誠実に生きる人は、その喜びを自然と周囲にも広げていく。魂が喜ぶことで、人に必要とされ、お金になる事をする。
仕事が楽しくてしかたない人のそばにいると、こちらまで元気になる。
その輝きそのものが、人を引き寄せ、お金を引き寄せる源なのでしょう。

このワークがとても面白かった

事業家としてあるべき姿ー健全なお金の循環ー

正当な対価を罪悪感なく受け取る

値上げへの抵抗感について、本田さんは「自分の価値を受け取るためには値上げが必要」とおっしゃいました。これは強欲の話ではなく、自分の仕事に誇りを持ち、その価値を正しく世に示す行為だそうです。
徳のある事業家は、「もらいすぎではないか」という不安より先に、「この仕事で本当に相手が喜んでいるか」を問います。
クライアントから「あなたと出会えてよかったです」「素晴らしい仕事をしてくれてありがとう」と言われるような価値を提供し、喜んで受け取る。
喜ばれているなら、対価を堂々と受け取ることがむしろ誠実なことだと思えるようになる。罪悪感なくお金と付き合えることは、それだけ自分の仕事への自信と誠実さがある証拠でもあります。

お金を健全に循環させる経営

「氷・水・空気」という比喩は、事業の成功やお金の流れをとてもわかりやすく表現していました。
冷たい競争の中でお金は凍りつき、触れれば傷つく。水のように循環するのは良いけど少なければ干ばつしてしまい、多ければ洪水になってしまうからコントロールしなければいけない。でも自然と良い循環が生まれる状態は、お金が空気のような存在になる。
従業員へのお給料、取引先への支払い、新しい挑戦への投資──これらを気持ちよく流せる経営者のもとには、「一緒に仕事がしたい」という人が集まります。お金の流れのよさは、人間関係の豊かさと正比例しているのだと、あらためて感じました。

応援される事業家になる

「自分自身が自分の応援団長になる」という言葉も印象的でした。
これは自己中心的なことではなく、自分のビジョンや夢を等身大で人に見せ続けることの大切さを指しています。
自分を飾ることなく、ありのままの「人の心が動くような夢や目標」への挑戦を見せる。そしてその姿が人の心を動かし、応援の輪が広がっていく。
また、自分から進んで人と関わり、「積極的に人を応援する」姿勢を持つことも重要です。自分のことだけでなく、人を応援するから応援される。
BNIが体現する「Givers Gain」の精神は、まさにこの循環を仕組みとして実現したものだと感じます。

おわりに

本田さんの講演は、お金の話でありながら、ずっと人としてのあり方の話でした。
財布の中のお金が笑っているか泣いているかは、その人がどう生きてきたかの結果です。

happy moneyを引き寄せたいなら、まず自分がhappyを生み出せる人間になること。竹田和平さんの言葉を借りれば、まず徳を積むこと。
その道は地味で、遠回りに見えます。でも、誠実に続けた先には、きっと今では想像もできないほど豊かな景色が広がっているのだと信じています。

本田健さんは、自身の世界に向けての活動を始め、10年かけて今の地位を築いた事例から、
「日々の活動をぜひ続けてほしい。やめなければきっといいことがある。」
とおっしゃいました。
この言葉を胸に、happy moneyが自然と流れてくるようなあり方を、一日一日積み重ねていきたいと思います。

P.S.1
この日の講演をきっかけに、さっそく本を買って読み、noteやYouTubeをフォローし、ハッピーライティングマラソンにたどりつき、現在本田健さんのハッピーライティングマラソンに、マイペースで参加しています☺
よろしければ、その記事も読んでいただければ幸いです。

P.S.2
久々に長文になってしまいました。
完結に書こうと思ったのですが、気付きと学びが多くて充実した1時間だったため削れませんでした。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
田渕祐輝EDのお話もAI時代には大変参考になるお話です。次回書ければと思います。

── 本田健氏 BNI講演 受講レポート

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