ヤマト祭りin新潟:最高の感動ありがとう!!
吹奏楽の演奏で、最高に好きな曲が「宇宙戦艦ヤマト」である。
今から11年前、東京の「すみだトリフォニーホール」で「関東甲信越地区公立学校教頭会研究大会」が行われた。
その開会式のアトラクションで「新日本フィルハーモニー交響楽団」がミニコンサートを行ってくれた。
そのアンコールで演奏されたのが「宇宙戦艦ヤマト」であった。
私は小学生の頃、ヤマトの大ファンで1話も見逃さなかった。
時を経て、このとき初めてプロの演奏で「宇宙戦艦ヤマト」を聴いた。最高のホールで生演奏で聴いたときの感動は今でも忘れられない。
「かっこいい!!もう1回聴きたい!!!!」
当時の教頭の世代はヤマトをリアルタイムで見ていた世代である。当然、私と同じ感想をもったものも多く、会場は鳴り止まない拍手に包まれた。
そこから、「宇宙戦艦ヤマト」の演奏をYouTubeで見るようになった。
近年になってたどり着いたのが「シエナ・ウインド・オーケストラ」の「宇宙戦艦ヤマト祭り」である。
第137回定期演奏会 宇宙戦艦ヤマト祭り YAMATO FESTIVAL Yamato & Villains!
「白色彗星」のパイプオルガンから始まる演奏。
素晴らしい。
しかし、自宅はコンサートホールではない。生で聴いたときの迫力は当然得ることができない。
このコンサートが開催されるなら、ぜひとも行きたい!と思っていた。
その「宇宙戦艦ヤマト祭り」が新潟に来てくれることになった。
予定を調整し、すぐに前売り券を購入した。
知らなかった!ロビーコンサートがあるなんて…
20分前に会場のりゅーとぴあに到着。
すると、奥の方からピアノの音が聞こえてくる。
「ヤマトの曲だ!誰かが弾いている!!」
急いで駆けつけてみたが、ちょうど終わったところだった。

ご本人がXにポストしてた。
見たかった…。
ヤマト祭りin 新潟、ありがとうございました!初めてのロビコン、ゴルバ、白色彗星に緊張しまくった結果、なんと今日は一枚も写真を撮っておりませんでした。笑
— 宮川知子︎ ︎Chiko Miyagawa (@ChikoMiyagawa) September 7, 2025
ロビコン、皆の場所からはどんな風に見えてたのかなあ。自由にアップして教えて下さい🎹✨
Video by @Ari_Miyakawa_ #宇宙戦艦ヤマト pic.twitter.com/RVvIwOBBtg
プログラム
長大なる序曲
1.白色彗星(パイプオルガン独奏)
2.組曲「宇宙戦艦ヤマト」
Yamato & Villains part 1
3.地球を飛び立つヤマト
4. ガーレ·ガミロン国歌「永遠に讃えよ我が光」(歌入り)
5. デスラーのボレロ
6.艦隊集結
7. コスモタイガー(Wan·Dah·Bah)
8. イスカンダル
Yamato & Villains part 2
9.白色彗星(キース·エマーソンに捧ぐ)
10. 大帝ズォーダー
11. 翼~必ずここへ~
12.ドッグ·ファイト
13.果てしなき戦い
14.ヤマト渦中へ
Yamato & Villains part 3
15.自動惑星ゴルバ
16.暗黒星団帝国
17.別離
18. 爱
長大なる序曲
「白色彗星」~組曲「宇宙戦艦ヤマト」
「白色彗星」のテーマが生のパイプオルガンで聴けるなんて。こんなに贅沢なことがあるだろうか。
演奏が始まると同時にその映像シーンが頭の中で再生される。
白色彗星が近付き徐々にアップになるシーン、ズォーダー大帝の顔と声等。
「さらば宇宙戦艦ヤマト」で「ヤマトが白色彗星に勝った!」と思った直後、巨大戦艦出現。その際、聴いたこの曲の絶望感といったら…。
このパイプオルガンの曲をフルバージョンで聴いた後に続く「無限に広がる大宇宙」。
「アーアー♫ アーアーアー♫ アーアー♫……」
でおなじみのメロディ。
スキャットのゆうきさん素晴らしい。
映画をそのまま見ているような展開。(テレビのリメイク版もこの曲で始まった。)
そして、
「ターンタタ ターンタタ タッタター♫ タララタッタ タラッター タララッター♫」
と続くヤマトの主題歌の前奏。引き込まれる。堪らない!
ここでもゆうきさんのスキャットが入る。これが入るだけで、曲の荘厳さが増す。
そして、戦闘シーンで流れる「出撃」、さらば宇宙戦艦ヤマトでヤマトが白色彗星帝国に最後の力で向かっていくときに流れる「大いなる愛」と続く。(リメイク版でも同じ使われ方だった。)
「大いなる愛」は、切ないシーンにしか流れない。その映像が頭に浮かび涙が出そうになった。
序曲だけで、すごい感動の嵐だった。
そしてものすごい拍手!!
Yamato & Villains part 1
「地球を飛び立つヤマト」「艦隊集結」
第3話「ヤマト発進!!29万6千光年への挑戦」でヤマトが地球を発進する際に流れた曲。
「艦隊集結」の曲とともに地球を発進し、地球に向かう大型ミサイルに向かいそれを主砲で攻撃する。
ミサイルを撃破した煙の中から「地球を飛び立つヤマト」の曲とともに悠々とヤマトが姿を現す。この曲の中、翼を広げヤマトは宇宙空拳へ飛び立つ。
このほかのシーンでも度々使われる曲だが、第3話の印象が強い。
「デスラーのボレロ」
「さらば宇宙戦艦ヤマト」で、古代とデスラーが対峙するが、力尽き倒れるデスラー。ここで流れる曲。
彗星帝国の監視官がデスラーをねらい銃撃するが、それをかばい撃たれたのは森雪。
それを見たデスラーは、
「彗星帝国に身を寄せていたとはいえ、私の心ははるかに君たちに近い」
という言葉を残し、宇宙空間消えていく。
「さらば」の中での屈指の名シーン。
デスラーの心中を見事に表した名曲。
リメイク版の「宇宙戦艦ヤマト2199・2202」では、デスラー目線のストーリーも入れてあるので、より思い入れが深くなる。
「 ガーレ·ガミロン国歌 永遠に讃えよ我が光」
リメイク版「宇宙戦艦ヤマト2199」で登場。8話でBGM、19話で歌唱シーンが流れ、ネットをざわつかせた名曲。
実際に「GLORY CHORUS TOKYO」が歌唱。力強い歌声に感動。
「コスモタイガー(Wan·Dah·Bah)」
コスモゼロ、コスモタイガー隊の戦闘シーンが目の前を駆け巡る。
「Wan·Dah·Bah」のコーラスが雰囲気を盛り上げる。
「イスカンダル」
イスカンダル到着のシーンで流れていたと思ったが、実は古代とスターシャが話す場面で使われた。
何度も使われたと思うが、聴くと何故かほっとする曲である。
Yamato & Villains part 2
「白色彗星(キース·エマーソンに捧ぐ)」
再び「白色彗星」
アレンジが変わり全楽器が使われる。
パイプオルガンだけでも、圧倒的な「悪のテーマ」であるが、多くの楽曲が使われているので、RPGのラスボスとのバトルを思わせる。
大迫力であった。
「大帝ズォーダー」
ゆうきさんの歌声とともに静かな音色が響く。
「宇宙戦艦ヤマト2022」で古代とズォーダーが対峙する場面で流れる。
リメイク版は、昭和のヤマトシリーズを一から組み直しているので、ストーリーが一貫している。敵を悪と決めつけていない。
ガトランティス人はクローニングで世代を継いでいる。
このシーンでは、こんなやりとりがある。
ズォーダー:どの文明も必ずこうなる。そしてこの無益な繰り返しの末に、決定的な過ちを犯して自滅する。笑うしかあるまい。国のため、家族のため、信念のため、愛ゆえに奪い合い、殺しあう人間たちの無様は見るに堪えない。我らの真実の愛に包まれてこそ、人間は真の幸福と安寧を得られる。
我らはガトランティス。作られし命。
古代: 作られた命…
ズォーダー:戦いのために作られた人ならざる姿。 もっとも、我らを創造した文明はすでにない。ガトランティスと我らを呼び、蔑んだ者たちは一人残らず死に絶えた。
古代: 滅ぼしたのか…
ズォーダー: 我らは一個体としては生殖能力を持たない。ゆえに愛というしがらみから自由でいられる。 ガトランティスこそが、この宇宙に真実の調和をもたらす。我が意のままに。 哀れな。感情という毒に侵され、道に迷いし者。愛のなんたるかも知らず。愛だ。愛ゆえに人は死に、星は壊れ、宇宙は滅びる。そう、お前の船もしてきたことだ。古代進。
最後の言葉など、北斗の拳のラオウやサウザーと同じ。
しかし最後まで見るとズォーダーも愛に縛られていることが分かる。悲しい物語なのだ。
「翼~必ずここへ~」
「宇宙戦艦ヤマト」のアレンジバージョン。戦いが終わった後の場面で使用され、数々の名場面を支えた。
「ドッグ·ファイト」
リメイク版2199で沖田艦長とスターシャは「波動砲は使わない」と約束した。しかし2022の13話で波動砲を使う以外ない状況になる。ヤマトクルー全員が背負う覚悟を決める場面に流れる重要な曲。力強い決意が伝わってくる。
2205最終回。波動砲発射をやめスターシャを助けに出発する重要な決断の場面でも。
「果てしなき戦い」
2022の21話。
土門艦長:死んでとれる責任などないぞ、山南。
生きろ!生きて恥をかけ。
どんな屈辱にまみれても生き抜くんだ。
人間は弱い。間違える。
それがどうした。俺たちは機械じゃない。機械は恥を知らない 恥をかくのも、間違えるのも 全部、人間の特権なんだ。
このセリフの後に流れる。そして、アンドロメダと銀河の2隻の戦艦がヤマトの元へ。胸熱なシーン。
「ヤマト渦中へ」
2199の戦闘シーンでよく使われた。
この動画によくまとまっている。
これも好き。
Yamato & Villains part 3
「自動惑星ゴルバ」「暗黒星団帝国」
ヤマトがピンチになるときに流れる。
絶望的な雰囲気になる曲。
「別離」
名曲中の名曲。
「新たなる旅立ち」イスカンダル生の爆発-スターシャから古代守へのメッセージ、サーシャへのメッセージと続く中で奏でられる。涙💧
「ヤマトよ永遠に」デザリアムに残りヤマトを見送るサーシャ。スターシャが現れ、サーシャを諭す。映画を見ながらボロボロ泣いた💧
「宇宙戦艦ヤマト3」エンディング。聴くたびに映画を思い出し、胸が締め付けられた。
「宇宙戦艦ヤマト2205」第7話。デスラーの想い、古代の想い、スターシャの想いが錯綜する回。イスカンダルの自爆を選ぶスターシャ。切ない回だった。
とにかく、いろいろな場面が思い浮かび、聴きながら胸が熱くなり、涙があふれてきた。自分でも驚いた。
「愛」
「さらば宇宙戦艦ヤマト」で最後に古代が雪を抱きながら、白色彗星に向かうシーン。次々となくなった戦士たちが浮かんでくる。悲壮な最期なのに、この曲が救ってくれた。
2022の最終回。時間断層の奥に取り残された古代と雪。そこに迎えに来るヤマト。リメイク版では、明るい未来に向かう曲となった。
(アニメでは、この後に沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」が流れて、オールドファンを泣かせた。)
名曲は50年立っても色褪せない!
コンサートが終わって、自分の頭の中の思い出のシーンを確かめるために確認作業をした。「確認をするためだけ」と思って見始めたのに、長々と見てしまってまた泣きそうになった。
現在リメイク版は「ヤマトよ永遠に」が進行中。昔のヤマトもよかったが、リメイク版はもっとよいと思っている。
宮川泰の曲も宮川彬良によってリメイクされ、50年経った今でも色褪せない。
今回のコンサートは、私が行ったりゅうとぴあコンサート史上、最高のコンサートであった。
ブラボー!!!!
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