【NotebookLM】ではじめる学校DX✨第1回 教員編:先生の「教材研究」劇的チェンジ!
先生方、こんにちは! いつも本当におつかれさまですっ!
突然ですが…
・新しく担当する学年の教科書、隅々まで理解できてる自信、ありますか?
・授業で使うアレコレ、ネットや本であちこち調べすぎて、情報がぐちゃぐちゃ…なんてことありませんか?
・「この単元の発展的な内容、子どもたちの興味を引くにはどう伝えたら…」って、調べ始めると止まらない沼にハマった経験は?
…分かります、分かりますとも!!😭
授業準備、教材研究って、先生の仕事のキモ。でも、そのための「調べもの」や「情報整理」に、どれだけ時間があっても足りないのが現実だったりしますよね。
せっかくの情熱も、タスクの山に埋もれちゃう… 「あぁ、もっと子どもたちと向き合う時間や、授業を考える時間が欲しいのに!」って、多くの先生が感じているのではないでしょうか?
学校DXって、実はあなたの「困った!」を解決してくれるもの
「DX(ディーエックス)」って聞くと、学校に最新のシステムをドン!と入れるみたいな、なんだか遠い世界の話に聞こえるかもしれません。でも、そうじゃないんです!
学校のDXって、先生たちの「困った!」や「時間が足りない!」を、デジタルの力で「できた!」「助かった!」「時間ができた!」に変えていくこと。つまり、先生や子どもたちが、もっと生き生きと学校生活を送れるように、テクノロジーを賢く使って「仕組みそのもの」をアップデートしていくことなんだと、私は思っています。
そして、そのアップデート、実はあなたの**「情報との付き合い方」**から始められるとしたら…?
そこで登場するのが、以前チラッとご紹介した、あなたの資料を賢くしてくれる相棒、NotebookLMです! (「え、NotebookLMって何だっけ?」って方は、ぜひ前回の記事で基本をチェックしてみてくださいね!公式からのnoteも貼っておきます。)
今回は、そのNotebookLMが、特に先生方の「教材研究」という聖域(?)、いや、時間泥棒になりがちな領域(!)で、どんなスゴ技を発揮するのか! 具体的に見ていきたいと思います!
大切な情報
2025年5月現在、NotebookLM は Google Workspace for Education のお客様も利用可能になっています。
ただし、教育機関で利用するには、Google Workspace for Education の管理者がサービスを有効にする必要があります。管理者によって設定が無効になっている場合は利用できません。
ご自身の学校や機関で利用できるかどうかについては、Google Workspace for Education の管理者にご確認いただくのが最も確実です。
また、NotebookLMを使用する際、個人情報や機密情報を含む資料をNotebookLMに読み込ませる際は、学校の定める情報セキュリティポリシーを厳守し、細心の注意を払ってください。 特に児童生徒の個人が特定できる情報や、教職員の評価に関わる情報などは絶対に扱わないでください。
許可になっていない場合は、個人のアカウントで使ってください。(無料です。)スマホアプリも発表されています。(Androidは事前登録開始済み、iOS版は5月20日に提供予定で、事前登録は行なわれていない。)
「業務用アカウントで仕事に使いたい」と思ったら、この記事を管理職に見せて、教育委員会に設定を有効にしてもらうよう掛け合うのも手ですね。
NotebookLMの「音声概要」が日本語でキター!男女AIの軽快トークで情報ゲット!
まずは、重要なアップデート情報から。
「NotebookLM」が、2025年4月30日に激アツアップデート!✨
「音声概要」機能が、ついに日本語対応しました!🎉
コレ、どんな機能?
アップロードしたPDFやウェブページを、男女2人のAIホストがポッドキャスト風に軽快な掛け合いで要約してくれるんです!📻
「資料読むのダルい」
「移動中にサクッと学びたい」
って人にドンピシャ。論文やYouTube動画を放り込むと、AIの男女コンビが「ねえ、これヤバくない?」
「だろ、聞いてよ!」
なんてノリで要点を解説してくれます。日本語も超自然で、まるでラジオのDJトークですよ!😎
「このトピック深掘りして!」とか「初心者向けに!」なんてカスタマイズもOK。Googleアカウントの言語設定で日本語を選べば、すぐ日本語トークが聞けます!⚡
使い方は、この後解説します。
とりあえず、このnoteをソースに音声概要作りました。読むのが面倒な人は、下の音声概要をダウンロードして聞いてくださいな。
✨超効率・教材研究術✨【NotebookLM】があなたのブレインになる!
教材研究のために集めた資料って、教科書、指導書、副読本、参考文献、インターネットの記事、過去の指導案、研修の配布物…ともう星の数ほどありますよね。これらを全部読んで、頭の中で整理して、自分の授業に活かすのって、まさに至難の業。
NotebookLMは、あなたが集めたこれらの「情報の山」を丸ごと飲み込んで、まるであなたの個人秘書兼スーパーブレインみたいに動いてくれます。資料の中身を完璧に把握して、あなたが知りたいことを聞けば、その資料に基づいてすぐに答えをくれるんです。
じゃあ具体的に、教材研究でどう使うのが効果的なのか? 私のおすすめ活用術はこちらです!
全部お任せ!!指導案作成・スライド案・Kahoot!問題・音声概要まで:教科書を丸々読み込ませよう!

教科書をスキャンしたり、スクショ(デジタル版)したりして、PDF
データを作ります。分かりやすいように教育出版6年社会P12-29「憲法とわたしたちの暮らし」を例にしますね。モザイクだらけで意味和歌欄でしょうが、写真載せておきます。実物がある人は、用意してください。
注)NotebookLMは画像のPDFでも内容を読み込んでくれますが、画質が低かったり、図表が多かったりすると読み込まない場合もあります。できるだけ、高い解像度でスキャンしましょう。OCR対応のスキャナーで読み取ると資料としての精度も上がります。(Microsoft Office Lens,Adobe Scan等。)
1.NotebookLMを開き初期画面の「新規作成」をクリックします。
ここでつまずく人は、上のリンクから使い方を見てね。
2.ソースに教科書のPDFを追加する。
日本語対応した「音声概要」で、単元全体を外観

生成ボタンを押してみましょう。
数分待つとこの単元全体を見渡す音声が生成されます。
最初の部分だけ引用しますね。
話者1: こんにちは。 今回は皆さんが共有してくださった日本の教科書の抜粋から、えっと、憲法と政治の仕組み、その特に大事なところを一緒に見ていきたいと思います。この資料を読んでみると、日本の基本的なルール、特に憲法の三大原則っていうのがどう社会の基盤になってるのか、なんか改めて考えさせられますね。
話者2: ええ、そうですね。特に国民主権と基本的人権の尊重、それから平和主義。この3つの柱ですね。これらがまあどう連携して国会とか内閣、裁判所っていう統治機構とどういう風に関わっているのか。資料の図なんかも見ながらその核心に迫っていければと。
話者1: はい。 ではまず国民主権から。教科書には国の政治の最終的な決定権は国民にあるってありますけど、これは具体的にはどういう形で現れてるんでしょうか?
話者2: やはり一番分かりやすいのは選挙ですね。
話者1: 選挙ですか?
話者2: ええ。 国民が自分たちの代表、つまり国会議員を選びますよね。
実際の音声はこちら。聞いてみてください。
各時間の指導案を作ろう
チャット欄に次のような指示を入れます。
この教科書は2ページごとに1時間(45分)の授業を行います。 合計9時間になります。 2ページごとに区切り、合計9時間分の指導案を作ってください。
日本の政治のしくみ 教科書指導案
授業時間構成: 2ページあたり1時間(45分) 合計時間: 9時間
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【第1時間目】
対象ページ: ページ 12, ページ 13
授業時間: 1時間(45分)
主なテーマ: 日本国憲法とは ~国の基本的なルール~
ねらい:
・日本国憲法が国の最も基本的なルールであり、すべての法律のよりどころとなることを理解する。(以下略)
ポイント:憲法は、国の政治の基本的なあり方を定めたもの。
(略)
授業の流れ(例)
1.導入(5分): 「この時間の問い」にある「日本国憲法は、どのようなものなのだろう」を提示する(以下略)
2.ページ12・13の学習(30分):憲法が国の最も大切なルールであることを説明する。(以下略)
まとめ(10分): 日本国憲法は国の基本となるルールであり、国民の生活や国のあり方に関する大切な原則が定められていることを再確認する。次の時間で学習問題を作ることに触れる。(以下略)
【2時間目】
(以下略)
全9時間分を一気に作ってくれます。
丁寧に作りたい場合は、以下のように指示してみましょう。
22ページと23ページの指導案を作ります。指導案は 時間 学習活動 教師の働きかけ・支援 子どもの活動・予想される姿 評価 のテーブル形式で書いてください。
下のように作ってくれますよ。

授業用のスライド案を作ってもらおう
指導案に沿って、スライドを作る場合、枚数、入れる言葉、配置などを考えますね。そのアイディアももらいましょう。
一気に出すより、1時間ずつ作った方が、分かりやすいです。
P22~23の授業に使う授業用スライドを作ります。スライド案を提案してください。図や写真は教科書から入れるので、入れるものを指示してください。
以下の例のように出力してください。
スライド案:日本国憲法とその原則
スライド 1:タイトル
スライド案:国会のはたらき ~法律ができるまで~
スライド 1:タイトル 国会のはたらき ~法律ができるまで~
スライド 2:今日の学習
•前回の学習を振り返りましょう(憲法の原則と法律の関係)
•この時間の問い:「国会には、どのような役割があるのだろう」
•国会について、テレビなどで見たことがあることや、知っていることを話し合ってみましょう。
(略)
スライド 10:法律が身近な例
•私たちの暮らしの身近なところにも、法律で定められていることがあります。
•例:国民の祝日。法律で「国民の祝日に関する法律」という名前がついています。
•図や写真の指示:p.23にある「国民の祝日」のリスト
授業用のスライド作成については、別のAIを使った効率化の方法があります。またの機会に紹介します。
Kahoot!などのクイズ問題も作ってもらおう
クイズも簡単につくってくれます。Kahoot!に使ったり、上で作ったスライドに使ったり、振り返り用のフォームに入れてもいいですね。
P22~23の教科書の内容に基づき、小学生用のクイズをつくります。 4択で10問、教科書の内容から出題してください。
【第1問】 日本で、ただ一つだけ法律を作ることができる、大切な場所はどこでしょう?1 A. 裁判所 B. 内閣 C. 国会 D. 学校
【第2問】 国会では、選挙で選ばれた人たちが集まって、国民の暮らしに関わる大切なことを話し合って決めています。話し合って決めることとして、教科書に書かれているのは次のうちどれでしょう?
A. おいしい給食のメニュー B. 来年の夏休みの日にち C. 外国との条約の承認 D. 国会議員のお給料
【第3問】 国会は、話し合いをより慎重に進めるために、二つの部屋(グループ)に分かれています。この二つの部屋に分けて話し合うしくみを何と呼ぶでしょう?
A. 三権分立(さんけんぶんりつ) B. 二院制(にいんせい) C. 裁判員制度(さいばんいんせいど) D. 国民主権(こくみんしゅけん)
(以下略)
「解説を付けて」「穴埋め問題」などの指示を出すことにより、できる問題も違ってきます。ねらいに応じて、指示を出しましょう。
各時間の解説も「音声概要」で
先ほど解説した音声概要ですが、「カスタマイズ」で指示を加えることによって、特定の内容に焦点を当てて出力することができます。
新しく出力するときは、作った音声概要を必要に応じてダウンロードした後、削除します。そうするともう一度生成できます。
カスタマイズは、こんな感じ。

できたのがこれ。
話者2: こんにちは。 今日はですね、日本の政治の、まあエンジンルームとも言える国会と内閣について、えっとお手元の資料22ページと23ページですね。 これを元にその仕組みとか役割を一緒に見ていきたいと思います。
話者1: はい。
話者2: 政治って聞くと、なんか難しそうかなって思うかもしれないけど、大丈夫です。 今回は基本のキを分かりやすく解き明かしていきますよ。
話者1: ええ。 国の政治って、あの、一見遠い世界のようですけど、実は学校のルールとか、うーん、新しい道路ができるとか、そういう身近なことにもちゃんと繋がってるんですよね。
(略)
実際の音声はこちら。聞いてみてください。
授業のまとめでも使えそうだよね。
教科書のデータを入れるだけで、授業準備があっという間にできちゃいますね。どうですか?使ってみたくなりましたか。そんなあなた、いいですね。DXの見込みありです!!
続きも読んでみましょう。すぐには役立たないかもしれないけど、困ったときに何かひらめくきっかけになるかもだよ!
学習指導要領や文科省・教育委員会資料の「謎」を即解決!
あなたの困った
「この単元の目標、言葉が難しくてピンとこない…」
「解説書読んだけど、結局どういうこと?」
「この通知、意味不明!!」
NotebookLM活用法
学習指導要領、解説書、その都道府県や市の教育委員会からの補足資料などを読み込ませます。
「第〇学年〇教科の△△の目標について、具体的に教えてください」
「この目標を達成するために、授業で意識すべきポイントは何ですか?」
などと質問。
音声概要を作って、通勤時の車の中で聞いてもOKだね。通勤用に何本もつくっておくといいよ。
こうなった!
分厚い資料をめくる必要なし! AIが正確に資料に基づいて要約・解説してくれます。指導のブレが見えなくなり、自信を持って授業設計ができます。これぞ「深い理解」の爆速化!
複数の資料・ネット記事を横断して「いいとこ取り」!
あなたの困った
「この授業テーマについて調べたけど、資料によって書いてることが違う…」
「ネット記事や本、どれが一番分かりやすいの?」
NotebookLM活用法
集めた複数の参考図書の一部、信頼できるウェブサイトの記事、関連する動画の文字起こしなどをまとめて読み込ませます。
「これらの資料で共通して述べられている重要なポイントは?」
「子どもに教える上で特に強調すべき点は?」
「資料Aと資料Bで情報が違う箇所はどこ?」
などと比較・分析を依頼。音声概要を「カスタマイズ」して比較・分析を依頼してもOKだよ。これも通勤時に聞けるね。
こうなった!
自分で読み比べて整理する何倍も速く、効率的に必要な情報だけをピックアップできます。情報の信頼性を比較検討する視点も養われます。まさに「情報収集&整理」の革命!
難しい教育理論や最新の研究成果を授業に活かせる形に!
あなたの困った
「研修で聞いた新しい教育理論、すごく良いと思ったけど、自分のクラスでどう実践すれば…」
「この論文、面白そうだけど読む時間がないし、難しそう…」
NotebookLM活用法
研修資料のPDF、教育に関する研究論文、教育書の要約などを読み込ませます。
「この理論のポイントと、小学校(中学校)の教室で実践できる具体的な例を教えて」
「この理論を組み込んだ形で、指導案を書いて。」(←おすすめ)
「この論文の結論と、今日の授業に取り入れられそうなヒントは?」
などと質問。
こうなった!
専門的な内容も、自分の状況に合わせて噛み砕いて理解できます。学びっぱなしにせず、日々の授業改善にすぐに繋げられるようになります。先生自身の「学び」もDX!
授業で使う「説明」や「問いかけ」の引き出しを増やす!
あなたの困った
「この概念、子どもたちにどう説明したら一番分かりやすいかな?」
「授業で子どもたちに考えさせる『良い問い』が思いつかない…」
NotebookLM活用法
教材資料、指導書、子どもたちの興味を引きそうな関連情報などを読み込ませます。
「この内容を小学5年生に説明する際の、たとえ話をいくつか提案して」
「子どもたちが考えを深めるような、この単元に関する問いかけの例を複数出して」
などと依頼。
こうなった!
自分だけでは思いつかなかったような、新鮮で分かりやすい説明や問いかけのアイデアをもらえます。授業の引き出しが豊かになり、準備時間も短縮!
授業で使いやすい形で情報を整理・要約!
あなたの困った
「集めた資料、このまま子どもに見せても分からないだろうな…」
「授業中にパッと見られる、要点だけのカンペが欲しい!」
NotebookLM活用法
集めた教材資料や、授業の核となる情報を分析したものを「メモに保存」します。そのメモを「ソースに変換」しましょう。作成したメモ自体がソースになります。
「このソースを基に小学生向けに分かりやすく説明して」
「授業で使うための、箇条書きの要点リストを作成して」
などと依頼。
こうなった!
子どもたちに見せる資料の作成や、自分用のティーチャーズノートの作成がグッと楽になります。これは地味だけど超重要な「効率化」!
時短の強力な助っ人NotebookLM
どうですか?
いつもの「調べる」時間が、NotebookLMという強力な助っ人を得ることで、劇的に変わりそうな予感、しませんか?
教材研究が効率的になれば、それだけ子どもたちと向き合う時間、授業を練る時間、そして先生自身の休憩時間(これも大事!)を確保できるはずです。
これは、学校の働き方改革であり、先生の専門性向上であり、そして子どもたちへのより良い学びの提供に繋がる、まさに学校DXの小さな、でも確実な一歩なんです✨
NotebookLMは、教材研究以外にも、先生の様々な業務をサポートしてくれます。この力は、授業を担当する先生方だけのものではありません!
学校全体にかかわる管理職、養護教諭、事務職員も、日々膨大な情報と向き合っています。そして教育委員会の指導主事の方々も。
様々なデータ分析をどう効率的に、そして正確に処理していくか?
この後、何回か連載します。
情報活用や意思決定をどうサポートし、学校運営のDXを後押しするのか! 具体的な事例をこれまた面白くご紹介していきます。
次回は、管理職、指導主事編としましょうか。
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