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子どもの心を不意に傷つけたときに:やってみた5つのステップ

昨晩、息子(10歳)を激怒させてしまいました。

きっかけは、大人の視点では些細なことで。

最近2人でDuolingoという学習アプリに取り組んでいて、息子は英語その他、私はイタリア語と韓国語をやっているのですが、夕食後、そのアプリを息子がなぜかママ(私)にやってほしいとのことで、

「じゃあ、19時半からやるね」

と私は言って、息子がタイマーもセットしてくれたのですが、ちょうど他の作業がノッてきてしまい…

息子もアニメ動画を楽しそうに観ているし、もうちょっと作業いいかな、と続けてしまったところ、アプリの開始が20時半近くになってしまっていたのでした。

それを知った息子は、ショックを受けたようで、

「ママ、ヒドイ!!!!!」

大声で泣き叫んだり、宙を殴りつける仕草をしたり、そこまで怒る??とビックリするほどの反応の強さ。

なぜそんなにママにやってほしかったの?と理由を訊ねたところ、19時半に開始すれば、そこから何十分間XPと呼ばれるポイントが普段の「3倍も」ゲットできたそうで、それをママに体験してほしかったとのこと…

私としては、XPポイント3倍のことなんて知らなかったし、時間が遅くなったけど今やろうとしてるし… と言い訳もしましたが、

息子から
「心の傷になった」
と一言。

よく聞いてみると、
・ママは約束を守ってくれると信じていた
・それなのに、時間を1時間も破られて、裏切られた気持ちになった

とのことで、

それは、心を傷つけてしまったママが本当に悪かったよ…ごめんね。と、その後はとにかく謝りました。

息子と時間をかけて向き合い、眠る頃には、本人の気持ちもだいぶ落ち着いたようです。

翌朝は「ママー!」と普段通り声をかけてきてくれているので、回復に向かっているとよいのですが、軽く見過ぎず、この先しばらく様子を気にかけて行きたいと思います。

子どもに「心が傷ついた」と言わせる状況は、絶対にない方がよいですね。

ですが今回の私のケースのように、大人側にとって些細なことでも、子どもにとっては一大事、ということは十分あり得ます…。

反省と共に、今回自分が取った行動を、備忘録としてもまとめておきたいと思います。

① なぜ子どもがその感情を抱いているのか、理由を確認する

最初はワチャワチャしていて、なんでそんなに怒ってるの??と聞いても、自分も多少は感情的だし、息子の方もすぐには言葉にならなかったのですが、落ち着くのを待って、少しずつ聞いてみました。

「何が一番いやだったの?」
「もしかして、(予想をつけてみて)こういうこと?」

ちゃんと話ができるまでに、時間はかかりましたが、わが家では日頃からよく会話をしていることもあり、少しずつ話してくれました。

② ひたすら謝る

私の場合、状況はどうであれ、自分の行動が子どもの心を傷つけたとはっきり分かったので、とにかく謝りました。

「大したことではないけれどね」とか、「あなたも、約束しても破っちゃうことたくさんあるよね?」とか、言い訳的な台詞も頭の中に浮かびますが、それを挟んでしまうと、心から謝る効果が薄れてしまうように感じます。

「ママが悪かったよ。ごめんね。」
「心を傷つけちゃったんだね。本当にごめんね。」

と、何度も何度も、謝り続けました。

③ 心も体も一緒にいる

こういう時は、早く落ち着かせようとか、もう遅いから寝なくちゃとか、時間を気にすると良い方向に進まない気がします。

心がゆったりと一緒にいられるよう、そして体も、息子がそばに来てくれたので、くっついたり、頭や背中をさすったり、お互いが安心していられるような体勢でいました。

”そばにいる”という感覚があると、気持ちも少しずつやわらぐ気がします。

④ 子どもを大切に想っていることを、改めて伝える

息子がかなり落ち着いてきたところで、

「あなた(実際には名前を呼んで)をいつも大切に想っているよ。あなたを傷つけたい気持ちは全くない。だけどママは完璧な人じゃないから、失敗しちゃう時もあって、今回はごめんね。」

と改めて伝えました。

私はよく、自分の意図が息子に伝わっているのかを確認したくて、質問をするのですが、

今回も
「ママがあなたを傷つけたり、意地悪なことをしたいと”思ってはいない”って、知ってる?」と聞いたところ

「知ってる」
と答えが返ってきて、少し安心しました。

⑤ 学んだレッスンを、一緒に振り返る

寝る前には、息子もおだやかになってきていたので、この経験から学べることと、私としては気になることも伝えました。

まず、なぜ相手にそうしてほしいのか、理由がわかると相手も行動をしやすくなるとうこと。

今回はXPポイント3倍ゲットという、私からしたらどちらでもいいことにしても、それを息子が大事に考えていて、かつ時間制限のあるものだと説明してもらっていたら、自分の作業を中断してでも約束を守ってアプリに取りかかったと思うんです。

同じような状況は、日常の他のことでも起きているね、だから相手に理由を説明することは大切だね、という話をしました。

もう一つは、息子が大声で怒り散らしたことです。

今は子どもで、相手が母親の私だから許されるかもしれない。

けれど、
大人になって、例えば奥さんが気に入らないことをしたからと怒りまくったり、相手が悪いことをしたんだから怒鳴っても仕方ない、と考えるようになってはいけない、という話をしました。

何をいやに思うかは人によって違う。だから、日常の範囲で、相手の行動が絶対に「悪」ということはほぼない。むしろ大切なのは、いやなことに直面した時に自分の感情にどう向き合きあって対応するのか、感情をただ爆発させるのか、感情はあるけれど冷静に言葉にして、自分にとってはこれがいやなんだと伝えられるようになるのか。そこが人間力の違いになるんだよ。

そんなことを、伝えました。

ママの話も長いので、段々と眠気が誘われたでしょうが(苦笑)

「そうだね、わかった」

と言ってくれて、その後はぐっすりと眠りについたようです。


私たち親子は毎回こんな感じで、何かあるたびに「対話」を重ねています。

私の反省点は山ほどあるのですが、それでも息子が小さい頃からこうして向き合い、日々のコミュニケーションが土台となって、何かあれば時間を取って話をしてきているので、信頼のベールがかなり厚い層になってお互いの間にできているのを感じています。

なので今回も、大丈夫かな…?

何気ない日常の、お恥ずかしい一コマですが、何かの参考になるようでしたらとても嬉しく思います。

お子さんとぶつかり合ったり、不本意ながらもお子さんの気持ちを傷つけてしまったことはありますか?

その時は、どんな風に向き合われましたか?

もしよかったら、コメントでお聞かせくださいね。

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川上 亜希子 |  かわかみあきこ 応援いただけたら、とってもうれしいです!