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ARE YOU オムレツ派? 目玉焼き派?

わたしは断然オムレツ派です。
なんといっても、オムレツは汎用性が高い。

シンプルな王道オムレツ。
卵液に少しの牛乳、少しの塩を加えて、熱々に温めたフライパンにバターをジュワッと落とし、溶け切らないうちに卵液を注ぐ。
卵液の周囲が固まってきたら、手際良くラグビーボール型にまとめてハイ完成。
生の刻んだパセリを入れると、なぜかわたしは郷愁に誘われる。

ふわとろスクランブルエッグもいい。時間がない朝などは、ジュワッと一気呵成に仕上げて、各自のお皿にどんどん盛り付けていく。

栄養価を上げることもできる。
野菜の端材やじゃがいも、残り物のハム、ウインナー、気分が乗っているときはチーズなんかを卵液に放り込んだら、スパニッシュオムレツ風の出来上がりだ。タンパク質とミネラル類を同時に摂取できるので、母親としての任務を全うしたような気分になる。

しかもスパニッシュオムレツ風は、夫のお弁当の彩りにもなるという優れもの。卵焼きをつくる手間が省けて、朝から母ちゃんご機嫌だよ。

ところが。
小3の息子・ともまるはオムレツがどうにも苦手らしく、「ともくんは、目玉焼きがいい!」と主張する。
朝のテーブルにオムレツが並んでいると、「オムレツ〜〜〜〜〜?」と不機嫌に唸り、そればかりか、ガチで食べない。
「何がそんなに嫌なのか」と問うても、
「え〜、なんかぁ、なんか嫌い」とボヤッとしたことしか言わないので、イライラする。

しかし、息子が不機嫌になると超面倒くさいのだ。自分がイライラする方がまだマシなので、朝食で卵を使うときはもっぱら目玉焼きである。

この目玉焼きというのが、あまりバリエーションがない、というかベーコンを添えるぐらいしか思いつかないのですが、何か間違っていますか?

せいぜい、黄身の硬さをアレンジするくらい。
個人的にトロトロは苦手だし、かといってガッチガチに固まった、下手したら蒸せ返るほどにボソボソした黄身もあまり美味とは思えない。

サニーサイドアップと呼ばれる、半熟に近い状態の仕上がりが好ましい。だから、いつも火加減に気を遣う。

目玉焼きの場合、「どんな調味料をかけるか」も話のネタになったりする。
わたしの場合は実家が「塩だけ」目玉焼きだったので、醤油をかけるだのソースをかけるだのを耳にすると「へ〜」と目を丸くしたものだ。

オムレツ嫌いの息子のせいで、我が家の朝食からオムレツが消えた。ただでさえレパートリーが少ないのに、どうしてくれようか。
ところがある日、突破口が見つかった。オムレツをパンでサンドしたところ、息子は「おいしい」と言って頬張ったのだ。
「オムレツだよ?」と念押ししても、
「でも、美味しい」という。
ちょっと意味がわからない。

わからないが、オムレツが並ぶ朝の風景を諦めずに済みそうだ。オムレツを食べたくなったら、息子にはオムレツサンドイッチを用意すればいい。

ところで、「タマゴサンドイッチ」というと、どんなものを思い浮かべますか。
一般的にはゆで卵を潰してマヨネーズで和えたものをサンドするイメージがありますが、関西ではオムレツや厚焼きたまごをサンドする文化があります。京都ではだし巻き卵のサンドイッチが名物だったりしますね。
こちらに関しては、わたしは両方に軍配を上げます。

ニワトリさん、いつもありがとう。

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