舞台『らん』終演
舞台『らん』

とにかくまず最初に言いたい事は
「本当にありがとうございました。」
素晴らしい作品に呼んでいただいて、高みを目指す最高の仲間(キャスト)と一緒に出来て、役者に最高のパフォーマンスが出来るようにと制作体制を整えてもらって、安全を袖から見守ってくれて、作品の世界観を何倍にもするために音を出し、声を拾って、照明を作って、当ててもらって、贅沢で最高の生演奏で、沢山の人が見にきてくれて、その見にきてくれた人をロビーで迎えてもらって、最高の拍手を頂けて。
こんな贅沢な場に立たせてもらって
「本当にありがとうございました。」
千秋楽の次の日は、だいたい燃え尽き症候群になりがちです。w
まぁ無理もないですよ


劇場では、



そりゃ燃え尽きますw
やっぱり…役者は楽しいな。
そして、悔しい。(これはポジティブな意味ですw)
僕は役作りをする時に、役をどれだけリスペクトし、愛せるかがとても大切だなと思います。自分と違う人間なわけなのですから、自分の感覚を横に置いといて、どれだけ役の気持ちで考えられるかが大切だと思っています。
今回、僕が演じていた役『二影』という役は
元は百姓で、現在は殿の護衛として城につかえています。城のなかでも、何か粗相があればいつでも殿の一言で自分達の命も落としかねない。
そんな城のしがらみの中、唯一自分達を1人の人間として見てくれている

そんな彼女の強さに、優しさに触れる事で、劇中の中にある台詞

月影様のために死ぬものなり」
死ぬ間際のラストの殺陣シーンでは

この台詞が重たくなる。
この言葉が出るって…どんな時代でどんな生き方をして、何を考えていたんだろう。
誰かのために本気で生き、本気で守り抜く。そしてその人のためならば命をも惜しまない。
そんな生き方をしている『影』という役に、リスペクトと愛しかなかったです。
秦さんの描く台詞はとてもパンチかあり、重たく、説得力があります。この令和の時代に、日本という平和な国で産まれた自分達には想像する事しか出来ませ。
だからこそ、この時代の背景がよりリアルに、輪郭がはっきり見えてくるためにも、どうしたらこの台詞に説得力を出せるかを大切にしました。
だから役者としてこれからも、どれだけ自分を見てもらえるか、どれだけ爪後を残せるか、どれだけ結果を残せるか…
これもとても大切だけど
見にきてくれるお客様のために。
脚本家・演出家の伝えたい事のために。
一緒に芝居をする相手のために。
誰かのために。
芝居を出来たらいいなと思います。
またこの場所に戻って来れるように。喜びも悔しさもバネにして精進したいと思います。

改めまして


