mRNAワクチン問題を理解する

AKIRAです。
ちょっと気になることについてお話しします。


mRNAワクチンは公衆衛生として認められるか?

結論、無理です。

理由をお話しします。

前提その1:公衆衛生学は国民の健康増進を前提とする活動概念である

mRNAワクチンの弱点に関して、私の記事で何度も記述している通り。
そもそも発現制御の利かないシロモノに細胞障害性を見出さない研究者はいません。・・・というか、それを見落としている時点でモグリです。

むしろワクチン接種に関する被害調査、およびその実態の究明が公衆衛生で求められる本来の活動内容です。
何度も言っていますが、分子生物学的にmRNAにはそのコンセプトに致命的な欠陥があります。およそ、技術として運用するには至っていない未熟な技術です。そのようなガタガタコンセプトの技術をあまつさえ、公衆衛生として利用するなど、愚の骨頂。

発現制御の利かない設計、合成される抗原(スパイク)の有害性に関する報告。
いずれも現段階で十分に議論できるだけの情報があります。国民の健康を損なう可能性のあるものなのに、どうして公衆衛生で負の要素ではなく、正の要素として扱うのでしょうか。

前提その2:科学的安全性は統計学的手法によるもので担保されない

「死者は少ない」「打たなければもっとひどかった」「重症化予防に役立つ」

全部無意味です。
一つ目はそもそもそんなことは議論の対象じゃないし、むしろ死者が増えたら議論を待たずに中止です。二つ目は、「世界がmRNAワクチン接種を利用しなかった世界線」を用意できない限り、科学的再現性が取れないため机上の空論です。三つめは、「重症化」の定義があいまいすぎて話にならない。発熱して肺炎になる臨床像のことを言っているのなら、コロナ株による病態像の違いを理解できていない証拠なので、そもそも話の前提に立てていません。第一、公衆衛生を語るのであれば、ワクチンに求められるコンセプトは最低でも「発症防止」です。

さて。
これらすべての「言い訳」に共通しているのは統計学による数字マジックの暗示性が強いということ。
いわゆる「数字はうそをつかない理論」です。

何が言いたいのか、ということですが、数字が嘘をつかなくても数字を使って嘘をつく人間はいる、という話です。トランプや花が出てくる棒、ハトが出てくるシルクハット、人体がちょん切れる箱それぞれに「ウソ」はなくとも、それらを使ってタネや仕掛けを施すマジシャンはいます。
数字マジックと呼称したのはそういうことです。

科学的大前提を無視した統計マジックを、一般の方が看破するのは非常に難しいです。極論、ちょっと難しめの統計解析処理をしていれば、あまりにも畑違いの専門から遠く離れた人間にとってみれば、「高度な科学的解析が行われている」という認識でしかありません。
その「高度な科学的解析」が見かけ上の信用を与えてしまうのです。

ゆえに、多少コンセプトガタガタでも統計学上の解析結果一つで話が通ってしまう。そして、それが「科学的信用を担保してしまう」という暗示です。

ものすごく大事なポイントが見逃されている

どうしてか、mRNAワクチンを公衆衛生上の必須な感染対策手法として認識している方が多い印象ですが、逆に聞きたい。

mRNAワクチンが公衆衛生の有効な手段とする明確な根拠はなんですか?

よろしいでしょうか。そもそも、流行型のRNAウイルスに対するワクチンとして、抗体価を増加させるかどうかの能力は、この際最重要項目ではありません
抗体は細胞内を貫通するわけではないので、ウイルスの体が作られていない状態ではいくら抗体価を高めても意味がないのです。

それならば、細胞性免疫のほうが重要なファクターになりますが、IgG4の発現レベル上昇というmRNAワクチンの明確な表現型が確認されている以上、細胞性免疫の増強を期待することはできません。加えて、自然免疫系に対する明確な負の作用に関する報告もあります。(詳しくは、私の記事の「基礎免疫力」https://note.com/akira515/n/n6e02c3c7a055をご覧ください)

これらの免疫学的な知見がなぜか無視されており、論文という媒体を使って抗体価の増加というミスリードを起こしているわけです。

信頼の喪失がレプリコンデマを引き起こす

増幅されたRNAアンプリコンがシェディングによって他者へと感染し、打ってもない人がワクチン由来のスパイクを発現するようになる。

遺伝子工学や分子生物学、生理学などの分野をしっかりと勉強していればこんな発想にはそうそうなりません。
加えて、もしこれが本当にそうなら開発にかかわった人たちは今頃致死的な量のRNA暴露を起こしていることになり、現実で起こっていることと符号が合いません。

しかし、ヒトは頭ではわかっていながらも、そのことから目をそらしがちです。私は、こういう風潮がはやるのはそうなるなりの理由があると考えています。
その理由が、「信頼の喪失」です。

もし仮に。
最初からmRNAワクチンの持つ問題点、懸念点をしっかりと検討していたら?市場へ流す前にそれらを国民に説明していたら?

『現在、コロナウイルス感染症の大流行により、取れる対策は限られていますが、mRNAワクチンの利用を検討中です。mRNAワクチンとは、・・・・・・・というもので、~~~~という利点と××××××××というリスクが指摘されており、専門家の中でも判断が難しくなっております。接種の際は、慎重に検討されるようよろしくお願いいたします。』

こんな感じでしっかりと広報をやっていれば?

もしかしたら、今の一般世論の考え方は、もう少し違っていたかもしれない。レプリコンに対する見方も反応ももう少し違うものになっていたかもしれない。
わざわざ検討の余地があるかもわからない機序を一から考える必要もなかったかもしれない。

そう、レプリコンを含めた反ワクチン側のトンデモ理論は、mRNAワクチンに強い疑義を持つ人間によってもたらされたものではなく、「説明すべきことを説明しなかったことによる不義理が起こした致命的な副作用」なのです。
根幹部分に致命的な問題を持つmRNAワクチンの次世代を担うであろうレプリコンをmRNAワクチンに拒否反応を示している人間が受け入れるわけがない。その拒否反応こそが「信頼の喪失」の表れであり、原因を作ったのは、mRNAワクチンの接種運動そのものです。
問題のあるものを何の説明もなく打たせた。その反動による化学反応が「過激な反レプリコン運動」です。

騒動を収めたければ、最低限の説明を

結局は、この一言に集約されるかと。

mRNA残存に関する報告も厚生労働省はサボっているようですしね。
「mRNAはすぐに分解されるため大丈夫」とか言っておいて、一方では「抗体を誘導するための抗原を作るためにはmRNAが細胞内に導入される必要がある」なんていうダブルスタンダードを平気でかます連中です。

「導入された後、過不足なくスパイクを合成して即、寿命により退場」なんて都合のいい話をどうして信じるのか。
研究者を馬鹿にしすぎです。

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