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【note創作大賞】AIの進化を疑うAI初心者がnoteのAIアシスタントとChatGPTを使う - 執筆アドバイスを求めた結果

note創作大賞の応募締め切りまであと数時間。
小説部門での応募は間に合わず、いまだ創作に自信が持てない自分が、小説を書いている中で試しにAIの力を借りてみました。ChatGPTとAIアシスタントを両方使ってみた結果をまとめてみます。


AIを使ってみようと思ったきっかけ

AIは仕事で若干活用していますが、ほぼ初心者。AIの話題はちらほらと耳にするものの、チーム内の共有や雑談などから、仕事ではAIを少しずつ活用しようと思えるようになりました。
仕事以外では興味がまったくわかなかった自分が、AIに頼ろうと思ったきっかけはある動画でした。

動画を見て、使い方の工夫は必要だと感じましたが、創作活動の手助けをしてくれる期待感がありました。そこで動画で紹介されている、ChatGPTから使ってみようと思いました。

ChatGPTでやってみたこと

まず最初に映画の原作になる話のイメージを、ChatGPTに聞いてみました。具体的な俳優さんの名前も入れつつ、男性二人のバディものをテーマにしたいと伝えて、いくつか提案をもらいました。タイトルやキャッチコピーについては、いいところを突いてくる。自分もこれは使いたい、というものばかりで今でもメモを残しています。

次に、創作大賞向けに執筆を始めていたTalesにある物語の冒頭をChatCPTに読ませてみました。3000文字越えの内容を見てもらいましたが、アドバイスは的確なところもあれば、意図と異なるものもあり、取捨選択が必要だなと感じました。
例えば、「冒頭がやや淡々としていて、感情のうねりが伝わりづらいかもしれません。」というアドバイスが上がってきたのですが、感情的なキャラクターではないので、直し方を悩みました。キャラクターの背景などを説明したうえで改めて読んでもらったところ、イメージに近いアドバイスが来たものの、どこがずれている印象がありました。特に主人公については感情表現について、「主人公の内面を“動作”に投影」「内面の“過去の記憶”で揺らす」「視線の動き」というアドバイスをもらいました。
その中で「視線の動き」だけを採用しました。「目は口ほどにものをいう」ことわざを思い出したことが決め手です。それ以外のアドバイスは別の章で書こうと思っていた部分だったため、無視しました。
また、「冒頭のとあるシーン周辺(抜粋+改稿)」と投稿された部分で、改善提案としてもらった「 感情の“にじみ”方をもっとさりげなく。」については、想像した内容からは改稿案にさりげなさが感じられず、自分は採用しませんでした。
この物語については、3回ほどのラリーで終わらせました。その中でChatGPTが考えたアドバイスをもとに改訂された案ももらいましたが、なぜか「全体改善ポイントまとめ(長文のまま投稿できないため抄訳)」とあったため、無料版ではChatGPT側からの投稿は読ませた文の半分くらいが限界なのかな、というのが学びでした。AIに相談しても最後は自分で考えろ、ということなのだと感じました。

noteのAIアシスタントはどうだろうか?

並行してnoteのAIアシスタントの存在を思い出し、同じ物語のタイトルと冒頭部分を同じように読んでもらいました。
タイトルは最初に自分が考えていた内容より、インパクト勝負のキーワードが多く、ちょっと違うんだよなーという印象が強かったです。もらった候補を参考に、キーワードを組み合わせて直したところ、『読者の興味をひきます』ともらえたのでよかったなと思いました。

次にタイトルとあわせてその先の流れを伝えた上で冒頭部分を読んでもらいましたが、ChatGPTと同じアドバイスも2つほどありました。「文体のテンポ」と「主人公の描写」です。このアドバイスに関連して「全体的に地の文が少し多いかもしれません。会話や行動描写を増やすことで、物語をよりダイナミックにすることができます。」ともらいました。ダイナミックな内容という言葉に、読者ってそんなに主人公に激情を求めているものなのか?と疑問に思いました。もう少しドラマチックに演出してもいいともあったので、AIは劇的展開がお好きなのか?という印象を持ちました。

ただ、とあるキャラクターの表現については、自分では思いつかなかったものを提案してもらったので、その文章をもとに自分なりに考えなおすことにしました。書いてはAIアシスタントに投げてまた書き直す、ということを繰り返すこと数十回。やっと自分が読んでも少しは楽しめるかな、というレベルの内容にたどり着きました。
ChatGPTのアドバイスより、AIアシスタントのほうが『書くこと』に特化したロジックが実装されているんじゃないかと思わせる内容で、自分の文章を考え直すヒントは多くもらえた気がします。

AIアシスタントをもう少し使ってみよう

おそらくChatGPTもAIアシスタントと同じような聞き方をすれば、もう少し自分に響くアドバイスがもらえたかもしれません。ChatGPTとAIアシスタントを比較して、自分のイメージと相性がよさそうなのはAIアシスタントの方だと感じました。

それじゃ次にこんなことをやってみようと思いついたのが、過去に書いた簡単レシピ記事のタイトルの見直しです。
自分なりに読まれるテーマを扱ったのに、アクセス数が予想の半分以下だったものについて、AIアシスタントの力を借りてみようと思いました。記事を公開した当初はあまり長いタイトルは読まれない、という先入観があり、シンプルなタイトルにする傾向が強かったのです。シンプルイズベストというバイアスがあったのかもしれません。

アクセス数が少なかった記事の中で地味に読まれたいものに対して、ほどほどのタイトルを考えようとしても、元の案を覆すようないいタイトルが思い浮かばず、AIアシスタントにいくつか提案をもらいました。例えば、「ちょっとチートな釜玉うどんを作ってみた」という元タイトルを見てもらいました。「【時短レシピ】レンジで簡単!ちょっとチートな釜玉うどん」や「【アレンジレシピ】いつもの釜玉うどんに飽きたら!ちょっとチートなアレンジレシピ」などをもらったのですが、なかなかいいところをついているようで、やっぱりちょっと違和感がある。ほかにもらった提案の中で使えそうなキーワード(ちょい足しや倍増)をミックスして、アドバイスもできるだけ受け入れるようにして考え直すこと数時間。自分なりに納得のできるタイトル「【ちょい足し革命】粉チーズと鮭節で美味さ倍増!リピ確定釜玉うどん」が出来上がりました。「リピ確定」という言葉を入れたのは、実際に何度も同じレシピで食べ続けた事実を伝えたくて、自分が勧めたいレシピだというアピールになると思ったからです。
新しいタイトルに合わせたヘッダー画像に変更し、公開してみて数日。
公開から約1年半が経ち、地味ーにアクセスがありました。SNSでの拡散を求めない以上、及第点かなと地味に喜んでいます。

結論:基本はAIアシスタントを使ってみることにした

使い方次第だとは思っていますが、ChatGPTとAIアシスタントでは差がなさそうでありそう。個人によっては相性はあるというのが自分の結論です。
どちらも似たようなアドバイスはあるものの、AIアシスタントはnoteの中の一部のように見えていて、創作活動に特化したAIなんじゃないかと感じています。(あくまで個人的想像です)
自分にとっては、AIアシスタントの客観的なアドバイスをもらうことで、創作活動の助けになっている部分が多い気がしています。特にタイトルの見直しや、文章としてどこがおかしい部分なのかを具体的に指摘してくれます。ChatGPTも具体的なアドバイスをくれますが、改稿の提案については、自分のイメージにより近いAIアシスタントを中心に使ってみようと思いました。もちろんChatGPTにもいいところはあり、ChatGPTでは話の流れや物語を書く上での注意点を聞き、具体的な文章表現をAIアシスタントにお願いしています。

おかげでnoteでまた記事を書こうという気持ちがちょっと戻ってきました。
AIアシスタントを活用して、年数本程度だった記事を2か月に1本投稿することを意識して、創作活動を続けようかなと思います。
以前AIが書いた文章や論文について、賛否両論が起こった記事を読んだことがありますが、個人的にはAIもうまく使えば悪くないし、最後は自分の言葉を信じようと思いました。

最後に

去年の失敗を今年に活かそうと、早い段階から準備はしてきたのですが、いざ作品を書き始めたところ、どうもしっくりきませんでした。
4月に突然降ってきたアイデアをノートにメモ書きを残し、プロットを作り、結構な長編になりそうだと自分の中で勝手に期待を膨らませていた…のですが、何度読んでも「結局読まれないんじゃないかな」という不安ばかりが先行して、書いては消し、消しては書き、を繰り返すこと数ヶ月。
AIの力も借りて、冒頭部分だけはなんとか書き終えました。

『自分の読みたい作品』をモットーに書き始めたはずなのに、書いていて楽しいという感情も、読み直してワクワクする感情も起こってこない、という現実に打ちひしがれました。6月から7月中旬まで仕事が忙しかったので、創作時間が取れなかったことが原因で、今年も小説で創作大賞に応募することを諦めました。

諦めたとはいえ、そのおかげでこの記事を書くことができたともいえます。AIに自分が書く文章の悪癖を的確に指摘してもらい、AIも少しは使えるようになったかなと思います。
また去年とは違い、AIのおかげで少しは書くことに対するモチベーションが少し保たれている気がしました。AIに文章を見てもらうことで、自分では気づかないミスや的確な指摘と言葉ももらえるので、以前より読みやすい文章になっているといいなと思っています。

構想から約10年をかけて小説を発表した彼にあやかって、地味に創作活動を楽しめるように、ちょっとずつ書き続けようと思います。


ご精読いただき、ありがとうございました。


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