ソーセージ座流星群【毎週ショートショートnote】
「神よ、お目覚めを。今宵は星流しの日にございますれば」
「またか! 先月もやったばかりではないか」
「御意。ですが宇宙は広く、星の数は無限大。それと言うのも、あなたさまが調子に乗って……」
「判った判った。やれやれ」
「ご慎重に、我が神。前回も、しし座流星群のはずが誤ってこぐま座に……」
「判っておる! 今度は大丈夫だ。そらっ!」
威勢のいい声とともに、銀河サイズのかごの中身が宇宙空間にぶちまけられた。
「あーっっっ!!! 何をなさるのです、我が神! 流すのは星ですよ!」
「あ、間違えた」
***
「シャウ兄ちゃん、見て! 空からソーセージが降ってきた!」
「危ない、エッセン! よけろ!」
丸々としたソーセージが夜空から降ってくる。どれも大気圏突入時の摩擦で熱々だ。二人は慌てて木の陰に飛び込んだ。
「天の神様が間違えたのかな、シャウ兄ちゃん」
「さあな。とにかく拾おうぜ」
***
「もう、だから言ったのに! 何でソーセージなんてばらまくんです!」
神は決まり悪げに頭を掻いた。
「まあいいだろ。どうせ今夜の流星群はふたご座なんだから」
(449字)
*増長晃さんのコメントからヒントをいただき、一部修正しました!
増長さん、ありがとうございます!!
【あとがき】
ソーセージが大好きな秋しばです。でも実を言うと「シャウエッセン」より「御殿場あらびきポーク」派です(笑)
*この記事は、以下の企画に参加しております。
【宣伝、失礼します】
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昨年の創作大賞2025入選作! 今年の創作大賞2026に参戦される皆さま、叩き台にいかがでしょうか(笑)
よろしくお願いいたします!!
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