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空き家で民泊は本当に儲かるのか?三木町のイベントで見えた「リアルな話」

空き家活用で「ゲストハウス」や「民泊」は、最近のインバウンドの影響もありしばらくはメインといってもいいですね。
コロナ前の相談は、カフェなどの飲食系が多かったですが…。

という事で、今日は「空き家を使って民泊を始めたい」と考えている方に向けて、ちょっと面白いイベントの話をしながら、民泊開業のポイントについて書いてみたいと思います。

「空き家×民泊」ってうまくいくの?

先日、ぼくの地元でもある香川県の三木町の旧家「渡辺邸」で、民泊について理解を深めるイベントが開催されました。
住宅を活用して旅行者に宿泊サービスを提供する民泊。
これ、空き家ビジネスの中でも特に注目されている分野なんです。

でもね、ぼくがよく聞くのは「民泊って儲かるんですよね?」という声です。

確かに、インターネットを見ると成功事例が目立ちます。
「空き家が月20万円の収益源に…」なんて記事、見たことありませんか?
でも、本当にそんなに簡単なんでしょうか…。

「とりあえず民泊」の落とし穴

「空き家があるなら民泊をやればいい」というアドバイス、これはぼくも選択肢の一つとしておすすめはします。

賃貸に出すよりも柔軟性があるし、インバウンド需要も戻ってきています。理屈で言えば、とても合理的な選択肢なんですよね。

でも、実際に始めようとすると、いろんな壁にぶつかります。

法律の問題。
これがまず大きいです。住宅宿泊事業法(民泊新法)に基づく届出が必要だったり、旅館業法の許可が必要だったり。
ざっくり言うと、「ちゃんとルールを守って営業してくださいね」という国のお墨付きをもらう必要があるんです。これが意外と面倒くさい。

最近では特に「近隣住民への説明や配慮」が結構なハードルになっているんです。

さらに、消防設備の設置、清掃やゲスト対応の手配…。

やることが山ほどあるんです。

「でも、やってみたい」という気持ちは大切にしたい

とはいえ、ぼくは「民泊はやめておけ」と言いたいわけじゃありません。

むしろ、空き家が、旅行者にとっての素敵な宿泊体験の場になる。
これって、地域にとってもすごく価値があることだと思っています。

観光客が増えれば地域経済も活性化するし、何より「この古い家、また人が使ってくれているんだ」という安心感は、地域の人たちにとっても大きいんです。

実際、三木町で開かれたイベントのような場では、「どうやって始めればいいの?」という具体的な疑問に答えてくれます。

旧家を実際に見ながら学べるのは、頭の中でイメージするよりずっと分かりやすいです。

大事なのは、「儲かるから」ではなく、「この空き家をどう活かしたいか」というビジョンを持つことじゃないかと、ぼくは思うんです。

民泊開業、まず何から始める?

じゃあ具体的に、どこから手をつければいいのか。

まず最初にやるべきは、物件の状態確認です。
構造的に問題はないか、水回りは機能するか、電気設備は安全か。
これをチェックせずに「民泊やります!」と言っても、結局後で大きな出費が発生します。

次に、法的要件の確認。
あなたの物件がある地域で、どんな許可や届出が必要なのか。自治体によってルールが違うので、必ず地元の窓口に相談してください。
ここを飛ばすと、せっかく準備したのに営業できない…なんてことになります。

それから、ビジネスモデルの設計。
年間何日稼働させるのか、宿泊料はいくらに設定するのか、管理は自分でやるのか委託するのか。
エクセルで簡単でいいので、収支シミュレーションを作ってみることをおすすめします。

最後に、地域との関係づくり。
これ、意外と見落とされがちなんですが、めちゃくちゃ重要です。
近隣の方に「こういうことを始めます」と事前に伝えておくだけで、トラブルを避けられることが多いんです。コンビニができる前に、周辺住民に説明会をするのと同じ感覚ですね。

「完璧」を目指さなくていい

ここまで読んで、「うわ、やること多すぎる…」と思ったかもしれません。

でも、最初から完璧を目指す必要はないと、ぼくは思っています。

小さく始めて、やりながら学んでいく。それでいいんです。
最初は年間数日だけの営業でもいいし、友人や知人に試しに泊まってもらうところから始めてもいい。

大切なのは、その空き家に再び息を吹き込むことです。

民泊という形であれ、他の形であれ、「この家をどう活かそうか」と考えている時点で、あなたはもう一歩を踏み出しているんです。

というわけで

空き家で民泊を始めるのは、決して楽な道ではありません。

でも、不可能でもありません。
そして、うまくいけば、あなたにとっても地域にとっても、とても意味のある取り組みになります。

もし興味があるなら、まずは三木町のイベントのような学びの場に参加してみてください。
実際の物件を見て、先輩の話を聞いて、「自分にもできるかも」という感覚を掴むことが、何よりの第一歩です。

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