思考で守る私、思考にバイバイ
思考、思考、思考・・・。
考えてますねー
簡単な質問でも考えすぎる性格です。
「もっと簡単に」とか
「それって一言でいうと?」とか言われがち。
でも私、思い出したのです。
<思考しないでいられる状態が最強>であったということを。
考えすぎて身動きが取れないという言葉にピンとくる方、必読ですよ!
考えるな、感じろ!とはよく聞く言葉ですが、人間は考える葦、感じる心を少し開くことはできても、考えることを放棄することは難しいですよね。
役者は考えることと感じることを半々でこなすことができるそうです。
私は考えすぎて、目の前で起きていることに反応できなくて、
なかなか「いい役者」になれないなあと。思っていたところで。
キャリアコンサルタントの傾聴という訓練を受け、自分の感じる心には嘘をつかずに、相手のお話を全力で聞く、お話しの展開なぞは気にしない。というか放っておいても人間は無意識にまとめ上げ・考えるので、聞くに全振り、考えるを放棄するくらいがちょうどいい!
というところにたどり着きました。
そこへ次のステップがやってきたのです。
久々に会った芝居の師匠と仲間が言いました。
「思考できないお題をやろう」
思考できないお題!!!??
えっ何それ、思考することで自分を守っている私たち人間が思考を放棄することができるお題なんてあるの??
「例えば・・・家電になってみるとか」
え!!!!!
「冷蔵庫になってくださいとか」
何それ!おもろい!
冷蔵庫のジェスチャーだと面白くないよね。
冷蔵庫になってみることでしか・・・突破できない・・・
冷蔵庫になる!?
最初に浮かんだのはン―――っていう機械音と
開けた時の「ふぁさっ」みたいな音と明かりがつくところ
しめるときの「ぼすっ」みたいな音
「ゴキブリになって走り回ってくださいとか」
ジタバタ、
でもちょっとイメージするだけで気持ち悪くて・・・
どうしようゴキブリ役をまっとうできない
「子供はいつでもそういうことしているよね」
確かに・・・
そう!思考することを放棄できるこの稽古場、
この演劇という遊びの装置、
これこそが私が何年も芝居を続けてきた理由、
到達できないけどしたい!
到達してそのバカバカしさに身をうずめたい!
難しいこと抜きで!
芝居をつかって人の役にたてたらいいなと思っているけど、もっと一番大切な「なんで芝居なの?」の理由はこれだった。
<思考が追い付かない世界で遊びたい>
<思考の外れのバカバカしさ選手権としていろんな人のやつをみたい>
だから、”セラピー”とか”チームビルディング”とかピンとこない。
既存の感情や枠組みを超える瞬間に憧れる。
その根底に流れているのは、ロジックだけではなくて、
ただこうなった、こうなっちゃった、どうしようもない
自分の思考の枠からはみ出ちゃってるもの。
そして今日、オンラインでインプロのワークショップを受けました。
【テレビで特集】即興演劇から学ぶ表現とコミュニケーション|インプロ / 内海 隆雄 (street-academy.com)
インプロの楽しさはお芝居の根底にあるもの。
あらゆる技術の取得より先に、
他の役者と作り上げる楽しさにフォーカスして、
土台作りとしてインプロの授業が組まれることが多いのだとか。
私もその精神!大賛成!!(何様)
私、なんの技術もないけど、
みんなが子供に戻って笑い合う、思ったからやっちゃった・いっちゃったがいいねとされる環境が大好きです。そういう場所を作れたら本当にいいと思う。再来週のワークショップは、その第一弾。
「自分が楽しくてやり続けられることは何か」
「それがぶれると辛くなるよ」
本当にそのとおり。
今回こそは、そこをブラさずに、やる!
さようなら思考で守る私!せめて稽古場では!
