見出し画像

観察力と見取り

4月になると、新規採用で初めて先生になる方もいると思います。
そんな人の参考になればと思い、私なりの
『先生に求められる力』について
記事にしたいと思います。
教育実践からのお話ですが、
親御さんにも参考になればと思います。
第一弾は

『観察力と見取り』


自分では気付かなかったこと

退職してから、
妻と一緒に会社を経営してきました。
そんな日、妻がポツリと
「あっくんは、なんで人の心がわかるの?」
「えっ!わかるでしょ」が、
私の返答でした。
人の心がわかる、子どもの心がわかる
いやわからなくても
子どもの心をわかろうとする
これを、17年間延々と行ってきたから
わかるのだとその時ハッとしました。
自分の当たり前は、周囲の当たり前ではなかったのです。

子どもの心が見えるわけではない

このエピソードを聞くと
私が、人の心を見通す超能力者
みたいに聞こえるかもしれません。
(聞こえないかもしれませんが)
全くそうではありません。

では、どうしているのか?
それが今回のタイトルでもある

『観察力と見取り』です。

私は、常に生徒の行動を観察していました。
表情の変化、目の動き、言動など
生徒の行動を情報源にして
生徒の心をおもんばかっていました。

五感のうち、視力も当然使いますが
先生の仕事には
黒板に字を書く(板書)をしたり
連絡帳に書いたり
出来事をメモしたりと
生徒の行動を観察できない時があります。

そんな時でも
聴覚で生徒が
どんな言葉を使っているか
どんなトーンで話をしているか
耳で生徒の観察をしています。

触覚も使います。
生徒とハイタッチをした時
グータッチした時もそうですが
これは、肌感や空気感も活用します。
もしかしたら、第六感である
『直感』
自分が見てなくても感じたことを
情報にすることもあります。

自分が持っている感覚をフル活用して
子どもを観察することで
子どもの情報を得て
仮説を立てて、指導にあたることが本当に多かったです。
結果として、生徒の心がわかることができたのかもしれません。

特に、特別支援学校は『観察力と見取り』が大事

特別支援教育の現場では、『見取り』という言葉を
頻繁に使います。

これは、生徒一人一人の個性の幅が広いからだと思います。
学習の進捗、学習経験、性格、障害の特性など
様々な要素が生徒それぞれなのです。

そのため、
生徒の実態を把握するための見取り
学習している様子の見取り
学習評価の見取り
授業、学校生活の様子、、
登校から下校まで見取り、指導をしていきます。

しかも
発達段階が生徒一人一人異なり
コミュニケーション
特に、意思の表出は様々です。

もちろん、
生徒一人一人に意志があり
気持ち、心があるので
少ない意思の表出の中で
どう見取り、どう読み解くかがとても大事で
これがないと、指導できないと言っても
過言ではありません。

高校での指導でも『観察』をしていた

特別支援学校で『観察力と見取り』が
重要と話しをしましたが
これは、特別支援学校だけに言えることではありません。

生徒一人一人
日々、取り囲む環境は、変化しています。
親と喧嘩した
友達と喧嘩した
SNSで嫌な思いをした
嬉しいことがあったなどなど
日々、様々な現象が起き
それが、生徒の心に影響します。

心の変化
生徒の行動を変化させます。
一つのクラス40人の生徒と
コミュニケーションを図り
状況を把握するのは、とても難しいです。
だからこそ、
観察し、生徒一人一人の様子を読み取り
指導する優先順位を常に考えなければなりません。

最後に

先生の参考になればと思い記事を書きました。
現役の先生も、これから先生になる人も
不安、悩み、困りごとがあったらぜひご相談ください。
一緒に考えましょう。

ご相談はこちら
LINE公式『あっくんの教育お悩み相談室』へ
https://lin.ee/Qx2unVk

いいなと思ったら応援しよう!