子どもと私に上下関係はない
ここでは、私自身の教育を振り返り
大切にしてきたことを
記事します。
ぜひ、子育てや教育の参考になればと願い
投稿していますので
最後までお読みください。
教えるは知識や技能だけではない
子どもと大人には、上下関係があると感じるのが
一般的かなと思います。
親と子
先生と生徒(児童)
塾の先生と塾生
これは、教えると教えられる関係性の中で
上下関係が作られていくのだと思います。
その点において、私は一般的ではなく
考え方、捉え方が人と違いました。
しかし、そのおかげで
子どもと対等であり、共に学校生活(先生として)を
楽しむことができたのだと思います。
その考え方は
生徒にはたくさん教えてもらうことがある
でした。
なので私にとって
教える・教えられる状況は
両方ともあったのです。
これは、無理やりではなく
素直に湧いてくるものでした。
教えられるというのは、
知識や技能を教えられるだけではないのです。
生徒のおかげで気付くことができたり
生徒のおかげで発見できたり
生徒のおかげで新しい視点が見えたり
私の成長、教育の幅を広げてくれたのは
まぎれもなく生徒、子どもたちなのです。
とある日の出来事
特別支援学校では、
様々な発達段階、障害の特性などを持った
児童・生徒が学んでいます。
ある日
その場から動かなくなる生徒がいました。
この先の学習に不安があったり
何をするのかわからなくて不安
どこに移動するのかがわからなくて不安など
生徒一人一人に、様々な理由があって
行動できなくなることがあります。
不安を取り除くことで、行動することがあり、
その時も、私は
その不安を取り除くことに取り組みました。
特別支援学校では、このことを「手立てを打つ」と言います。
その日も、様々な手立てを試みましたがうまくいきません。
なんだろう?なんだろう?と考えていると
その様子を見ていた、他の生徒がやってきて
何やら言葉を掛けファイルを渡すと
すーっと二人で移動しました。
『なるほど!授業で移動するからファイルが必要だと思い
先にそれを取りに行きたかったんだ!』
私は、次の学習内容ではファイルは必要ないと知っていたから
そこに、視点を向けることがありませんでした。
でも、動けなくなっている生徒にとっては、
授業とファイルはセットになっていたのです。
授業なのにファイルがないのはおかしいと悩んでいる生徒に、
「ここに行くよ」「この学習をするよ」「仲間この子だよ」
と伝えても、生徒の悩みの解消にはならなかったのです。
そこに現れた友達は、その子の様子に気付き手を差し伸べたのです。
むしろ、どうしようと困っている私に、手を差し伸べてくれたのです。
新たな視点をくれた、その子には
「よく気づいたね」「友達のことよく見てるね」などの言葉と
全力の感謝を伝えました。
記憶を辿ってみて
この記事を書こうと思って、どんなことがあったかなと
思い出していると、中々浮かびませんでした。
子どもに教えてもらったことが、
稀だったら、特別な記憶として残っているのですが、
僕にとっては、子どもから教えてもらうことが
日常すぎて、思い出すことが難しいぐらいでした。
この『子どもに教えてもらう』感覚は
特に、子どもとの信頼関係を築く上で
私には大切なことでした。
この感覚があったからこそ、
子どもの目線に合わせたり
子どもの立場になったりできたと思います。
そして、目線や立場を合わせると
子どもが何を思い、考えているか
分かるような感覚でした。
それもあってか、同僚の先生から
「清水先生は、子どものことがなんで分かるの?』
「清水先生の見立て通りでした。」
と言われることがありました。
『子どもに教えてもらう』これを心に持っているだけで
見え方や行動が変わってくるので
ぜひ、『子どもに教えてもらう』ことを心に持って
子育て・教育してみてください。
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