「走る理由」の変化。3年間のジョギングが教えてくれたこと|【パニック障害対策】からだを整える
私の運動経験は中学生のテニス部止まり。それ以降、運動らしい運動はしていません。
そんな私が、パニック障害だと確信したその日から今日まで約3年間、ほぼ毎朝走り続けています。
だいたい1日に2~3㎞、一般のランナーさんからすると大した距離ではありません。家を出て戻るまで30分くらい。
「パニック障害にジョギングがいい」という話ではありません。
私が走る理由と、3年継続して感じるメリットについてお話しします。
「倒れるわけにはいかない」から始まったジョギング
きっかけは、10年通う行きつけの美容院へ行ったときのこと。
その日、初めて美容院でパニック症状が出ました。
「体に異変が起きている、これはやばい」
しばらくすると落ち着いてきて、偶然目の前にあった雑誌『Tarzan(ターザン)』を手に取りました。
ランニング特集の記事を眺めながら、「体力をつけないと」「走ることならすぐできる」と思い、その日から走り始めました。
2月の寒いなか、家の周りを走り始めました。少し走るだけで息切れして、「1kmなんて到底無理だな」と絶望したのを覚えています。
もしかしたらまた三日坊主で終わるかもしれない。だから専用の靴やウェアは買いませんでした。1か月続いたら買おう。
それから3年、ウェア、靴、靴下、サングラス、帽子などなど、専用のものが一式そろうまでになりました。
走れた理由は過剰な「責任感」
なぜ運動習慣もない私が続けられたのか。 後になって、私の「責任感」がそうさせたのかなと思いました。
「私が倒れてしまったら、家庭が回らない。子育てをする人がいなくなってしまう」
とても怖くなり、倒れている場合じゃない、体力をつけなきゃ。そんな必死な思いがありました。
ここに、私がパニック障害になった原因も垣間見えるような気がしています。
ワンオペで周りに頼る人もおらず、責任を背負い過ぎてしまうこと。仕方が無いと自分を必要以上に犠牲にしがちなこと。
雨続きで走れなかったり、足を痛めて走れなかったりすると、走れていない不安に襲われました。
3年間で感じた走るメリット
あれから3年。今は多少走れない日が続いても、不安を感じることは少なくなりました。
子どもが成長したことに加え、「こうあるべき」という自分ルールを緩められたからかなと思います。
今ではジョギング自体がリフレッシュタイムになり、「走らなきゃ」から「走りたいな」に変わりました!
私にとって走るメリットは4つあります。
①生活リズムが安定しよく眠れる
「走る」という予定を中心に1日の計画を立てることで、生活リズムが整ってきました。
②「ご飯が美味しい」喜び
運動してお腹が空くのでご飯が美味しい。元気も湧いてきます。
③「今ここ」に集中できる
走っている間は、たくさんのことを考える余裕がないため、モヤモヤが消えスッキリします。
④富士山からパワーをもらう
私は富士山を見るのが大好き。遠くに見える富士山を拝みながら走っています。堂々と佇んでいる姿に元気をもらいます。
なぜパニック障害に「運動」が効くのか?
「パニック障害における運動の重要性」も調べてみました。
セロトニンの活性化: リズミカルな運動(ウォーキングやジョギング)は、心の安定を司る「セロトニン」を増やし、不安を和らげる効果があると言われています。
自律神経の調整: 適度な運動は、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにし、自律神経の乱れを整える手助けをしてくれます。
「動悸」への慣れ: 運動による心拍数の上昇を経験することで、パニック発作時の動悸に対する恐怖心を少しずつ脳が「これは運動の時と同じだ」と学習し、過剰な不安を抑える効果(曝露療法的な側面)も期待できます。
まとめ:ゆるく、心地よいペースでOK
走り始めたきっかけは私にとってショックな出来事でしたが、そのおかげで運動の習慣が身につきました。その点ではパニック障害に感謝しています。
そして過剰な責任感や、こうじゃないとという自分ルールは、自分を苦しめてしまうという事も認識しました。
今では「今日は休んでもいっか」と気楽にパスすることもできるようになりました。
以前よりゆるく物事をとらえても、悪い影響はなかった。それなら早く自分を解放してあげたほうがいいかもなと思いました。
今では走ることでリフレッシュでき、心地よさを感じるペースで楽しんでいます。
このnoteでは、パニック障害と付き合いながら無理なく暮らすヒントを発信しています。私の対策のベースはこちらの記事に詳しく書いています。
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