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外資系10年目、一人っ子HSPがやっと腑に落ちた『とりあえずやる』の意味


先月から副業として小さな一歩を踏み出したのですが、この「小さな一歩でもとりあえずやってみる」という考え方は、実は外資系で10年働く中で、時間をかけて培ったものでした。
同僚たちが「とりあえずやってみよう」と軽やかに行動する中、私はいつも「もう少し調べてから」「もう少し準備してから」と言い続けていた時期が、とても長くありました。


一人っ子特有の「失敗したら誰にも頼れない」プレッシャーと、HSPの「失敗への敏感さ」が、この「とりあえずやる」文化に強いブレーキをかけていたのです。


振り返ってみると、私が「とりあえずやる」ことにこれほど抵抗を感じていたのには、明確な理由がありました。


まず、一人っ子としての完璧主義です。
幼い頃から「自分で何とかしなきゃ」という責任感が強く、「どうせやるなら中途半端にはしたくない」「失敗して恥ずかしい思いをするくらいなら、やらない方がマシ」という思考パターンが染み付いていました。


次に、HSPとしての敏感さ
失敗したときの周囲の反応や、自分の落ち込み方まで、リアルにイメージできてしまうんです。だからこそ、「傷つきそうな未来」を避けるために、最初から挑戦しない選択をしてしまいがちでした。


そして、INFJ特有の内省的な性質も大きく影響していました。行動する前にあらゆる可能性をシミュレーションし、「完璧な答え」が見つかるまで動けないタイプ。頭の中で「失敗したらどうしよう」「周りにどう思われるだろう」「もっと良い方法があるのでは」という思考がぐるぐると回り続け、結果的に何も始められない...そんな状態が続いていました。


特に「パッション不足」と言われた経験が、この傾向に追い討ちをかけました。「私には情熱が足りないのかもしれない」「本当にやりたいことじゃないのかも」という自己否定が、行動へのエネルギーを削いでいたのです。


日系企業時代の「安全な世界」


実は、今までの日系企業では、この慎重さは「丁寧で責任感がある」と評価されていました。計画は綿密に、リスクは徹底的に洗い出し、上司や同僚と何度も相談してから進める。そんな働き方が当たり前でした。


一人っ子の私には、この「みんなで慎重に検討する」プロセスが、実はとても安心できるものでした。「一人で判断して失敗する」リスクを、組織全体で分散できるからです。HSPの私にとっても、周囲の反応を十分に確認してから行動できるこの環境は、心理的な負担が少なく、当たり前だと思っていたのです。


外資系転職初期の「カルチャーショック」


ところが外資系に転職すると、そんな私の「安全な世界」は一変しました。


「Lead by example(まずは模範を示す)」

「Fail fast, learn fast(早く失敗して、早く学べ)」

「Dealing with ambiguity(曖昧さへの対応)」


こんな言葉が飛び交う職場で、私は完全に置いてけぼりを食らいました。
新しい商品が出ると、周りは「まずはやってみましょう」と、どんどん話が進んでいく。でも私の頭の中では「まだ内容が曖昧なのに大丈夫?」「失敗したらどうするの?」という不安がぐるぐると回っていました。


まずはやってみる、という精神がなかったので本当に戸惑い、不安で行動は遅くなっていきました。


転機:「60%で出す」勇気を初めて試した日


それが変わったのは、外資系で感じた周りのみんなの「当たり前」が、私の常識と全然違っていたからでした。

何かトラブルが起きても、同僚たちは「何かあったら、それはそれでなんとかなるよ」という軽やかなマインドでした。
今までの「根拠は何?」と問い詰められていた社会とは違い、「何かあったらその時に対処していこう!」という前向きな働き方だったのです。

その都度フィードバックももらうという文化なのですが、善意のある意図を持ってフィードバックをするということが前提としてあるので、「失敗を恐れるな」という働き方が身についてきたのだと思います。

初めてのプロジェクトで、ゆっくり話し合う暇もないほど早く進んでいく業務の中、「とりあえずやらないと進まない」状況で、手汗をかきながらそれでもやっていました。でも、大抵のことはなんとかなったものでした。


その際に学んだことは、「誰かに話す、相談する」という根本的なことでした。一人っ子として「自分で解決しなきゃ」と抱え込んでいた私にとって、これは大きな発見でした。
私一人で「完璧」を目指していた時には見えなかった可能性が、一気に広がったのです。


そこでようやく分かりました。


「全部自分ひとりで100%にしなくていいんだ」

一人っ子として「一人でなんとかしなきゃ」と抱えがちだった荷物を、少しだけ下ろしてみた瞬間でした。


INFJとしての「意味のある行動」への転換


この体験で、私の中で何かが大きく変わりました。

INFJの私にとって、行動には「意味」が必要でした。「なぜやるのか」「どんな価値があるのか」が明確でないと、どうしても動けない。でも「とりあえずやる」は、一見すると意味のない、行き当たりばったりの行動に思えていました。

しかし実際は違いました。「とりあえずやる」ことで、一人では見つけられない意味や価値が見つかる**のです。

- 早めにフィードバックをもらうことで、思いもよらない改善点が見つかる

- 他の人の視点が加わることで、アイデアがより深く、豊かになる

- 「完璧を目指して何もしない」より「不完全でも行動する」方が、結果的に良いものができる


これは、INFJの私にとって「意味のある行動」として、ようやく腑に落ちた瞬間でした。


三つの特性を活かす「私なりの60%」


外資系で10年働く中で、私なりの「とりあえずやる」スタイルが確立されてきました。


一人っ子としての責任感:「60%で出す」けれど、その60%には自分なりの責任を持つ。「適当にやる」のではなく、「現時点でのベストを、勇気を出して見せる」


HSPとしての繊細さ:相手の反応を敏感に察知できるからこそ、フィードバックを受け取る準備ができている。批判ではなく「改善のヒント」として受け取れるようになった


INFJとしての洞察力: 表面的な反応だけでなく、相手の本当のニーズや、プロジェクトの本質的な課題を見抜く力を、「とりあえずやる」プロセスの中で活かせるようになった


この組み合わせが、私独特の「とりあえずやる」スタイルを作り上げました。


副業での実践:10年の学びが結実した瞬間


そして今回の副業挑戦。実は、この外資系で培った「とりあえずやる」精神が、私の背中を強く押してくれました。


以前の私なら、「もっとスキルを身につけてから」「もっと市場を調べてから」「もっと完璧な準備ができてから」と、いつまでも始められなかったでしょう。


でも今は違います。「60%の準備で始めて、やりながら改善していけばいい」そう思えるようになりました。


実際に始めてみると:

- 想像していなかった課題が見つかったけれど、それも含めて学びになっている

- 一人で考えていた時には思いつかなかった工夫のアイデアが、実践の中で生まれている

- HSPの繊細さで相手の気持ちを察し、INFJの洞察力でサービスを改善し、一人っ子の責任感で継続できている


外資系で10年かけて学んだ「とりあえずやる」が、今、私自身の人生を動かす力になっています。


「とりあえずやる」の本当の意味


今なら分かります。「とりあえずやる」は、決していい加減な行動ではありません。


それは「完璧な答えを一人で見つけようとするのではなく、行動を通じて周りの人と一緒に答えを作っていく」という、とても意味のあるアプローチだったのです。


一人っ子の私は長い間、「自分で全てを解決しなければ」と思い込んでいました。でも本当は、「自分の60%と、他の人の知恵や経験を組み合わせることで、一人では到達できない120%の結果」を作ることができるのです。


HSPとして、失敗への恐怖は今でもあります。でも同時に、「失敗も含めて学びになる」「完璧でなくても価値を提供できる」ということも、体験を通じて理解できました。


INFJとして、「意味のない行動」は今でも苦手です。でも「とりあえずやる」ことで見つかる意味や価値があることを、10年かけて学びました。


あなたの「とりあえずやる」は、どんな一歩ですか?


副業を始めて1ヶ月。まだまだ手探りですが、この「とりあえずやる」精神で、小さな改善を積み重ねています。


完璧主義の一人っ子HSPだった私が、「60%で始めて、やりながら育てていく」ことの価値を、ようやく心から理解できました。


もしあなたも私と同じように、「完璧になるまで動けない」「失敗が怖くて一歩が踏み出せない」と感じているなら、ぜひ一緒に「とりあえずやる」を実践してみませんか?


一人っ子として、HSPとして、あるいはINFJとして、「とりあえずやる」ことに抵抗を感じたことはありますか?どんな工夫で一歩を踏み出していますか?あなたの「60%の一歩」エピソードも、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです😊


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