知識があっても、わが子のことになると心配だった。
わが子が初めて熱を出したのは、1歳のとき。
しかも、インフルエンザでした。
私は保育園で看護師として働いています。
子どもの発熱も、インフルエンザも、仕事では何度も見てきました。
発熱したときに何を見るか。
水分はとれているか。
元気はあるか。
呼吸は苦しくないか。
けいれんが起きたらどうするか。
知識としては知っている。
だから、自分の子どもが熱を出したときも、
「看護師だし、きっと大丈夫」
どこかでそう思っていました。
でも。
全然、大丈夫じゃなかった。
「もし、けいれんが起きたら?」
インフルエンザと分かってから、一番怖かったのはけいれんでした。
夜になって子どもが眠っても、
「もし寝ている間にけいれんが起きたらどうしよう」
そんなことばかり考えていました。
私は眠らずに、ずっと子どもの様子を見ていました。
熱は大丈夫かな。
呼吸は大丈夫かな。
ちゃんと眠れているかな。
何度も様子を確認していました。
すると、寝ている子どもが突然、
足を走るみたいに動かし始めたんです。
「えっ……けいれん!?」
一瞬で目が覚めました。
怖くなって子どもの様子を見ていると、
スッと起き上がった。
意識もある。
どうやら寝ぼけていたようでした。
夢でも見ていたのかな。
それが分かった瞬間、
ものすごくホッとしました。
でも、一度「けいれんかも」と思ったら、なかなか気持ちは落ち着きません。
その夜は、夫と交代しながら子どもを見て、なんとか朝を迎えました。
看護師でも、わが子のことになると怖い
仕事では、子どもの状態を見て、
「まずは落ち着いて観察しましょう」
と考えることができます。
でも、自分の子どもになると全然違いました。
知識があるからこそ、
「もし、こうなったら?」
と先のことまで考えてしまう。
もちろん、知識があったからこそ、落ち着いて観察できた部分もあります。
でも、
知識があることと、心配しないことは別なんだ。
このとき、初めて実感しました。
「親が子どもを心配する気持ち」が少し分かった
保育園看護師として働いていた頃も、子どもたちのことを心配していました。
熱があれば心配する。
ケガをすれば心配する。
いつもと様子が違えば気になる。
でも、自分が母親になって、
親が子どもを心配する気持ちが、少し分かるようになりました。
ほんの小さな傷でも、
「これ、大丈夫かな?」
「何かしてあげたほうがいいかな?」
と考える。
頭では「大丈夫」と分かっていても、心配になる。
それが親なんだなと思いました。
病気や子育ての知識があっても……
「看護師なら、子育ても余裕なんじゃない?」
と思われることがあるかもしれません。
でも、全然そんなことありません(笑)。
病気の知識があっても、
寝ない。
食べない。
イヤイヤする。
思ったようにいかない。
「知識、どこいった?」
と思うことも多々あります😂
結局、私も一人の母親として、毎日悩みながら子育てしています。
保育園看護師として子どもたちを見てきた私。
そして、母親になった私。
両方の立場になったからこそ、見えるものが少し変わりました。
子どもの病気やケガについて知っておくことは大切。
でも、それと同じくらい、
「いつものわが子」を知っておくことも大切なんだと思います。
そして、
「看護師なのに、わが子のことになると心配する。」
そんな自分も、今は悪くないなと思っています。
これからも、保育園看護師として知っておきたい子どもの病気やケガのこと。
そして、一児の母として感じたこと。
このnoteに少しずつ残していきたいと思います🌿
