「寒い日の小さな幸せたち」——冬の休日出勤で見つけたもの
カレンダーは休日、世間は連休。
そんな中で向かった、休日出勤の朝。
少し憂うつだったけど、
道の静けさや、空の色、鳥の声に心をゆるめてもらった。
ただ通りすぎていくだけの一日だと思ってたのに、
ふとした瞬間に“あ、幸せかも”って思える場面が、ちゃんとあった。
今日の朝。
世間は連休の中、私は休日出勤。
いつもなら混んでいる道も車が少なくて、
歩く人もほとんどいなかった。
その分、鳥の鳴き声がよく聞こえて。
空気もひんやりしていて、顔に刺さるような冷たい風が冬を連れてくる。
でも不思議と嫌いじゃなかった。
建物の間から差し込んでくる朝の光がやわらかくて、
そのあたたかさが、少しだけ気持ちを持ち上げてくれる。
職場から見た夕焼けは、澄んだ空と鮮やかな西日が印象的で、
その日の終わりに「今日、悪くなかったな」って思わせてくれた。
白い息、
友達と囲む食卓のスープ、
湯船に沈んだときにふっと抜ける力。
ああ、こういう瞬間をちゃんと感じられる自分でよかったなって思う。
冬至を過ぎて陽は少しずつ延びていくけど、
まだまだ寒い日は続く。
でも、もしかしたら冬って、意外と好きかもしれない。

気づけば全部散って丸裸。
