見出し画像

古代進と猫のみぃ。そしてDENONのPMA-50

こんにちは。
最近投稿ペースが落ちていて、何とかしたいなと思っています。
ただこの寒さとアリエクの奴…にやられていて、気力減退中です。

今回も、大和郡山市古代ソフトウェア研究所?…の話です。
まあお遊び的なストーリーなので、様々な矛盾点や突っ込みどころはご容赦ください。


「まじかよ…」
大和郡山市立古代ソフトウェア研究所の一室で、副所長の古代進はモニターに映し出されたメールをぼんやりと眺めていた。

差出人は、総務部長の森雪。
【あなたが口癖のように言っている、エネルギー充填率120%というのは社内報では認められません。今後も社内報に掲載する記事で文字率100%を超える場合は、文字数上限を超えた分について、1文字1万円の超過料金を給与天引きで徴収します】

「社内報の名前を『波動報』にしてもらうまでは上手く行ってたんだけどな…。1000文字の記事で200文字オーバーしたら200万円引かれるのか?そもそもそんなに給料もらってないぞ?」

背もたれを倒し、古代は天井を見上げた。
ずっと天井を見ていた。

やがてPCの画面が消え、部屋が暗くなっても古代は身動き一つしなかった。


タッタッタッ…。
冷たい廊下を小刻みなステップで走る影。

「ニャッ、ニャッ、ニャッ…」
小さな掛け声が、古代の部屋の前で止まった。

「古代! 古代! たいへんにゃ! あけるにゃ!」
……。反応はない。

「この120%オタ野郎!」
バンッッ!!

「やっぱりこの合言葉は最強にゃ! 古代を起こすにはこれが一番にゃ」
「この酔いどれ猫……。それで今日は何の用だ?」

不機嫌そうな古代を前にして、ひるむことなく挑発を続けるキジトラ。
研究所の産業医、佐渡先生の飼いネコのみぃだった。

「佐渡先生が困っていてにゃ……。これを古代に直してほしいにゃ」

みぃは頭の上に掲げていた物体を古代の前に置いた。
「なんだこれは?」

「先生が大事にしていたDENONのアンプにゃ。壊れたみたいにゃ」
「どうして俺が直すことになってるんだ?」

「この研究所で天井をぼーっと眺めて怒られないのは古代くらいにゃ。せめてこのアンプでも直して経営に貢献するにゃ」

「俺はソフトウェアの専門家だぞ? それに特技は120%充填だ。壊れたアンプなんかに興味はないな」

「ふふふ…。それがこのアンプには120%、いや128%もの充填が可能かもしれないのにゃ」

「ひゃ! ひゃくにじゅうはちぱーせんと?」
「古代、落ち着くにゃ。ひらがなになってるにゃ?」


128%充填可能と聞いて、興奮を抑えきれない古代。
「な、なぁみぃさん。128%充填可能とは一体どういうことなのか、教えてもらうことは可能だろうか?」

「ふっ、120%充填オタともいう者がなさけないにゃ。そんなことは自分で調べるにゃ。120%充填みたいな危険なことをするには、調査と準備が必要にゃ。他人から聞き出した情報だけでは十分な準備とはいえないにゃ」

「ましてや情報源が『酔いどれ猫のみぃ』では信用できないにゃ! 古代が言った言葉をそのまま返すにゃ!」

「み、みぃさん…。せめてヒントだけでも」
「ツナ缶×3」

「ツ?ツナ缶? このアンプの中にツナ缶入れちまったのか?」
「ちがうにゃ? 情報料にゃ? アホな古代に教えるにはツナ缶×3では不足だったにゃ...。ツナ缶×5にゃ!」


必死の説得の結果、みぃはツナ缶×4で妥協してくれた。
そしてみぃが古代に差し出した紙には謎のキーワードが書かれていた。

【わしの愛すべきポンコツオーディオ DENON PMA-50】
そしてその下には、かすれた文字でなにかが書かれていた。
 ・SO〇R の OLEDディスプレイパネル
  128×100dotの変態解像度(中華OLEDの互換品なし)
  個人売りはしておらず、DENONの修理期間も終了
  【故障したら詰み】

「なんか不吉なことが書いてあるぞ? これ直せるのか? なあみぃ?」
ツナ缶×4を抱えたみぃは、とっくに姿を消していた。


というわけで、音質以外のダメダメっぷりがひどいDENONのPMA-50(のOLEDディスプレイパネル)を何とかしようという計画です。

PMA-50はOLEDパネルの表示以外に光るところがないので、OLEDパネルの故障(不点灯)により「電源入らず」と判断されてしまう個体も多いみたいです。注意深く観察していると、電源ON/OFFで内部のリレーの動作音が聞こえたりするのですが、それで電源のONOFF判断しろと言われても…。
(それ以外にもDクラスとはいえアンプなのにほぼ密閉構造で自己発熱で故障とか、なかなかに香ばしい話も聞きます。音は良いんですけどね)

そして僕は変態OLEDパネルの代替品(解像度は違うけれど使えるかも?という部品)をアリエクで注文しました。けれどなかなか届かずに今に至るというわけです。

【PMA-50に128%充填可能】というのは、注文したパネルが128×128dotなんですよね。純正パネルを供給しているSO〇R社は、OLEDコントローラICを自社開発できるほど大きなメーカーでもなさそうですし、一般的なOLEDコントローラICでも使っているんだろうという読みでの注文です。

みぃの奴。嘘は言ってないけど、古代が想像しているような対ショック、対閃光防御みたいな胸アツ展開は期待できないでしょう。

そして原作では普通の猫だったみぃが人間の言葉を話しているのは、もうごめんなさいとしか言いようがないです。

中華OLEDパネルが届いたら続きが書けるかもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!

あくびぃ まだ有料化などは考えていませんが、応援していただけると嬉しいです。 気になった本の購入や、たまにはコーヒー代などに使わせていただこうかと思います。