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ドラマ日記『団地のふたり』&『君の好きは無敵』(初回)

50代、独身、実家暮らし。 団地で生まれた幼馴染の桜井奈津子(小林聡美さん)と太田野枝(小泉今日子さん)。 心がざわつくことがあっても、二人なら大丈夫。 温かくユーモラスな友情の物語『団地のふたり』の初回。

二人は夕飯は奈津子の手料理を一緒に食べ、昭和なレトログッズがフリマアプリで売れた時は食材が少しだけ贅沢になる、そんな日々を送っている。ある日、二人は昔からのご近所さん・佐久間(由紀さおりさん)から意外な依頼を受ける。

2年前にNHKBSで放送されたドラマですが、今夏NHK総合の火曜夜10時枠でスタート。この枠は近年、毎年1本はこの方式が取られるようになっていますし、いずれも傑作。藤野千夜さんの小説が原作ですが、未読。脚本は『Dr.コトー診療所』や『その女、ジルバ』の吉田紀子さん。

団地が舞台のドラマというと、昨年同枠で放送された『しあわせは食べて寝て待て』がありました。丁寧な暮らしや日常のささやかな幸せ、そして美味しそうな「食」という点は共通しています。

準教授になれそうだったのに変な噂で今は非常勤講師の野枝と、昔は人気イラストレーターだったけれど、今は仕事が減った奈津子。経済的な理由もあって親と団地で同居しているのでしょうが、『しあわせは食べて寝て待て』に比べるとシリアス感は薄く、切なさや諦観も漂いますが、どこか明るい。

初回は二人の網戸張替えとフリマバブルエピソードを中心に展開。野枝の兄・厚志役を杉本哲太さんにキャスティングした人、天才。昔はヤンキーだった厚志の宝箱には「開けたらぶっ殺す」の文字(笑)。なにせ、横浜銀蝿の弟分「紅麗威甦」の人ですからね。

いや「滋味」たっぷりのドラマ。特に『ザ・ベストテン』世代とか、映画『かもめ食堂』やドラマ『すいか』が好きだった人にはドストライクかも。最終回まで視聴確定。と思っていたら、「NHKオンデマンド」に課金してるので、全部見ました。感想はボチボチ。

元コンサルのキャリア女性・草壁杏奈(松本若菜さん) と、変人な訳ありキャラクターデザイナー・瀬尾深月(佐野勇斗さん) 。キャラクタービジネス業界を舞台に「かわいい」と「好き」が溢れるポジティブ&パワフルラブコメディ『君の好きは無敵』の初回。

経営コンサルとして活躍していた草壁杏奈。ところが突然早期退職し、今は気まぐれに隙間バイトをする日々を送っている。ある日、杏奈は偏屈デザイナーの瀬尾深月の依頼で領収書整理のバイトを引き受けることに。 

松本さんが『西園寺さんは家事をしない』の脚本家・宮本武史さんと再タッグを組んだというのが一番の売りの本作。主人公の有能ぶりは『西園寺さん』を彷彿とするも、ドラマのノリとしては宮本さんの『ダメマネ! -ダメなタレント、マネジメントします-』に近いかな。

松本さんの『シャイニング』顔芸、押入での落ち込みシーン、星野源さんのエンディング曲とダンスなど、様々な仕掛けや演出はあったのですが、正直面白くなかったかな。瀬尾が辞めた理由はまあ分かるとして、草壁のそれは今のところ意味不明。まあ、迫田勉(高嶋政伸さん)絡みでしょうが…。

あまり話そのものには没入できず、大河ドラマ『べらぼう』の長谷川平蔵(中村隼人さん)も出てるんだなあとか、『光る君へ』の藤原斉信(金田哲さん)と草壁は付き合っているように見えないなあとか。

本郷奏多さんの社長役は悪そうで良かったです。佐々岡(小野花梨さん)が瀬尾を投げ飛ばしてましたけど、合気道じゃなくて柔道に見えました。二人は、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の五十嵐ときぬちゃん。『最後から二番目の恋』の白本彩奈さんも出てましたね。雰囲気だいぶ違いましたが。

余談:朝ドラ『ちりとてちん』第77話。伝説の壁壊しシーン。喜代美と草々、長い道のりでした。


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