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ドラマ日記『誘拐の日』(最終回)

頭脳明晰な天才少女・七瀬凛(永尾柚乃さん)をさらった、間が悪くてお人よしの誘拐犯・新庄政宗(斎藤工さん)。ところが、少女が記憶喪失になってしまった。しかも、殺人容疑でも追われるハメに。怒涛の「巻き込まれ型」ヒューマンミステリー『誘拐の日』の最終回。

県警捜査一課に逮捕され、凛と引き裂かれた政宗。2人の味方だった刑事・須之内司(江口洋介さん)も、犯人隠匿容疑で取り調べを受ける日々… 。しかし、凛が最後の反撃!ついに汐里(安達祐実さん)と直接対決‼

第9話が最終回となった本作。同じテレビ朝日の『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』も全9話でしたが、ちょっと短過ぎません?スポーツ系の特番が入るなどがあったとしても、3か月あれば全10話ぐらいは余裕でしょうに。そんなことを思わせた、詰め込み過ぎの最終話。

凜の活躍で辰岡刑事部長(徳重聡さん)の不正が暴かれ失脚し、須之内が現場復帰。凜を軍師に仰ぎ、汐里の海外逃亡を阻止し、決定的な証言を得ようと、政宗と汐里が育った児童養護施設付属の教会に呼び出します。

政宗を逆恨みする汐里を、それでもなお家族として「愛している」と寄り添い続ける政宗。その愚直さはまさに「真の医道は善き心に宿る」。韓国版との違いは分かりませんが、日本的な人情噺オチ。安達さんの怪演はいつも通り素晴らしかったですが、サイコパス風味との整合性がちょっと…。

政宗は服役することにはなりますが、凜と政宗の娘・芽生(日下莉帆さん)が共に小学校に通う穏やかな生活ぶりが描かれ、いずれ政宗が出所すれば一緒に暮らす幸福な未来を予感させますが、最後にもう一捻り。

刑務所の壁に、突然複雑な数式を書き始めた政宗。それは七瀬家の養子時代に垣間見た天才を作るためのレシピ。失われたと思われたそれは、正宗の頭の中にあったというサプライズ。生来の天才性を取り戻した政宗が、出所後に活躍する続編は…ないかな。


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