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ドラマ日記『おくさまは18歳』(初回)

映画『野性の証明』(1978年)の予告編が公式で残っていないかとYoutubeを漁っていたところ、角川シネマコレクションにドラマ『おくさまは18歳』(1970年)の第1話と第2話が無料配信されているのを発見。幼い頃に、再放送で見た記憶がありました。

歴代ドラマの世帯最高視聴率1位は、朝ドラ『おしん』(1983年)の62.9%ですが、NHKをのぞく民放1位は水前寺清子さん主演の『ありがとう』第2シリーズ(1972年)の56.3%。これも再放送で見ました。

「三百六十五歩のマーチ」の大ヒットで知られる歌手のチータ(水前寺さん)は、1970年代は女優としても大活躍。彼女と同時期に一世を風靡したのが、本作の岡崎友紀さん。

本村三四子さんの少女漫画が原作。脚本はドラマ『赤い運命』など「赤いシリーズ」やアニメ『アルプスの少女ハイジ』の佐々木守さん。もう一人の主役は『パパと呼ばないで』『雑居時代』などで知られる石立鉄男さん。

18歳の高校生の飛鳥(岡崎さん)は、急病で倒れたおばあちゃんの「花嫁姿を一目見たい」という願いを聞きいれ、親同士が決めた許婚・高木哲也(石立さん)と結婚式をあげる。ところが飛鳥は、なんと哲也が教師をしている名門高校・北辰学園に転入学することに!もし結婚がばれたら哲哉はクビ、飛鳥は転校…。ドキドキの新婚&学園生活が始まった!

モテモテ教師の哲也は常に多数の女生徒たちに囲まれていて、それに嫉妬するも飛鳥も男子生徒たちにチヤホヤされていて、当てつけに接近してみたり。夫婦と言い出せないが故の二人の葛藤が、第1話では描かれていました。後のドラマなどにも影響を与えたであろう設定。

石立さんって、昔から西田敏行さんに似ているなと思っていて。芸達者な三枚目(二枚目半)で、バイタリティ溢れる人気者。子役時代の杉田かおるさん繋がりという共通点も(『パパと呼ばないで』と『池中玄太80キロ』)。「石立節」とでも言いたくなる独特のセリフ回しが懐かしく。

岡崎さんは1953年生まれなので、当時はリアル18歳だったんですかね。初々しい演技が今見ても新鮮。本作後は『なんたって18歳!』『ママはライバル』にも主演していきます。

日本の現在の連ドラはだいたい全10話ぐらいですが、昔は2クールが普通(山口百恵さんの『赤い疑惑』は全29話)。本作は人気になったので延長され、1年間全53話放送されました(1話30分)。最高視聴率33.1%(平均25%)。

大映テレビ制作ということで、映像や演出に「大映ドラマ」味を感じさせ、後の「赤いシリーズ」や『噂の刑事トミーとマツ』、『スクール☆ウォーズ 〜泣き虫先生の7年戦争〜』に繋がっていったんだなと感慨深く。ヒッピーでサイケデリック、ミニスカートの感じなど、1970年代ぽさも魅力。

今では名優の寺尾聰さんが、飛鳥の冴えない担任教師役で出ていて可笑しい。ちなみに、飛鳥の祖母役を演じたのは北林谷栄さんで、後に映画『阿弥陀堂だより』(2002年)で二人は共演することになります。宇野重吉さん繋がり。

いや面白かったです。課金すれば全話見られるんだなあ。


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