任侠BLドラマ『あなたを殺す旅』最終回
読書の秋、食欲の秋、そしてBLの秋!
中国とタイを行き来しつつ、定期便で日本に帰って来る…そんな秋の夜長を過ごしております♥
日本国内だけでも、『25時、赤坂で』『たくみくんシリーズ』『PUNKS△TRIANGLE』『修学旅行で仲良くないグループに入りました』と、豊作すぎて嬉しい悲鳴をあげていますが、一足先に、任侠BLドラマ『あなたを殺す旅』が最終回を迎えました。
正直、任侠ものは好き嫌いが分かれるかもしれませんが、私は、数年前の台湾BL、HIStoryシリーズ『圏套~ラブ・トラップ』で、「BL実写の沼」にドップリ浸かってしまったクチです(日本の任侠ものとは毛色が違いますが…)。だから、今回の任侠ストーリーは、期待値MAXで待ち構えていました!
(☟ここから、少しネタバレあります)
ざっくりストーリーをご紹介すると、若頭・片岡(和田雅成)は、組長の息子・桐井の命令で旅に出ます。同行を命じられた組員・小田島(髙橋大翔)は、桐井から「片岡を殺せ」という密命を極秘で受けている。しかも小田島は、7年前に片岡のせいで大切な親友・朝日を失っているという、個人的な恨みも抱えているんです。
小田島は、心底片岡を憎み、殺すつもりで旅路をスタートさせますが、道中でなんだかんだありまして、小田島は片岡の恋女房に。
基本は跡目争いのゴテゴテの任侠ストーリーなのですが……。
いきなり車の中で「始めちゃう」展開に度肝を抜かれ、そして、クールを装っていた小田島が、そっちは実はウブだったというギャップがたまらない! 小田島の辛い過去、朝日との出会い、そして別れには涙。
笑顔無しのミステリアス路線を貫いていた彼が、最終話で片岡を見つけた時に見せる、あの不器用な笑顔……可愛すぎ。
そして、片岡が小田島にしれっと発する、ド直球な優しい言葉の数々!
「結婚するぞ。責任はとらねーとな」 「本妻は大事にしねーとな」 「おまえ、俺の恋女房なんだから」 「行くわけねーだろ、恋女房おいてよ」
決して「甘々」「ラブラブ」という表現が似合う二人ではないのに、片岡のこの歯の浮くような台詞が、なぜか私の胸にぐっと突き刺さるんです!
この痺れる台詞が、どのシーンで、どんなトーンで発せられるのか、ぜひ確かめて欲しい! ちょっとクセになる作品ですよ。
ちなみに、8時間かかったという片岡の見事な入れ墨も必見ポイントです!
しかし、しかしだ!
私は大きな声で夜空に向かって叫びたい!
「たった6話じゃ、短すぎるぅ〜!!!」
物語がぎゅ〜っと濃密に詰まっていて、速足でアッと言う間に終わってしまった感覚です。もっと、もっと、二人を観ていたかった……。
原作漫画には続編があります。制作陣の皆様、どうかお願いします!
この先の二人を観せてください!!
片岡錦司 役:和田雅成
小田島漣 役:髙橋大翔
原作:浅井 西
