マイダンジョンカード的恋愛論/14『裏マネー』
・マイダンジョンカードとは
黒羽さえり先生が開発したヒューマンデザインを元にした統計学の一種。
自分の生年月日からその人の生まれ持った才能を導き出します。
・14『裏マネー』
このアイテムは、64アイテムの中で1番稼ぐカードです。
ただし、このアイテムを持っている人は、人の話を聞くことができず、すべての感覚が他人とズレています。
パワーが強く、好きなことだけをやることがポイントです。
・エピソード
山本正(『裏マネー』持ちのアラサーサラリーマン)
山本麻衣子(正の妻)
町田俊子(麻衣子の学生時代からの友人)
とある昼下がりのカフェで…
俊子「麻衣子、久しぶりー」
麻衣子「ほんと、久しぶりね。3か月ぶりくらい」
俊子「そんなになるか」
麻衣子「今日は、俊子に報告があるの」
俊子「何、何。ついにおめでたか?」
麻衣子「あー。そっちもがんばってるけど、今回は違うの」
俊子「じゃあ、何よ?」
麻衣子「私たち、来月末に高知県に引っ越しすることになったの」
俊子「高知県? あんたの実家は東京じゃなかったっけ?」
麻衣子「そうなのよ。旦那の実家も千葉なのよ」
俊子「それが、また、なんで高知県なの?」
麻衣子「旦那が、学生の頃にお遍路さんを歩いて一周したことがあって、その時、高知のこと気に入って、いつかは住みたいって思ったらしいのよ」
俊子「ふーん。あんたの旦那は仕事はどうするの? たしか大手食品メーカーのサラリーマンだったわよね」
麻衣子「そうなのよ」
俊子「転職するの?」
麻衣子「それが、うちの旦那、昔から手相が趣味で、結婚する前から友達とか知り合いの手相を無料で観てて、その内容を細々とブログにアップしていたのよ」
俊子「そうなんだ」
麻衣子「そしたら、1年半くらい前に旦那のブログに広告を出したいって人から連絡があって、まあ、内容もそんなに営利的じゃないから引き受けたんだけど」
俊子「うん、うん」
麻衣子「その、広告収入が1年前くらいから、そこそこ入ってくるようになって、ずっと安定しているの」
俊子「えーー。すごいじゃん」
麻衣子「そうなのよ。なので、高知の田舎で半分自給自足的な生活すれば、十分生活できるのよね」
俊子「へえー」
麻衣子「食品メーカーの仕事も、すごくやりがいを感じているわけでもないし、最近は労働時間も増えてストレスも溜まってたみたいで」
俊子「そうなんだ」
麻衣子「そうなのよ。将来的に子供のことも考えると、東京よりも田舎の方がいいかなって思って」
俊子「それは、そうね」
麻衣子「うん。だから、思い切って田舎暮らしをはじめることにしたのよ」
俊子「へーー。でも、安定した収入がとりあえずあるって心強いね」
麻衣子「そうそう。旦那も別に手相は趣味でやってて、それを仕事にするつもりはなかったらしいんだけど」
俊子「ふーん」
麻衣子「だから、今も広告収入だけで鑑定は無料でやってるのよ」
俊子「へー。とりあえず、良かったじゃないの」
麻衣子「ありがとう」
・コツは好きなこと以外を徹底してやめていく
このアイテムを持っている人が、お金を儲けることを目指して何かをやると、おかしくなっていって、まったくうまくいきません。
シンプルに好きなこと楽しいことで、気づくと不眠不休でやってしまっていることであれば正解です。
※記事の内容はあくまでも私の個人的解釈になります。
解説動画もあります。
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