マイダンジョンカード的恋愛論/必殺技『シンデレラ』
・マイダンジョンカードとは
黒羽さえり先生が開発したヒューマンデザインを元にした統計学の一種。
自分の生年月日からその人の生まれ持った才能を導き出します。
・必殺技『シンデレラ』
シンデレラのように王子から追いかけられていることを確認してから、
逃げるなど、すべての結果を分かっていながら行動するあざとい女。
自分の世界を一変させる能力を持つ。
この必殺技が発動した時のスピード感は死ぬほど速い。
・エピソード
遠藤千夏(必殺技『シンデレラ』持ちの27歳)
占いババ(路上の謎の占い師)
とある繁華街の路上で…
占いババ「ちょっと、そこのお姉さん」
千夏「…」
占いババ「あんたや、あんた。赤い服着てる」
千夏「えっ、私?」
占いババ「そうそう。だからあんたや言うてるやろ」
千夏「な、なんですか?」
占いババ「あんた、この世で一番不幸な女の顔してるで」
千夏「えっ?」
占いババ「なんかあったんか?」
千夏「えっ?」
占いババ「ここ座り。話聞いたるさかいに」
千夏「えっ?でも、お金かかるんですよね?」
占いババ「当たり前やないか。私は占い師やで」
千夏「そう言われても…」
占いババ「あんたな、ほんまに男運変えたかったら1万円で診たるから」
千夏「えっ?20分3,000円って書いてますよ」
占いババ「そうや。一般人はその値段や」
千夏「えっ?私も3,000円くらいなら…」
占いババ「せやから、あんたの男運は最悪やって言うてんねん」
千夏「えっ?さっきから男運、男運ってなんで恋愛一択なんですか?」
占いババ「はあ?私は占い師やで、あんた舐めてんのか?」
千夏「い、いえ。そんなことは…」
占いババ「ほんで、どうするん?」
千夏「…」
占いババ「いつもあんたが男へ貢いでる金額考えたら安いもんやろ?」
千夏「えっ?なんで、私の貢ぎ癖を知ってるんですか?」
占いババ「だ・か・ら…」
千夏「あっ、そうか。占いババやからか…」
占いババ「誰がババやねん」
千夏「す、すいません…」
占いババ「ほんで、どうすんの?1万円払うん?やめとくん?」
千夏「う~ん。実は、今日、彼氏が浮気してたこと知ったんです…」
占いババ「浮気だけちゃうやろ。お金も貸してるやろ」
千夏「えっ?どうしてそれを…」
占いババ「だからやな…」
千夏「は、払います。1万円、お願いします」
占いババ「よっしゃー。ほないくでー、覚悟して聞きやー」
千夏「はい!」
占いババ「あんたはな、仕事も恋愛も友人関係もすべて、現金を基準にして生きたらうまくいくねん」
千夏「げ、現金?」
占いババ「そうや」
千夏「…」
占いババ「今日は恋愛に絞って言うわな」
千夏「はい」
占いババ「あんたが男に貢ぐとか狂気の沙汰やからな」
千夏「えぇ?」
占いババ「あんたはな、逆に男から貢いでもらってなんぼやで」
千夏「貢いでもらう?この私がですか?」
占いババ「せや!だからな、初デートでワリカンとかの男もその時点でアウトやからな」
千夏「えー、ワリカンもアウトなんですか?」
占いババ「そうそう。とにかくおごってくれる男がええんや」
千夏「なんか、見返りを期待されてそうで嫌だな…」
占いババ「はあ?何にも返さんでええよ」
千夏「えっ、返さなくていいんですか?」
占いババ「そうや!何か見返りを期待してきた態度1ミリでも感じたら、これまたアウトやからな」
千夏「うわー。そんなんでいいんですか?」
占いババ「まあ、通常は高飛車な女になるけど、あんたの場合だけは特別やからな」
千夏「特別?」
占いババ「そや。とにかく何の見返りも期待せずに、ただただあんたに現金を持ってきてくれる男を捕まえることや」
千夏「うーん。そんなことできるかな?」
占いババ「まずは、今やってる男に貢ぐっていう真逆のクセをすぐに止めるところからやな」
千夏「そ、そうですね…」
占いババ「まあ、こんなところやな。また進展あったらおいで」
千夏「えっ?もう終わりですか?1万円も払ったんですよ」
占いババ「そうや。今、私が言うたこと活かしたら、1万円どころの騒ぎやないやろ?」
千夏「まあ、そう言われたらそうですけど…」
占いババ「とにかく、現金を軸にして恋愛したら最強やからな!」
千夏「は、はい…」
占いババ「それとな、高級クラブとかで働いたらええで」
千夏「高級クラブですか?」
占いババ「せや」
千夏「カフェでウエイトレスはやったことありますが、キャバクラとかはちょっと…」
占いババ「アホか!誰がキャバクラで働けなんか言うてんねん。高級クラブや」
千夏「は、はい。高級クラブですね」
占いババ「せや」
千夏「わ、分かりました…」
占いババ「ほな、せーだいがんばりや」
千夏「は、はい」
1年後、同じ繫華街の路上で…
千夏「ババー。やっと会えたー」
占いババ「ん?あぁ、あの時のやさぐれ女やないの」
千夏「ババー。どこ行ってたん?何回もここに来てんでー」
占いババ「ババちゃうわ、まあ、私もいろいろ忙しいねん」
千夏「1年前にババに占ってもらった後、言われた通りに現金を基準に生きていったのよー」
占いババ「ほんまに、やったんか?」
千夏「うんうん。言われた通り新地の高級クラブの面接にいったら、なぜか奇跡的に採用されて」
占いババ「ほー」
千夏「そこで、半年もしない内にナンバーワンになっちゃって」
占いババ「やったやないの」
千夏「うん。それからお金に余裕ができたから、昔からの夢だったイタリアひとり旅にファーストクラスで行ったのよ」
占いババ「ほー。あんたも偉なったもんやな」
千夏「そうでしょ。その帰りの便で隣の席だったIT関係の会社を経営している今の彼に出逢ったのよー」
占いババ「あらー。そこまでうまくいくとは、私も思わんかったけどな…」
千夏「ありがとうー。全部、ババのおかげよー」
占いババ「いやいや。それはあんたの実力や」
千夏「私の実力?」
占いババ「普通は20分3,000円って書いてあるのに1万円払うんは、ただのバカかよっぽど思いつめてる奴しかおらんよ」
千夏「あぁ、あの時、私かなり思いつめてたから…」
占いババ「そうやったんやな」
千夏「ババ、本当にありがとうー。これお礼」
占いババ「なんや、10万も入ってるやんか…」
千夏「ちょっと少ないかもだけど、私の気持ちだから取っといてよ」
占いババ「ほな、遠慮せずにもろとくわな」
千夏「うん」
【注意】統計学は占いではなく、生年月日からその人の持って生まれた才能を明らかにします。
ただ、占いで言われたことと統計学の結果は一致していることが多いです。
・リスペクトされながらお金をもらって生きていく
あなたの価値を認めてくれて、現金でしっかりと評価してくれる人たちと生きていくとこの必殺技が発動します。
あなたにお金をくれる人から順に、優先順位をつけて関わっていって下さい。
とにかくお金を食べて羽ばたいていくのが、シンデレラ持ちのあなたの真の姿です。
※記事の内容はあくまでも私の個人的解釈になります。
解説動画もあります。
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