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「私は大丈夫?看護師のハラスメント加害者になりやすい人の特徴と予防策」

はじめに
仕事終わりに「つい後輩にきつく当たってしまった」と自己嫌悪に陥ったことはありませんか? 常に緊張感のある医療現場では、誰もが無意識に「加害者」になるリスクを抱えています。ハラスメントは個人の性格だけでなく、看護師特有の環境や責任感がきっかけになることもあります。 本記事では、ハラスメント加害者になりやすい人の特徴と、自分を守るための予防策を解説します。


看護師のハラスメント加害者になりやすい人の特徴

看護師の現場に多いハラスメント

医療現場特有の閉鎖的な上下関係や責任感から、主に以下の3つが発生しやすくなります。
①パワーハラスメント
職務上の地位を利用した、業務の適正範囲を超える言動。
(大声での叱責、人格否定、過大な業務の押し付け、無視など)

②モラルハラスメント
 言葉や態度による精神的な嫌がらせ。「言葉のDV」とも呼ばれます。
(無視、ため息、見下した態度、わざと聞こえる悪口など)

③セクシャルハラスメント
 意に反する性的な言動。 (不必要な身体接触、容姿への言及、誘いの強要 など)

後輩にパワハラをする看護師。仕事中、このような光景を見たことはありませんか?

看護師のハラスメント加害者の特徴

看護師が加害者になってしまう背景には、ストレスだけでなく、多忙な職場環境や「こうあるべき」という強いプロ意識が裏目に出てしまうケースが多いです。主な特徴を下記の5つにまとめました。
 

①「正しい指導」だと思い込んでいる人
「後輩のため」「患者さんのため」という思いから、厳しい指導や無理な要求を正当化してしまうパターンです。自分の経験ややり方が絶対だと信じ、相手の状況に合わせた柔軟な対応が困難になっています。

②「教育の連鎖」を断ち切れない人
「自分も新人の頃はこれくらい厳しくされた」「これが当たり前だ」という過去の経験をそのまま後輩に投影しているケースが多いです。無意識のうちに、自分が受けた辛い経験を再生産している状態です。

③完璧主義で余裕がない人
責任感が強く、ミスが許されないというプレッシャーから、自分にも他者にも完璧を求めてしまいます。慢性的な人手不足で心身ともに余裕がなくなり、他者の小さなミスに対して過剰に反応しやすくなります。

④感情のコントロールが苦手な人
医療現場の過酷なストレスを自分の中で処理できず、後輩や新人など弱い立場の人達にぶつけることで、一時的な感情の発散をしてしまうケースがあります。

⑤共感性やコミュニケーションが不足している人
相手がその言葉をどう受け止めるかという視点が欠けており、無意識に尊厳を傷つける発言をしてしまいます。また、多忙を理由に対話を後回しにすることで、誤解や不信感を生みやすくなります。 

同僚へ厳しい指導をする看護師さんです。職場にこんな人いませんか?

看護師のハラスメント加害者にならないための予防策

これから、自分がハラスメント加害者にならないための予防策をお話します。日々の行動のふりかえり、相手に対する思いやりを持ち、コミュニケーションをとること、そして、自身の心を整えることがポイントになります。詳細は下記の5つにまとめました。

①自分の言動をふりかえる習慣をもつ
後輩をはじめとする誰かに指導をした際、いったん立ち止まり、自分の言動が適切だったか、ふりかえりましょう。冷静に考えることで、自身の心身状態を見つめ直すことができます。

②コミュニケーションを大切にする
業務が忙しいと自分のことで手一杯になり、他者への配慮がおろそかになりやすいです。カンファレンスだけではなく、日頃の会話などコミュニケーションを図る時間を大切にしましょう。自分から意見を言うことだけではなく、他者の言葉も聴くなど情報共有していくことが大事になります。日頃の悩みなど話し合うことで良好な人間関係を築けます。

③相手の立場に立ち、考える
後輩などへミスの注意をした後、言葉の選び方が正しかったか見直しましょう。自身に悪気がなくても、相手が何気ない発言で傷ついている場合があります相手の立場を自分に置き換えて考えることで、、誤解の予防につながります。

④意見が対立した時の聴く姿勢
医療現場では、日々のミーティングなど意見交換をする時があります。その際自分の意見を伝えることだけではなく、、後輩など他者の言葉も聴きましょう。色々な人達の考えを知ることで、自身の視野を広げられます。

⑤怒りやストレスのコントロール方法をもつ
仕事中、ストレスを感じた時は、いったんその場を離れるなど状況のリセットを心がけましょう。合間を見て、深呼吸やストレッチをするなど心身を整えることが大切です。

本記事のポイントです。相手の立場に立ち、自分の行動を見直すことが予防の第一歩です。

おわりに
本記事は、看護師の現場でハラスメント加害者になりやすい人の特徴と予防策について解説しました。常に人手不足で、業務が重なることで、多くの人達がストレスを抱えます。他者にその怒りをぶつけないように、お互いを思いやる気持ちと自身の心身コントロールが大切になります。今回の記事が、自分自身の行動の見直しとストレスケアのきっかけになれば、嬉しいです。

いつでも、仲間への思いやりと感謝を大切にしていきましょう。


 


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