子どもに励まされた日。あの小さなお弁当が、私を救った。
ゆる~く生きるMiiです。
私は10年ほど前から、
更年期障害の症状が現れ始め、
3年後には「日光過敏症」と
診断されました。
外に出て、紫外線を浴びると、
重度の疲労感(※本人判断)で、
全く動けなくなり、
一日中横になって
過ごすことがほとんどでした。
遊び盛りの娘は、
夏休みの平日どこにも行けず、
ずっと我慢してくれていました。
(土日は元夫が連れ出してくれました。)
そんな彼女が起こした行動に、
涙が止まらなくなった日があります。
今回は、そんな娘の健気な話です。
ある日、ぐったりと動けない私に、
娘が話しかけてきました。
「お母さん、ベーコンは
どうやって焼くの?」
「コンロは危ないから、
トースターで3分焼いてみて」
「ウインナーは?」
「ベーコンより時間がかかるから
別々に焼いてね。5分くらい」
「わかった~」
お腹が空いたのかな、
と思いながらも、
私は答えるのがやっとで、
そのまま眠ってしまいました。
目を覚ますと、枕元に正座した娘がいて、
驚くようなことを言いました。
「お母さん、私がお母さんの分まで
お弁当を作ったから、
遊びに連れて行ってください」
うわぁ~、思い出したら、書きながら泣いてしまう。。。
8歳の子どもが、遊びに行きたくて
お弁当を作り、正座してお願いするなんて。
母親として情けなくて、
泣き出しそうなのをこらえながら、
「公園に行こうか。
でもお母さんは一緒に
遊べないかもしれないよ。
それでもいいかな?」と聞きました。
「お外に行けるならいいよ」
満面の笑みでそう答える娘。
どんなことになっても、
絶対に連れて行こうと決めました。
日中に車を運転して
出かけるのは久しぶり。
大はしゃぎの娘が不憫で、
自分を一層追い込みました。
この頃が、子育て中で
一番辛かった時期です。
駐車場に車を止めると、
娘は走り出したい気持ちを抑えて、
私を気遣ってくれました。
よっぽど我慢していたんだな。
テントを持参し、紫外線を避けながら、
娘の様子を見守っていました。
少し遊んでから、
真心のお弁当を広げました。


「こんなに美味しいお弁当は
初めて食べたわ。
上手にできたね!」
娘は嬉しそうに、説明してくれました。
「私は手が小さいから
おにぎりを作るのが難しかった」
私の心の中では、
大雨が降ったあとに
流れ落ちる滝のような涙が、
止まりませんでした。
高齢出産だった私は、
娘が一番遊びたい時期に、
更年期障害が重なり、
寂しい思いをさせてきました。
少々の反抗くらい、
この日のことを思い出して、
我慢しないといけないな……
今夜は、そんなことを
静かに考えています。
あの日のお弁当の味は、
きっと一生、私の心の中で
冷めることはないでしょう🍀
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