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安定より挑戦!40歳から始まった「自分の人生」

🌙40歳で選んだ「自分の人生」

#30代のキャリア

30代のほとんどを、私は“誰かのため”に使ってきた。
子どもたちのため、学校のため、家庭のため。
気づけば、自分の気持ちをどこかに置いてきてしまったような感覚があった。

大学を卒業して小学校の先生になった。
「子どもたちに分かりやすい授業をしたい」「慕われる先生になりたい」――そんな思いで、毎日がむしゃらに働いた。
金曜の夜、気づいたら玄関で寝ていたこともある(もちろん飲んで帰ったわけではない)。

20代後半で結婚し、30代前半は3人の子育てに全力を注いだ。
ありがたい制度に支えられ、続けて育休を取ることができたが、復帰した年にはいきなり学年主任。
気づけば“中堅”と呼ばれる立場に。
経験も自信も足りないまま、年齢だけが上がっていくようで焦りを感じていた。

それでも「任されたからには」と必死に働いた。
けれど、どれだけ頑張っても、胸の奥にはいつも虚しさが残った。
学校では子どものために全力を尽くしているのに、自分の子どもとは十分に向き合えない。
「私は何のために働いているんだろう」――そんな問いが、日に日に大きくなっていった。


🌸封印していた夢を思い出す

実は学生のころ、心理士になりたいという夢があった。
でも当時の私は、親の期待を優先し、その思いを胸の奥にそっとしまい込んだ。

そんなある日。
コロナによる自宅隔離中に『死ぬ瞬間の5つの後悔』という本を読んだ。
そこに書かれていた言葉――

「自分に正直な人生を生きればよかった」
「働きすぎなければよかった」

まるで自分に向けられているようで、心に突き刺さった。
“このままでは、きっと後悔する”
そう思った瞬間、私は40歳で教員を辞める決心をした。


✨42歳、ようやく自分の道へ

退職後、通信大学で心理学を学び直し、来春からは心理学の大学院へ進学する。
ようやく、自分の気持ちに正直に生きる人生が始まった。

安定を手放すのは怖かった。
でも、自分の心に正直になることは、それ以上に大切だった。

キャリアの“安定”を手放すには勇気が必要だったけれど、今はまったく後悔していない。
これからは、やりたいことに挑戦し、誰かの心にそっと寄り添える仕事をしていきたい。

私は40代で、ようやく自分の人生を選べた。
挑戦するのに遅すぎることなんて、きっと本当にないのだと思う。

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