PTA副会長になって、見えてきたもの
※約1000字程度です。
今年度、中学校のPTAで副会長をしています。
役員選出や
年度当初の慌ただしさもようやく落ち着き、
少しずつ活動が軌道に乗ってきました。
PTA役員をやっていると、
近隣の学校の役員さんと話す機会があります。
先日も、
近隣の小・中学校のPTA会長・副会長が
集まる会議に参加しました。
話を聞けば聞くほど、
「同じPTAなのに、こんなに違うんだ」
と、PTAの見え方が変わりました。
どの学校にも共通する課題がある一方で、
その町ならではの課題もありました。
どの学校も共通していたのは、
「PTAをどう続けていくか」
を真剣に考えていることです。
私の子どもの中学校でも、
活動内容を縮小し、来年度から
PTA会費を減額することが決まりました。
負担は減らしたい。
でも、子どもたちのために残したい活動もある。
そんな模索が続いています。
また、多くの学校で共通していたのが、
PTA未加入の家庭が増えていることです。
加入していない家庭と加入している家庭に
どこまで差をつけるべきか。
卒業記念品などをどう扱うのか。
どの学校も悩みながら運営していました。
私は、子どものことを考えると、
簡単には線引きできないのだと感じました。
役員が毎年なかなか集まらないことも、
多くの学校が抱える共通の課題です。
役員をしない人に
「会費を多く負担してもらう」という案も
出たそうですが、
根本的な解決にはならないとして
見送られたそうです。
どの学校も
試行錯誤していることが伝わってきました。
私にとって、
一番盲点だったのが、自治会との関係でした。
昔からの町では、
PTAと自治会が一緒に行う行事が多く、
PTAだけ仕事を減らそうとしても
簡単にはいきません。
自治会長さんが
長年学校や町を支えてこられた方だったり、
その行事が地域の歴史や文化と
深く結び付いていたりして、
簡単に変えられない理由があることも
知りました。
新しい住宅地が多い地域では、
比較的柔軟に活動を見直している学校も
ありました。
でも、私が一番心に残ったのは、
制度そのものではありませんでした。
「この町では、
どうして今の形になったのだろう。」
そう考えながら話を聞いていると、
長年学校を支えてきた人たちの思いや、
その町ならではの歴史が
少しずつ見えてきました。
私は今の町に、
子どもが生まれてから移り住んできました。
PTA役員になるまでは、
自治会のことも、
町の行事がどのように続いてきたのかも、
ほとんど知りませんでした。
今回、今まで気づかなかった、
この町の歴史や人の思いを
知ることができました。
町を見る目が、
PTA役員をやる前とは
少し違って見えるような気がします。

