長男に読ませたかった本──『父から息子への手紙』が教えてくれる人生のこと
大学生になった長男に、ある本を読んでもらいたくて買ってきました。
でも、僕がその本の説明をする前に、彼は家を出て行ってしまいました。
少し寂しい気持ちを抱えつつ、
今日はその“読ませたかった本”をご紹介したいと思います。
■ 紹介したい一冊
『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』山崎元 著(Gakken刊)
この本は、経済評論家として知られた山崎元さんが、
病床で息子に宛てて綴った手紙をもとに書き上げられた、
人生の指南書です。
読み進めるうちに、これは「お金の本」でもあり、
「人生の教科書」でもあると感じました。
そして、「父親として、息子に伝えたいこと」が
たくさん詰まっています。
■ 本書の魅力と学び
◉ お金は「人生の道具」
お金はあくまで目的ではなく、手段。
「増やし方」よりも「振り回されない姿勢」が
大事であることを教えてくれます。
投資は「分散」と「長期視点」
保険は“損”の考え方から見直す
借金はしない。自由であるために
こうしたシンプルで実践的なルールが、
若い読者にもすっと入ります。
◉ 仕事とキャリア
「得意なことを活かし、社会に貢献する」
「キャリアは人に任せず、自分で切り拓く」
スピード感ある変化の時代にこそ大切な考え方。
12回の転職を経た著者だからこその言葉に、
リアリティがあります。
◉ 幸福の定義を、改めて考える
人生で本当に大切なものは何か――
健康
人間関係
自己承認
心の充実
特に印象に残ったのは、
「自分の“嬉しい”を言語化すること」と、
「自分の居場所をひとつにしないこと」。
この部分を、息子に直接読ませたかった…。
■ こんな人におすすめです
就職・進路・お金に悩む若者
家族と未来を考える全ての大人
投資・キャリア・生き方に興味がある人
そして何より、**「親として、子どもに何を残せるか」**を
考えている方にも読んでほしい。
■ 最後に
山崎元さんはこの本を
「たとえ自分がいなくなっても、
息子の人生に役立つ“明るい人生のマニュアル”であってほしい」
と願って書かれたそうです。
僕もこの本を通して、
父として長男に伝えたかったことが
明確になった気がします。
いつか、彼がこの本を手に取ってくれる日が来たら。
そんな想いを込めて、本棚にそっと置いてあります。
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