人の意見を柔軟に受け入れる人はなぜ若く見えるのか
健診の現場で出会う、若く見える人たち。
その中で感じるのは、
人の意見を柔軟に受け入れられる人ほど、
やわらかく、若々しい印象があるということだ。
同じ職場の方が複数人で健診を受診され、
検査待ちで待っている間、
仲良く楽しそうに談笑されている方が時折いる。
年齢に関係なく、
自分よりもずっと若い人の意見にも、
きちんと耳を傾けている。
そういう人は、
「自分はこう思うけど、そういう考え方もあるんやね」と、
自然に受け止めることができる。
そこには、変な意地や構えがない。
だからこそ、会話の空気もやわらかく、
関わっていて心地よさを感じる。
一方で、
「昔はこうやった」
「わたしたちの時代は…」
そんな言葉が多くなると、
どこか表情も固くなり、
眉間にしわが寄っているような印象を受けることがある。
過去の経験は大切なものだけれど、
そこにとどまり続けてしまうと、
新しいものを受け入れる余白が少しずつ減っていくのかもしれない。
時代は少しずつ変化していく。
その中で、
考え方や価値観も変わっていくのが自然なことだと思う。
だからこそ、
今の時代に合った考え方を取り入れながら、
自分自身も少しずつアップデートしていける人は、
とても軽やかで、若々しく見える。
また、
いろんな人と関わりながら話をしている人は、
自然と「聞く力」も育っているように感じる。
相手の話を最後まで聞き、
その中で「いいな」と思う部分を、
素直に取り入れていく。
その積み重ねが、
その人のやわらかさや、あたたかさにつながっているのかもしれない。
人の意見を受け入れるということは、
自分を否定することではなく、
自分の世界を広げていくこと。
そうやって、
変化を受け入れながら、
今の自分を少しずつ更新していく人は、
「今この瞬間」を大切にしながら、
前に進み続けている人なのだと思う。
その在り方が、
自然と若々しさとして表れているのではないだろうか。
次回は「体を動かしている人」について考えてみたい。
