【追記あり】「デカすぎんぜこの愛は」3XLをMVと歌詞から読み解く
お久しぶりの投稿になってしまいました。
そんな中でもお読みいただき、ありがとうございます。
※私は細胞や医学的なことには詳しくないので、あくまで感情での自分なりの解釈を綴ってみました。
長いですが最後までお読みいただければ嬉しいです☺️
はじめに
「3XL」を最初に聴いたとき、
私は迷わず1人の女性への片想いの曲だと思いました。
昔の思い出が何度も出てきて、
時間が経っても忘れられず、
SNSで今も相手を見かけてしまう。
それは、恋が終わっても感情だけが置いていかれる、
あの一方通行の感じそのもののように感じて。
でも後からMVを見て、
少し戸惑いました。
この曲は、MVが先に作られていた
MV公開直前のインスタライブで、
紫耀くんは「3XLはMV先行の曲」と話していました。
つまりこの曲は、
音楽より先に映像構想と物語が存在していたということ。
私たちは曲を先に受け取ったけれど、
制作側は映像構想から感情を組み立てていた。
この時点で、
どうしても“ズレ”は生まれるのかなと。
歌い出しのクリック音が示すもの
「3XL」は、いきなり歌から始まらない。
イヤモニから聞こえるような、クリック音から始まる。
あれは、
演者だけが聴いている「始まりの合図」。
感情ではなく、
舞台に立つためのスイッチ。
そのあとに来る歌詞が、
「ライブの最前列/君が俺の音に乗ってる」。
最初から、
好きな側と、好かれる側。
感情の向きは揃っていない。
この恋は、
始まった瞬間から一方通行。
※MVでは心電図の音として表現されています。
昔の描写が多い=相手は1人ではない?
MVや歌詞には、
・ダンススクール
・昼休み
・昔一緒に聴いていたMD
・「あれから10何年経ってんだ」
時間が行き来する描写が多く出てくる。
だから
「いろんな相手への片想いなのでは?」
という考察もあるかもです。
でも私は、
1人の女性を長い時間想い続けている物語
として受け取りました。
「MDのふたりごと」と音楽の記憶
歌詞に出てくる
「MDのふたりごと」。
RADWIMPSの楽曲を思わせるこのフレーズは、
青春期の不器用な恋や、
言えなかった気持ちを一瞬で呼び起こす。
MDで音楽を聴き、
ダンスをしていた過去。
音楽と身体の記憶が、
ひとつの恋に重なっている。
この曲は、
歌詞の中にたくさんの楽曲オマージュが散りばめられています。
それはきっと、
その人を想いながら聴いてきた音楽たちなのかなと思ったり。
等と考えながら聴いていた先行配信からのMV。
Number_iの「3XL」のMVを見終わったあと、
かわいくて、カラフルで、メルヘンだったはずなのに、
なぜか胸の奥がぎゅっと苦しくなった。
たぶんそれは、
このMVがただのラブソングの映像ではなく、
「心を差し出すこと」と「傷つくこと」を
とても正直に描いていたからだと思う。
メルヘンな世界と、むき出しの心
自転車で空を飛び、お城に向かう3人。
色彩は明るく、世界はやさしい。
途中で登場する3人の女性
(Ms.B / Ms.Helper / Ms.Killer)と楽しそうに踊る姿は、
ファンと共有してきた時間や、
信じ合えていた世界の象徴のように見えました。
特に印象的だったのは、
Number_iの3人がつけているハート型のネックレス。
中が透けていて、心臓のように鼓動している。
それは
「愛している心」であり、
同時に
無防備で、傷つきやすい心にも見えました。
病原と免疫
歌詞やMVの構造とエンドロールから
Number_iと3人の女性は
「病原」と「免疫」を表しているようです。
病原=心を侵すもの
免疫=それに抗う存在
完全に排除できない病原と、
それでも働き続ける免疫。
この関係性は、
愛することのリスクや、
傷つく可能性を抱えながらも
表現し続ける姿に重なります。
「君と俺まるで免疫と病原」
映像先行だからこそ描けた“片想い”
紫耀くんはワイドショーで、
この曲で特に伝えたかったのは
片想いの一方通行感だと話していました。
「デカすぎんぜこの愛は、っていう一方通行」
「この先もう行けないよ、っていう恋は3XL級」
この言葉を聞いたあとでMVを見ると、
あの世界がさらに苦しく、切なく見えてきます。
傷つく可能性があっても愛を差し出す
一方通行だと分かっていても、止まれない
突進してくるアメフト選手=抗えなかった過去
途中で現れる、アメフト選手のような人物(体内だとマクロファージだそうです)が
3人に向かって突進してくる場面。
最初は
突進され
抗えず
同じ場所に落とされる
3人はバラバラにはならない。
同じ出来事を同じタイミングで経験している。
この場面は、私には
King & Prince時代、
環境や状況に翻弄され、
5人がどうにもならない中で
バラバラになってしまった過去と重なって見えました。
誰かが悪かったわけでも、
弱かったわけでもなく、
ただ
状況そのものが、あまりにも強すぎた時期。

それでも前に立つ人
次に同じ突進が起きたとき、
紫耀くんはそれを正面から止める。
それは
「強いから」ではなく、
守ると決めたから
前に出たように見えました。

撃たれる心と、残されたネックレス
ラスト、
嬉しそうに笑っていた紫耀くんの表情が、
一瞬「え?」という顔に変わる。
画面が切り替わり、
Ms.Killerが銃を向ける。
直接撃つ瞬間は描かれない。
その代わりに映るのは、心電図。
言葉や視線、憶測。
形はなくても、確実に心を傷つける“銃”。
そして最後に残るのは、
葉の上に置かれた、ハートのネックレス。
砕けていない。
汚れてもいない。
それを、誰かが拾い上げる=記憶の中に残しておく。

強いけど、無理しないでほしい
Number_iは強い。
それは間違いない。
でもこのMVを見て、
私は少しだけ、こう思ってしまいました。
強いけど、無理しないでほしい。
「3XL」は、
愛の大きさを歌った曲であり、
同時に
愛を差し出すことの痛みを知っている人の歌
なのかなと思いました。
さいごに
「3XL」は何度も聴いて、何度も見返してしまう。
まさしく「好きになっちゃう 好きになっちゃう どんどんどんどん」な曲!
答えはひとつじゃない。
ただ確かなのは、
この曲が描いているのは
デカすぎる、一方通行の愛だということ
※これは一個人の解釈です。
そして紫耀くん29歳のお誕生日おめでとう!!!
追記→紫耀くんがYouTubeライブ等で話してくれたこと。
未確認領域の体内をモチーフにしたMVからのサイドストーリーとして作られたのが3XL。
病原菌と免疫細胞が恋をするけど、お別れしないといけないお話。
メルヘンだけどミステリアスな感じやホラー感も出したかった色味の映像とのこと。
見れば見るほど、
聴けば聴くほど、
いろんな考察が浮かんでくる曲はこちら💁♀️
