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キャンプ当日の朝は、毎回ホームアローン状態

さあGWが始まる。
我が家は恒例の2泊3日キャンプ。

世間では「家族で楽しむアウトドア」と言うけれど、実態はちょっと違う。
私にとっては、数日前から始まる一大プロジェクトである。

まずは立案。
天気、気温、渋滞、子どものテンション、妻の疲労度まで考慮して行き先を決定。
ここでほぼ旅行会社の仕事は終えている。

次に買い出し。
肉、野菜、飲み物、お菓子、朝食、非常食。
なぜか現地で食べるカップ麺まで必要になる。
キャンプなのに、スーパーのレジでは小規模な避難訓練みたいな量になる。

そして最大の難関、積み込み。
これはもうテトリス世界大会。
テント、タープ、椅子、寝袋、焚き火台、クーラーボックス。
隙間に調味料を差し込む技術は職人レベル。

一方その頃、家族はというと――

「明日の朝、何時出発?」
「服これでいい?」
「充電器どこ?」

いや、そこじゃない。
もう8割終わってるんだよ、こちらは。

そして当日の朝。
他のメンバーは、ほぼ空港の搭乗客みたいな顔で車に乗り込むだけ。
中には、行き先のキャンプ場を知らない者までいる。

もはや私は主夫ではない。
ツアーコンダクター兼物流責任者兼現地シェフである。

こうして旅が始まる。

現地に着いて、テントを立てて、火を起こして、みんなでごはんを食べる。
子どもたちの笑い声が響いて、妻もほっとした顔をしていて。
その景色を見ると、準備の大変さなんて少しだけ忘れる。

帰る頃には、服は煙くさくて、荷物はぐちゃぐちゃで、みんな少し疲れてる。
でも車の中には「楽しかったな」がちゃんと残っている。

たぶんそれが、また次のキャンプを計画してしまう理由。
大変だけど、結局こういう時間が、家族の思い出になっていくんだと思う。

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