真似して損なし!愛を丸ごと飲み込む「パパの幸せごはん術」
離乳食が進んで、少しずつ一人で食べられるようになってきた頃。
ふとした瞬間に、お子さんが「はい!」と食べ物を差し出してくれること、ありますよね。
ママやパパの真似をして、一生懸命に。
でも、正直に言えば……。 お子さんがくれるその「一口」って、 大人の食欲とはちょっぴり結びつかないものだったりしませんか?(笑)
🥄スプーンの上で冷めきった、納豆おかゆ
🍞おかずの汁気をたっぷり吸った、パンの端切れ
🍊握りしめられて、果汁がほぼ飛び出したミカンの一粒……。
「ありがとう、でもいいよ」と優しく断ったり、 虫歯菌を心配したり、食べるふりだけをしたり。 それが一般的な反応かもしれません。
でも、私が出会ったあるお父様は、少し違いました。
「お!パパにくれるの?ありがとう!」
そのお父様は、お子さんから差し出されたものを、 いつだって、必ず、100パーセント食べるんです。
「いただきます!」と口に入れて、 「ん〜〜〜!うまい!!!」と全力の笑顔。
そのお宅は、シングルファザーで1歳半の男の子を育てるご家庭でした。 お仕事と育児の両立で、毎日が嵐のように過ぎていくはずなのに。 お父様はお子さんからの「どうぞ」を、決してスルーしません。
一度、思わず笑ってしまったことがあります。
お子さんの「パパ、はい!」が止まらなくなってしまい、 気がつけば、その日の食事の90パーセントを、お父様が食べていたんです。
「断ればいいのに(笑)」なんて一瞬頭をよぎりましたが、 お父様の顔を見ていると、なんだかこちらまで胸がいっぱいになりました。
(もちろん、そのあともう一度作ってお子様には食べていただきました)
お父様が食べてくれるたび、 お子さんの表情には、誇らしさと安心感が広がっていきます。
それは、自分の「好意」が真っ直ぐに届いた証。
どんなに忙しくても、一人の人間として向き合い、 差し出された愛を全力で受け止める。
そんなお父様の姿勢が生み出す、穏やかで幸せな空気。 「子どものごはん」以上の、栄養たっぷりの愛をいただいた、そんな夕暮れ時のお話でした。
ではここで、シッター清水さんの心理学講座
お子さんからの「どうぞ」を全部食べちゃうお父様。
この行為は、お子さんの心の成長にとって「最高のご褒美」なんです。
難しい理屈を抜きにして、3つポイントがあります!
「パパを幸せにした!」という自信
1歳半くらいのお子さんにとって、パパやママは世界のすべてです。
自分が差し出したもので、大好きなパパが「うまい!」と笑顔になる。
その瞬間、お子さんの心には「ボクの力で、パパをハッピーにできた!」という自信がムクムクと湧いてきます。これが、自分を好きになる第一歩なんです。
「全部受け取ってもらえた」という安心
「冷めたおかゆ」も「パンの端切れ」も。 お子さんにとっては、その時持っている「宝物」です。それを断らずに受け取ることは、 「あなたの気持ちを、丸ごと認めているよ」 という無言のメッセージ☆
「ここは安心できる場所なんだ」 その実感が、お子さんの心を強く、優しく育てていくんですね。
「美味しい」を分かち合う喜び
一人で食べるより、誰かと「美味しいね」と笑い合う方が楽しい。
そんなシンプルな経験が、「人と一緒にいるのって楽しいな」という、思いやりのある優しい心を育てていきます。
この幸せな時間を積み重ねていくと、お子さんはどうなると思いますか?
失敗しても「次は大丈夫」と思える、しなやかで折れない心が育ち、
自分の大切なものも誰かに惜しみなく分け与えることができ、
やがて、相手の気持ちにそっと寄り添えるような、優しいコミュニケーションができる大人へと成長していくでしょう。
この投稿は、
「真似して損なし!」シリーズ第五弾です。
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次の記事で、またお会いしましょう!
