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精霊幻想記

精霊幻想記せいれいげんそうき』は、北山結莉による日本のライトノベル。小説投稿サイト「小説家になろう」にて2014年2月12日から2020年10月20日まで連載、書籍版は2015年10月よりHJ文庫(ホビージャパン)から刊行されている。イラストは26巻まではRivが、27巻からは油布京子が担当。
旧タイトルは『こんな世界で』(2014年2月12日 - 2月20日)、『精霊幻想記 〜こんな世界で出会えた君に〜』(2014年2月20日 - 2015年6月29日)。2020年10月20日をもって小説家になろう版は取り下げという形で削除された。
2020年11月にはテレビアニメ化が発表された。2024年8月時点でシリーズ累計売上部数は280万部を突破している。

あらすじ
ベルトラム王国のスラム街に暮らす7歳の少年リオは、ある日突然自分の前世、異世界の国日本の大学生天川春人あまかわはるととしての記憶を取り戻す。混乱する中でたまたま王国の第2王女フローラ拉致らち事件に遭遇した彼は、成り行きで王女を救出し、その褒美として貴族の子弟が学ぶ王立学院に入学する。
しかし5年後に行われた演習にて、フローラを突き飛ばしてしまった貴族子弟の失敗を擦り付けられる形で指名手配されてしまうことになり、学院内で唯一の心の拠り所だったセリアのみに別れを告げて国を出奔。そこからリオ――ハルトの、前世と今世の因果を巡る旅が始まった。

ーウィキペディアより抜粋ー

孤独な少年が「大切なもの」を見出みいだすまでの旅路・・・
『精霊幻想記』第1期は、過酷かこく貧民街スラムから始まりますが、王女を助けた事により、学園への入学を許されます。が、学園内での羨望せんぼうと身分差別から出奔しゅっぽん余儀よぎなくされるものの、紆余曲折うよきょくせつを経て帰還を果たし最終的に恩師を救い出すまでに至る、リオという一青年の「自己確立と安住の地を探す旅路」の物語・・・
運命の歯車・・・ラティーファとの邂逅かいこう
ストーリー序盤で、リオは日本人だった前世の記憶に目覚め、魔力という強大な力を得ますが、それは同時に周囲からの猜疑心さいぎしんや差別にさらされる人生の始まり・・・ベルトラム王立学院での孤独な日々を経て、冤罪えんざいにより国外逃亡を選択した彼が、最初に出会った転換点が獣人奴隷のラティーファ。 刺客としてリオの命を狙った彼女を許し、一人の少女として真正面から向き合うリオの姿には、復讐心に燃える逃亡者ハルトとしての側面だけでない、リオ生来の「優しさ」が垣間見えました。
精霊の民との交流と力の開花
精霊の民の里でのエルフ獣人達との生活は、リオにとって束の間の休息であり、真の力・精霊力と剣技を鍛える修行の場ともなりました。里の守護者である大精霊ドライアスとの対話や、自身の相棒となるアイシアとの出会い。ここで彼は、単に「強い少年」から、「大切な人を守る力を持つ戦士」へと明確な成長をげます・・・この穏やかな時間が、後の過酷な旅路における精神的支柱になったのは恐らく間違いないと思うのです。
自らの出自ルーツ辿たどる旅・・・ヤグモ地方
ストーリー中盤、自身のルーツを求めて訪れたヤグモ地方でのエピソードは、リオの背景の重厚さを際立たせます。 両親の出逢いの秘密、そして自身が実は高貴な血筋の出自であったという事実。しかし、リオはその権威にすがることなく、あくまで「リオ」として、そして「ハルト」として誠実な生き方を選択します。この「過去との直面」によって、彼は迷いなくベルトラムへと舞い戻る決意を固める。
セリア奪還
そして第1期のクライマックスは、セリア・クレール先生の大救出劇。 リオにとってセリアは、まだ何者でもなかった自分に偏見なく接してくれた唯一の恩師。彼女が望まぬ政略結婚を強いられていると知った時、リオが見せた迷いのない行動力は、爺の心を熱く燃え上がらせました。 結婚式の最中、風をまとって現れ、セリアの手を取って空へと飛び去る光景シーン。それは、かつてしいたげられていた少年が、運命にあらがい、自らの意思で世界を動かした心躍こころおどる瞬間・・・
第1期全体を通して感じたのは、リオが常に「孤独」を抱えなつつも、出会う人々との絆を一つ一つ丁寧に編み上げていく真摯しんしな美しき態度。 復讐という暗い動機を持ちつつも、彼の根底にあったのは常に「誰かの為に」・・・という献身的な愛情。相棒にして大精霊のアイシアという謎めいた存在と共に歩み始め、次なる戦いへと向かう彼の背中には、もう貧民街スラムにいた頃の弱き存在ではありませんでした・・・
ラストシーンで見せたあの力強い眼差しは、待ち構える更なる激闘を予感させる、素晴らしい余韻を残しつつ・・・幕を降ろしたように感じました。

高野麻里佳による第1期オープニングテーマ「New story」は、透明感と力強さの共存・・・そして再出発をイメージさせる素晴らしい曲です!!しかし・・・天性の音痴であるこの老人には・・・まだ謡いこなせません・・・残念!!・・・(´Д⊂グスン

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