起業支援者がnoteで競合分析とプロンプトを本気で作り込んでみた|AI活用|差別化|ポジショニングとブランディング
自分の書いているジャンル、もう有名な専門家がたくさんいて入る余地がない
渾身の記事を書いたのに、結局フォロワーの多い人の記事に埋もれてしまう
noteで記事販売やメンバーシップを運営してると、必ずぶつかるのが競合の壁ですよね。
正直、私も落ち着かないことがあります。
スタートアップジャンルで記事を書いてると、
投資家や起業家が超絶深い記事をポンポン投稿してるし、法人アカウントもたくさんいる。
そんな私ですがビジネスプランコンテスト運営にも携わってて、いろんな業界の事業計画を読んでます。
そして読んでて気になるのが、この言葉▼
競合はいません
危うい。ものすごく。
100件の応募があったら体感6割は書いてある。
うそ!?競合いないの!?
すごいじゃん!
ってネット検索すると同じことやってる会社はサクッと3社は見つかるし、なんなら応募内容より役立ちそう。
実際その6割は競合がいないのではなく、自分に都合の悪いライバルを見ようとしなかったことで、残念ながら市場から去っていきました。
実は、noteの世界でも同じ見えない損失が起きています。
渾身の記事が大手の劣化版になっている
読者が「もっと手軽に知りたい」と思って
いるのに、重すぎる正論をぶつけ続ける
「いつか報われる」と信じて、ライバルが
既に攻略済みの分野で記事を書く
恐ろしいほどの機会損失なんですが、実は
競合分析ってプロでも迷走するくらい難しい。
自力でできる人は相当限られてしまう、
とても難易度の高いスキルなんですね。
でも凡人が最短距離で自分のポジションを見つけるには、これ以上の武器は無い。
私がプロとして真面目に悩み、起業支援の実務から学んだnoteで使える競合分析のテクニックについて、この記事に込めてみました。
ビジネスを撤退する人の共通点
さてさて、例のフレーズ。
競合はいません
ぶっちゃけて言うと、これが書いてある時点で
あ、この事業はたぶん失敗するな
というフラグが立ちます。
そしてもれなく回収できちゃう。
なぜかというと、フリーランスから大企業まで規模は違えど星の数ほどビジネスが存在している世の中。
こんなに多くのビジネスが存在しているのに、競合がいないなんてことはあり得ないからです。
いや、私のアイデアは独自性が高いし、
似たような考えの人なんて他にいない!
と落選された方から憤りをぶつけられることもあります。それだけそのビジネスに真剣に向き合っている心持ち、私には伝わります。
でも冷静に考えてみてほしい。
もし本当にその悩みを解決しようとしている人が世界中であなた一人だとしたら。
それは誰もお金を払ってまで解決したいと思っていない、需要ゼロの場所である可能性もまた極めて高いんです。
6割の応募者は競合不在だと言い切り残りはどうかというと、3割はもう少し分析の余地がある感じ。
本当に勝てる見込みのある戦略を描けているのは、多くても1割に絞られます。
ちなみにその1割の方々も、既に他のビジコンや投資面談で競合説明を手直しさせられた後なので、本当の意味で自力で競合分析できた人っていないかもしれない。
本気で事業計画を練り上げてくる人たちですら、競合分析にはつまずくんです。
そのくらい大変なんだけど、やっておかないと大手にどんどん客を取られていく。
例えば、「noteの書き方を教える記事」を書こうとしたとき。
note運用を書いている人だけをチェックして、
私の切り口は独特だから競合はいない!
と結論づけてしまう。
一方、読者の視点に立つとどうでしょうか。
彼らが知りたいのはnoteの書き方ではなく、
自分の発信で成果を出す方法かもしれません。
そうなると競合は電子書籍かもしれないし、
YouTubeの動画かもしれないし、
あるいはライティングスクールかもしれない。
「競合がいない」と断定してしまうのは、読者が今この瞬間、他の何に時間とお金を使っているのかを想像できていない証拠でもあります。
勝てる1割の人は、競合をいないと否定するのではなく、
どこに、どんな形で存在しているか
を解像度高く丁寧に洗い出しているんですね。
コレができると自分だけの差別化として個性を作り上げ、独自のポジションを確立できる。
まず「競合はいない」という思い込みを捨てること。
そこがnoteをビジネスとして成立させるための一歩になります。
今回は実務の事例から学んだ
競合分析の罠を整理し、
大手と戦わずに独自のポジションを確保する
具体的なステップ
をまとめてみました。
後半には、競合があえて無視している苦痛を
AIを使って特定するプロンプトも置いてます。
500円。スタバのコーヒー1杯分以下です。
本気で選ばれるクリエイターになりたい方だけ、この先へどうぞ。
9割が見落とす競合の存在
ビジネスの場に不慣れなクリエイターが
とにかくつまづきやすいポイントは、
具体的に誰を競合だと思えばいいの?
という点だと思います。
ここは本当に難しい。
プロでも間違える時あるもん。
でも安心してほしいです。
ちゃんとここを整理するだけで、競合が手の届かない場所を見る手掛かりができます。
競合には、3つのレイヤーがあるんです。
① 直接競合(Direct)
これは分かりやすいですよね。
同じジャンルで同じような解決策を提示している人たち。
私の例で言えば、スタートアップの知識を発信している起業家や投資家の方々です。
ここで真っ向勝負をすると実績や権威性の殴り合いになります。
よほど大きな権威性が無いかぎり、ここで消耗するのは効率が悪いですよね。
② 間接競合(Indirect)
ここからが見落としやすいので注意。
ジャンルは違うけど、読者の悩みは同じ
という人たちですね。
例えば、心の整え方みたいなテーマを書いているなら、競合は瞑想アプリや自己啓発本になるかもしれません。
読者の目的が稼ぎたいなら、ライティング術の代わりに物販や投資を語るのもライバル。
手段は違っても、解決したいゴールが同じなら、それは立派なライバルなんですよね。
③ 代替競合(Replacement)
ここが最も見落とされがちで厄介な競合ですね。読者の時間を奪い合っている、note内の別の行動。
例えば
記事を読むのをやめてタイムラインを眺める
自分の記事についたスキへのお返しをする
この離脱行動も実は競合になってしまう。
ちなみに本来であれば読者の時間や財布を奪い合っている、全く別ジャンルの存在。
例えば、読者が仕事終わりの疲れ果てた時間。noteを読む代わりに、Netflixでドラマを見たり、スマホゲームしたり。
こういった娯楽や休息の時間も、広義の意味で競合です。
ただ、厳密にはnoteというプラットフォームそのものの競合なので今回は省略しますね。
多くは①の直接競合ばかりを気にして
「あの人の方が詳しいから書けない……」と筆を止めてますよね。
でも、これってすごくもったいない。
競合を3つの層で捉えられるようになると、
あの人には勝てないけど、
この層の読者のこの不満なら
私が解決できる
という独自の隙間が必ず見つかります。
競合が多いから無理なのではなく、
競合が拾いきれていない
読者 / 顧客の本音はどこか?
そう視点を変えるだけで、提供できる価値も
その実現性も一気に変わってきます。

競合が取りこぼしている顧客を特定するリサーチ手順
ここからは、私が400の事業計画を粗探ししてきた視点と、今のnote運営で実践している具体的はリサーチの手順をお話しします。
世の中のマーケティング本を開くと、
競合をスプレッドシートに書き出して、
強みと弱みをマトリックス図にしましょう!
とか書いてあるけどnoteでそんな面倒な作業、一度もやったことありません。
書き出すのはもちろん大切なんだけど、
まず一次情報に触れ続けるほうが先決かと。
特に大事なのは読後感ですね。
私がアカウント初期から水面下でやっている「取りこぼしリサーチ」の手順はこちらです。
【STEP1】競合30人の読後感を浴びる
まずは自分のジャンルの競合を30人ほど、
とりあえず読んで発信の特徴を押さえます。
特に記事の中でチェックしたのはこの4つ▼
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