[外資戦コン備忘録] 軸出し、定義・名付けができるやつが一番偉い
これは自分の一番大事にしている価値観・感覚である
日常においても、仕事においても、「名前を付ける」という行為は世界の解像度をぐっと上げてくれてとても気持ちがいい。(なんか視力五条悟みたいな感じになる)
例えば、いろんなハラスメントの名前が台頭し、精神における病気も様々なものが広く世間に知られることになってだいぶ経った。病気に対して何も知らないといままで「なんかつらいなあ、うげぇ」とぼんやり思うだけだが、うつ病や適応障害といったものが広く知られるようになり、もしかして自分はこれなんじゃね?と捉える人・実際にそう診断される人が増えたように思う(実際周りでもちらほらいる)
それ以外でも、自分は川沿いを散歩していて虫や鳥を眺めるのが好きで、その時でも生き物の名前を知っていると「この辺まで歩くと○○ガモがいなくなるな」とか、「この地域には○○ムシがいて地元のとちょっと違うな。このへんは水がきれいだからかな」とか解像度が一段上がって見える。ちなみにもし次散歩したら、試しに足元にある花とか見かけた鳥とかの名前を調べてみてほしい、普通におもろいので
この世界の解像度が上がる感覚は仕事でも大事に思う。「意味合いは比較から生まれる」といったことは(少なくとも)コンサル業界においては常識だと思うが、その比較を解像度高く行って、あっと驚く発見・意味合い出しを行えるかがコンサルタントの価値の源泉である。その価値を発揮する際に、ぼんやりとした世界をどのような軸で切っていくつかの塊を切り分けて、それらの構造化した塊を比較する評価軸をなんかいい感じに設定できると、議論がぐっと前に進むし、「こいつ、できる!!」と周囲から思われる
だからGeneralist的な戦略コンサルタントはこの軸切り、定義づけを行うセンスが大事になってくる。今までは社内外のその業界の専門家と議論を重ねることでこの軸出しをブラッシュアップしていくことが若手コンサルタントに求められていたが、昨今はAIと壁打ちすることでだいぶやりやすくなったのではと思う。いい時代になったもんですな
