中国から日本への航空便、安さだけで決めないための実務メモ
1688やタオバオで商品を見つけたあと、「日本までの送料はいくらですか」と確認する方は多いと思います。
ただ、航空便は商品重量だけで料金が決まるわけではありません。梱包後の大きさ、電池や液体の有無、配送先、通関条件によって、同じ重量でも見積もりが変わります。
今回は、中国輸入で航空便を選ぶ前に、仕入れ担当者が押さえておきたい判断軸を整理します。
まず確認したいのは、速さより「いつ必要か」
中国から日本への航空便は、ルートにより約2~7日が一つの目安です。快速便なら2~3日、通常便なら4~7日程度ですが、これは工場から中国倉庫へ届くまでの時間や、検品・梱包時間を含まない場合があります。
販売開始日が決まっているなら、「何日で届くか」よりも、「何日までに中国倉庫から出せば間に合うか」を確認します。
初回商品は、仕様違い、数量差異、梱包方法の確認に時間がかかります。サンプルで検品基準を決めてから本発注へ進むと、発送直前の手戻りを減らせます。
軽い商品でも送料が高くなる理由
航空便では、実重量と容積重量を比較し、重い方を課金重量とすることが一般的です。
容積重量の目安は、
縦 × 横 × 高さ(cm)÷ 6000
一部の航空便では ÷ 5000 で計算します。
たとえば50cm × 40cm × 30cmの箱は、体積が60,000立方センチです。
・÷6000なら10kg
・÷5000なら12kg
実際の重量が7kgでも、10kgまたは12kg相当で計算される可能性があります。
軽量クッション、収納用品、帽子、ぬいぐるみなどは、商品単価が安くても容積重量が大きくなりやすい品目です。工場が示す商品サイズだけでなく、緩衝材や外箱を含めた最終サイズを確認する必要があります。
航空便と相性がよい商品
航空便が向いているのは、次のようなケースです。
・サンプルやテスト販売
・急ぎの欠品補充
・小型で利益額を確保できる商品
・発売日や季節が決まっている商品
・少量から販売データを取りたい商品
一方、大型家具、什器、低単価でかさばる商品、500kgを超えるまとまった貨物は、船便を含めて比較した方がよい場合があります。
初回100点だけを航空便で先に送り、売れ行きを確認してから残りを船便で送る方法もあります。ただし、分納すると通関や国内配送が複数回になるため、1kg単価だけでなく総額で比べます。
電池・液体・磁石は発注前に共有する
「雑貨」と書かれた商品でも、中に電池、液体、粉末、磁石、スプレー、接着剤が含まれていることがあります。
発送できるかどうかは、商品名だけでは判断できません。電池の種類や容量、内蔵か同梱か、成分、用途、メーカー資料などが必要になる場合があります。
買付後に発送不可と分かると、返品交渉や中国国内の保管費が発生します。発注前に商品URLと仕様を共有し、利用できるルートを確認する方が安全です。
見積もりを早く正確にする7項目
商品URLと商品名
色・サイズ別の数量
商品単価
材質・成分・電池仕様
梱包後の重量と外寸
日本側の配送先
希望納期と販売開始日
梱包後サイズが分からない場合は、仕入先へ外箱情報を確認するか、先に少量を中国倉庫へ入れて実測する方法があります。
私たちが現場で大切にしていること
AllDaigouでは、到着した箱をそのまま日本へ転送するのではなく、入庫数量、商品状態、梱包、重量、外寸を確認し、商品と納期に合うルートを整理します。
概算送料と梱包後の確定送料を分け、実重量と容積重量のどちらが使われるかを確認すると、仕入れ判断の精度が上がります。
料金表、容積重量の具体例、電池付き商品の注意点、航空便と船便の比較は、AllDaigouブログの完全版にまとめました。
【完全版】
https://alldaigou.com/china-japan-air-freight-guide/
【中国から日本への送料】
https://alldaigou.com/china-japan-shipping-cost/
【無料相談・見積もり】
https://alldaigou.com/#contact
※料金、日数、通関、危険物条件は変わる場合があります。商品ごとに最新条件をご確認ください。
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