【ラテンアメリカ旅行 #29】🇵🇪遂に来た旧インカ帝国の首都クスコ
地上絵で知られる街、ナスカを出てからバスで半日以上。ようやく憧れの街、クスコに辿り着いた。都市部の中では今回の長い旅路の中でも1、2を争うほど僕にとっては素晴らしい街だった。ここから数回に渡り、クスコとその周辺のサクレッドバレーと呼ばれるエリアについて書いていく。
今回の移動はこちら。
クスコの基本情報
● クスコ基本情報
クスコはペルーのアンデス山脈の中にある旧インカ帝国の首都で、世界文化遺産にも登録されている街。
標高: 3,400 m
人口: 42.84万 (2017年)
面積: 70,020 km²
季節は雨季と乾季に分かれていて、僕が滞在していた6月は乾季のためほとんど雨が降ることはなく、昼間は常に青空が広がり、乾燥していて日差しが強く暑いため、帽子などの日差し対策などが必須。
夜は寒く、フリースや薄手のダウンジャケットなどが必要なくらい冷える。
また、標高3400mに位置するため高所に慣れていない人はゆっくりと慣らしてから動かないと高山病になる可能性もある。
*実際下痢や頭痛に悩まされる仲間も何人かいた。
● クスコの文化
16世紀にクスコはスペインによって支配され、インカ帝国時代の神殿や宮殿が破壊された。
しかし、インカの築いた建造物の精巧な石積みの壁はあまりにも精巧で、今でも残っていて、土台部分を新しい建造物にそのまま利用している。
その精巧な石積みは大地震でも壊れることなく、カッターの刃一枚すら通すこともないという。他のクスコ周辺のインカの遺跡に行ってもこの石積みを見ることができる。
新しいクスコの街はインカ時代のクスコの街の上に作られたため、旧クスコの街は現在も地下に埋まっていると言われている。
そしてクスコはインカ帝国の首都で宗教儀礼の場にもなっているため、現在も毎年6月にインティ・ライミという街中で賑わうおおきな太陽神のお祭りが行われている。
クスコの街を探索
● コリカンチャ(太陽の神殿)
サントドミンゴ教会が併設されている。コリカンチャの下部の石積みの壁は旧インカ帝国時代に造られて残っているものをそのまま利用している。(石積み壁の上にそのまま教会と博物館が建てられた)
インティ・ライミではコリカンチャの広場からパレードがスタートし、クスコの近くにあるサクセイワマン(英語の感覚で聞くと「Sexy woman」と聞こえてしまい、観光客である僕たちは戸惑っていた)という遺跡で太陽の神にお祈りをするセレモニーが行われて終わる。
*博物館や、庭の様子は次回ストーリーに記載予定
*インティ・ライミのお祭りの様子は今後のストーリーで少し触れる


● メルカド
クスコのレストランは割高な場所が多いのでマーケットで食料を調達し、夜は仲間たちと料理する。昼食もクスコにいる時はメルカドで済ませる。激安で美味しい食材が手に入るし、フルーツがかなり美味しい。味見もさせてくれるので色々な変わった食べ物を楽しませてもらった。
この辺りでよくセレモニーで使用されているDMT科の雄のサンペドロ、ハペやサナンガもメルカドで安く購入できる。
ピサックという近隣の民藝品のメルカドで知られる小さな村でも購入できるが高くつく。
サンペドロについて:
儀式に使われる幻覚性のあるサボテン。
サンペドロを水と一緒に煮だしてドロドロなるまで調理したものを飲む。
セレモニーで心身のお清めや治療として使用され、ドロドロしているので喉越しは悪く、苦味も強く、吐き気をもよおす。
セレモニーには主に人間関係や病気など人生に悩む人たちが参加していて、 シャーマンは参加者とセレモニーを通じて会話をしながら、問題の解決を図っていく。サンペドロがその問題解決に力を貸してくれる。
ハペについて:
植物や、種子、灰を粉にしたもので組み合わせにより効能が異なる。
(アヤワスカやサンペドロのセレモニーの前にクレンジングとして使用されることもある)
長いパイプで鼻に吹きつけてもらった直後、スコーン!!とどこかに吹っ飛ばされて、鼻から頭にかけて激痛が走り、同時に鼻水、涙、咳、よだれが大量に出る。痛みが終わった後は爽快感があり、呼吸もかなりスッキリ。
*僕は5回ほど試したが、マイルドなデトックスを好むため別れを告げた。
サナンガについて:
こちらもデトックス用の目薬。ハペ同様、目に垂らした瞬間から激痛が走り、しばらくして激痛から解放された後の爽快感は半端ではない。これは必要ないと思い、すぐに仲間にプレゼントした。
先住民族たちとハペやサナンガについて話してみたが、「良い薬は強烈なもんだよ」という。ハペについては「頭をクリアにしたい」「落ち着きが欲しい」など目的別に調合したものを売っている。おそらく日本でも最近ハペが注目されているので国内で効能のハペが手に入ると思う。




● アルマス広場
インカ帝国時代から歴史的なイベントが行われてきた場所。現在も街の中心地で、教会やお店が集まっている。インティ・ライミでも途中アルマス広場に立ち寄り、神輿に乗ったインカ皇帝を祀るセレモニーが行われる。



今回はここまで。次回はクスコのグルメや博物館、ナイトライフについて
最後に曲紹介
今回はせっかくアンデス山脈の大都市クスコに来たので定番の一曲について触れてみたい。
日本でもお馴染みの「コンドルは飛んで行く(EL CONDOR PASA)」のオリジナルバージョン。
日本でよく知られているのはこちらのSimon & Garfunkelによるもの
オリジナルヴァージョン同様、良く幼い頃親父の車の中で流れていた。アンデスにいる間はいつも山が大好きな親父のことを思い出していた。
こちらもアレンジ曲。セザール・パウカールとセイワによる「パロミタ・ヴァニドサ」。オリジナルはウォルター・ウマラ作曲
