卒業の日にそっと伝えたいこと
朝、川沿いを見ていたら
4人の男の子が歩っていた。
その姿がまぶしくて、
なんとなくカメラを向けた。
今日は、市内の高校の卒業式。
明日から、みんなそれぞれの場所へ向かっていく。
同じ教室にいた時間も、
当たり前だった日常も、
少しずつ形を変えていく。
何も変わらないと思っていた毎日が、
実はちゃんと、人生の分かれ道だったと
あとから気づくこともある。
今まで半ば決められていた場所から、
これからは自分で選ぶ時間へ。
新しく出会う街。
新しく出会う人。
新しく出会う価値観。
きっと、胸が高鳴る日もあるし、
目をそらしたくなる日もある。
それでもね。
自分の気持ちだけは、
どうか大事にしてあげてほしい。
誰かの期待に応えようとしすぎなくていい。
ちゃんとしていなくてもいい。
強くなくてもいい。
あの頃の私にも、
今のあなたにも、伝えたい。
もう、自由に生きていい。
遠回りしてもいいし、
立ち止まってもいい。
生きているだけで、
ちゃんと価値がある。
幸せになる権利は、
誰にでもあるのだから。
今日、卒業を迎えるみなさんへ。
そして、あの日の私へ。
おめでとう。
