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26年1月14日田沢湖線倒木によるこまち運用の詳細

【はじめに】
 1月14日(水曜日)、15時50分頃路線巡回中の施設係員が岩手郡雫石町大字御明神地内の田沢湖線赤渕~大地沢信号場間で、傾斜木が軌道内に入り込んでいるのを発見し同線では運転を見合わせた。この事象により秋田新幹線こまちも運休となったが、この際のE6系車両運用が特筆すべき状況であったため、復旧までの顛末を紹介する。


【1.事象発生時の在線状況】

16時現在の田沢湖線列車在線状況

 上記の位置で線内各列車は抑止となっていた。
・下り列車:雫石駅②番線こまち23号、盛岡駅⑨番線普通845M
・上り列車:田沢湖駅③番線普通840M、角館駅①番線こまち30号

【2.田沢湖線不通時のこまち車両運用】

はやぶさ・こまち号東京~盛岡間の編成

 今回に限らず田沢湖線が事故などで不通となった場合、盛岡駅ではこまち編成車両が秋田方面へ向かえないため、こまち号は前途運休となり乗客は当駅で下車となる。しかしこまち車両は新青森方に連結されているため、はやぶさ号の運行に支障が出る。このため通常通り盛岡駅にて切り離し作業を行い、こまち車両は駅北側にある盛岡新幹線車両センターに回送収容となる。その後はやぶさ号は新青森駅に向けて発車となる。当日はこまち25号以降の下り列車にてこの対応が採られた。

 一方上り列車では秋田方面からのこまち号がこないため、盛岡駅や仙台駅にて東京方面へ向かうこまち車両の11~17号車予約客が乗車できなくなる。これを救済するため盛岡新幹線車両センターに収容したこまち編成車両を盛岡駅に回送し、はやぶさ号に連結する形を採る。
 田沢湖線内列車の遅れの場合には、先行の上りはやぶさ号は盛岡駅を定刻で発車(盛岡~東京間は10両単独編成)させ、遅れたこまち号は後続のはやぶさ号に連結する”段落ち併合”が行われる場合もある。

【3.事象時系列概要】

・15:50 傾斜木発見、田沢湖線盛岡~大曲間運転見合わせ
・17:00 こまち23・30号乗客バスにより救済
・18:00 こまち23号折返しこまち32号雫石+38分発車(盛岡駅地上⑨番線まで運転) 
・19:10 雫石保守基地より作業車が現地へ出発
・19:30 作業車現地に到着
・20:35 傾斜木伐採作業終了
・21:15 架線送電再開
・21:30 作業車雫石保守基地へ収容、全面運転再開
・21:34 こまち30号角館+343分遅発 

【4.今回の事象におけるはやぶさ・こまち運用】 

当日のはやぶさ・こまち列車運用

・下りこまち号:5列車が盛岡新幹線車両センターに回送収容(盛岡~秋田間運休)
・上りこまち号:5列車が盛岡新幹線車両センターから回送併結(秋田~盛岡間運休)
・上りはやぶさ号:3列車が盛岡~東京間単独運転
・下りはやぶさ号:39号が東京~盛岡間単独運転

【5.その他特記事項】

・はやぶさ38号:上野駅臨時停車
・はやぶさ/こまち41号:仙台駅切り離し、こまち41号+4分、はやぶさ41号+7分仙台駅遅発(仙台~盛岡間それぞれ単独運転)
・こまち41号:雫石・田沢湖・角館各駅臨時停車
・こまち95号:翌日仙台~盛岡間運休のため、はやぶさ95号から盛岡駅⑨番線に停車していた前日のこまち32号に乗り換えて秋田方面へ向かった

【6.運休列車】

・こまち号
東京~秋田間:38・39・40号
盛岡~秋田間:25・29・32・33・34・35・36・37・42・96号
雫石~秋田間:23号
角館~東京間:30号
仙台~盛岡間:95号(1月15日)

・普通列車
盛岡~田沢湖間:845M、盛岡~大曲間:851M
大曲~盛岡間:840M、844M

※画像資料:photolibrary フォトライブラリー


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