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和綴じ本「地方守護八妖伝」を作りました

以前から少しずつ進めていた「地方守護の八妖」、
先日学校の先生にお渡しした資料の内容を冊子の形にまとめてみました。


まずは試しに一度作ってみよう、という感じだったのですが、出来上がってみると、思っていた以上にそれらしい仕上がりになり、自分で眺めてうれしくなっています。

作り方は、以前紹介したnoteのこの記事を参考にさせていただきました。


材料

使った材料はほとんどが100円ショップで揃えたものです。

・セリアのラッピングシート(和紙風のもの)
・刺繍糸
・テープのり
・コピー用紙
・表紙の題箋(プリンターで出力)

100円ショップの素材が思った以上に優秀で雰囲気が出ました。ラッピングシートと刺繍糸の相性がとても良かったです。

初めての和綴じ体験

和綴じ作業は今回が初めて。
構造上、綴じ側の余白(ノド)を広めに取ったほうがよいとのことで、今回は思い切って広めに取ってみました。
具体的には、表紙の紙の背から綴じ穴までが12mm、
本文用紙のノドの余白は22mm取ったら、
結果として、文字も読みやすく、開いたときの収まりも良くなり、
安心して読める形になりました。

表紙の色選び

セリアのラッピングシートは、サイズが600mm x 750mm。
A5の表紙として使うときは、8等分して、約300mm x 187mmに
切って使うとちょうどよかったです。
青系と茶系の2種類を買ってみました。リバーシブルなので、
4色の表紙で8冊分作れる計算になります。

表紙と裏表紙は、ラッピングシートの4辺を折ってテープのりで固定したあと、本文と同じ背景を印刷した紙を半分に折ったものを貼り付けて使います。

表紙に貼る一枚で印象が変わる

題箋と呼ばれる、表紙に貼るタイトル紙は
自分でデータを作って印刷し、貼り付けています。
これがあるだけで、ぐっと和本の雰囲気が出ます。
文字の周りを四角く囲むデザインにすると、それらしくなります。

糸の色選びについて

何パターンか作ってみたのですが、
意外と白が気に入っています。
色のついた表紙に白い糸が際立つし、
きっと昔は染糸よりも、生成りの糸が使われることが多かったと思うので。

縫い方について

スタートと終わりを糊でしっかり止める作り方を紹介している
サイトもありましたが、今回は上の記事で紹介していた、
糊を使わない方法でやりました。
千枚通しで穴を開けておいて、刺繍針と刺繍糸で綴じていくのですが、
最初の玉止めは本の中央あたりのページにはさまるようにするので、
外からは目立ちません。最後は表でうまく目立たないように結んで、
その結び目も糸ごと穴の中に通して埋めるようにしてしまうので
目立ちません。よく出来ているなあと昔の人のアイデアに感心しました。

本文について

中ページでは、各都道府県の妖怪と、
それらが合体した守護妖の構成をまとめています。
先日、学校にお渡ししたプリント資料を再構成したものです。

地図とあわせて見せることで、
どこがどの役割を担っているのかが
直感的に分かるように意識しました。
実際に冊子にしてみると、
A4にプリントした資料よりも
読み物としての手応えが感じられました。

ちなみに和綴じの本は、A4の紙を半分に折ったものを
綴じていくのですが、もとのプリントのままだと、
ある妖怪のページの後半が次のページに
行ってしまうことになるので、
半分ずつ内容をずらして作り直しました。

おわりに、について

子どもたちの自発的な楽しい学びになる要素を加えたいと思い、
おわりに、のところにこんな内容を入れてみました。

ここまで読んでくれてありがとう。
守護妖を構成する都道府県妖怪には、
地形とか文化とか特産品とか、
いろいろな特徴があるよね。

都道府県妖怪に、自分だけの
◯◯△△妖怪」という呼び名を
考えて付けてみよう。

たとえば神奈川県は、この本では
港湾潮動妖怪カナガワ」だったけど、
中華食楽妖怪カナガワ」とか、
港町洒落妖怪カナガワ」でもいい。

さらに、それぞれに能力や合体時の
役割を与えると、妖怪はぐっと生きてくる。

例:
中華食楽妖怪カナガワ
美味なる食物の力で、元気に
踏み出す右脚となる。

港町洒落妖怪カナガワ
異国文化を取り入れる感性で、
独自の歩法を操る右脚となる。

どんな特徴に注目する?
どんな名前をつける?
どんな力を持たせて、
合体時にはどんな役割?

教科書や本で調べてみたら、
それぞれの都道府県には
意外なおもしろい特徴があるかも!
さあ、探してみよう!

こんな内容なら、子どもたちも自分で教科書や本でネタを調べて、考えるのはおもしろいんじゃないかと。
栃木県は八妖伝では「社殿霊樹妖怪トチギ」としていますが、
食いしん坊な子だったら「餃子甘苺妖怪トチギ」とかでも。

地方守護八妖集合図

最後のページには、八体の守護妖を
日本列島の形に並べて配置したものを掲載しています。
締めくくりとしてちょうど良い形になりました。

子どもも一緒に

小学2年生の娘も、去年の担任の先生にプレゼントしたいというので
自分で表紙の紙の色や糸の色を選び、
こちらでやり方を教えてあげながら、
自分で貼ったり縫ったりして完成させました。

娘の作った冊子

完成したものの外観

出来上がったものの写真です。
娘が1冊、私が3冊作りました。
慣れないと作るのに少し時間がかかりますが、
工作好きなら、なかなか楽しい作業だと思います。

作ってみて感じたこと

ひとまず、自分の中でイメージしていたものが
きちんと形になったことがうれしいです。
もう少し手を加えながら、
より良い形を探っていけたらと思っています。
和綴じ本のことは、創作大賞2026の応募用の記事でも
紹介しようと思います。

その他、近況など

最近、ウチの子どもたちが仲のよいお友だち何人かに
アルファベットモンスター図鑑はプレゼントしたところ、
おかげさまで大変好評のようです。

2年生の子のお母さんたちからは、
「先生からアルファベットを覚えておいて下さいと言われて焦りもあり、とても有り難い図鑑をいただけて幸せです。オリジンワードも私がハマりそうです。」とか、
「ポケモン好きな6年生のお兄ちゃんも『進化じゃん!』と興味津々です。」など、
妻のところにいくつもお礼のメッセージが届いていて、
作った甲斐がありました。

せっかく好評いただいているので、アルファベットモンスター図鑑は近々BASEでオンラインストアを用意して、購入できるようにしておこうかなと考えています。

地方守護八妖伝は、和綴じ版だと作るのが大変なので、TOLOT版を作れたらそれもBASEで購入できるようにしてみようと思います。併せて、日本列島の形に集合させた画像は、PDFで無料ダウンロードできるように用意しておきたいと思います。

それでは次回もお楽しみに!


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