企画参加【心に残る言葉】
「親の意見と霧雨は次第次第に身に沁みる」
昔気質の父のよく言っていた言葉です。
農家の次男に生まれ早くに母親を亡くし就職してからは7人の兄弟姉妹の面倒を見ていたようでした。
父親と兄は農家をついでいたので若い頃から社会人となり兄弟姉妹の兄であり父親がわりとなって世間一般のことは父が教えていたので、多少口うるさく見られることも多かったようでした。
それはやっと授かった私に対しても同じで子どものことを思う気持ちが強過ぎて口うるさく厳しくもありました。
本好きの父はあらゆるジャンルの本を読んでいたので学歴はなくてもその辺の知識人と同じくらい何でも知っていました。
わからないことがあると辞書を引かなくても父が教えてくれるので楽してしまうくらいでした。
私がうるさそうに聞いているとこの言葉を言っていました。
霧雨も大したことないと傘もささずに歩いているとしまいにはびっしょり濡れてしまっている、親の意見もその時は「またか」とうるさいかもしれないけれど年をとって行くうちにそれが「あぁそうか」と思えるようになる。
病弱でありながらも85才まで生きた父から教わったことはその生き方そのものもですが、この言葉は本当に身に沁みる年になってきました。
「親の恩は子で送る」(親の育ててもらった恩は直接親に返すのでなく、自分が親となり子供を育てることによって報いることができる)
という言葉もありますが、父に返せなかった恩は子ども、孫に返して行きたいと思っています。

八田(ゼロ)零さんの企画です。
ギリギリになりましたが🙇♀️よろしくお願いします。
