【住まいを整える】糖尿病のある方へ — 知っておきたいリノベーションとサービス
糖尿病って、どんな状態?
血糖値のコントロールが難しくなる病気です。
長く付き合っていく中で、神経障害・網膜症・腎症などの合併症が
少しずつ日常に影響してくることがあります。
「足の感覚がにぶくなってきた」
「視界がぼやけることがある」
そんな変化が、住まいの安全にも関わってきます。
その変化と毎日向き合っている方も
そばで見守る方も
毎日本当に、おつかれさまです。
住まいで「安全に、無理なく」を作るには?
糖尿病のある方に特に大切なのは、
合併症による体の変化に対応した、安全な住まいづくりです。
✅ 足元を安全に整える
→ 神経障害で足の感覚がにぶくなることがあります。
→ 段差をなくし、滑りにくい床材にすることで、気づかないうちに傷つくリスクを減らせます。
✅ 照明を明るくする
→ 網膜症などで視力が低下している場合、暗い場所での転倒リスクが高まります。
→ 足元灯や人感センサーライトが助かります。
✅ 手すりをつける
→ 視力低下やバランスの変化に備えて、廊下・階段・浴室・トイレに手すりがあると安心です。
✅ 浴室の温度管理を整える
→ 神経障害があると、お湯の温度を感じにくくなることがあります。
→ 給湯器の温度設定を見直し、やけどを防ぎましょう。
✅ トイレを使いやすく
→ 腎症による頻尿で、夜間のトイレが増えることがあります。
→ 寝室とトイレを同じ階に、または近くに配置できると安心です。
✅ 床暖房や断熱リフォーム
→ 足の冷えは血行に影響します。温度差の少ない住まいが、体への優しさにつながります。
使えるサービス・制度
【介護保険・住宅改修】
手すりの設置・段差解消・床材の変更などが対象で、
上限20万円のうち1〜3割の自己負担で工事ができます。
→ 市区町村の介護保険窓口へ
【介護保険・福祉用具貸与/購入】
歩行補助杖・シャワーチェアなどは、介護保険の福祉用具貸与・購入が使えます。
状態に合わせて選べます。
→ ケアマネジャーさんに相談
【障害者総合支援法】
身体障害者手帳を取得できる場合は、障害者総合支援法による
住宅改修費の補助や日常生活用具の給付も受けられることがあります。
→ 市区町村の障害福祉窓口へ
住宅改修、何から始める?
1. ケアマネジャーさんや主治医に相談する
2. 作業療法士(OT)さんに自宅を見てもらう
→ 実際の動作を見ながら、何が負担になっているか一緒に考えてくれます
3. 福祉住環境コーディネーターのいる業者に依頼する
→ 介護・福祉の知識を持った専門家が、その方の生活に合った提案をしてくれます。補助金や制度についても相談できます^ ^
できれば、早めに少し整えておけると安心です。
でも、焦らなくて大丈夫。できることから、ひとつずつで十分です。
おわりに
その波の中にいるあなたも、そばで見守るあなたも。
慌ただしい毎日の中で、住まいのことを考える余裕なんてない——そう感じるのは当然のことです。
それでも、住まいを整えることが、「ここが自分の場所だ」と感じられる生活につながっていきます🌿
このnoteが、あなたのそばにいられたら嬉しいです。
