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なぜ2020年に世界は同時に「狂った」のか?パンデミック裏側の長期計画 —社会学者ヤコブ・ノルダンガード博士の分析

「私たちは今、歴史の変曲点にいる。人類最大の共通試験であるコロナウイルス病以来、人類は厳しく緊急の選択に直面している:破綻か、それとも突破か。」 — アントニオ・グテーレス、国連事務総長

「我々は選択できる。受動的でいることもできるし、それは今日見られる多くの傾向の増幅につながるだろう。二極化、ナショナリズム、人種差別、そして最終的には社会不安と対立の増大だ。しかし、我々には別の選択もある。」 — クラウス・シュワブ、世界経済フォーラム会長

「計画の確実な概要。計画が存在することを理解できる。文書化は徹底的で、ノルダンゴードの明確さを持ってアイデアを展開する能力により、読者はセシル・ローズの夢が最初に構想されて以来、世界史を動かしてきた包括的なテーマを見ることができる」Amazonレビュー

2020年、世界に何が起こったのか?

あの年を覚えているだろうか。2020年3月11日、世界保健機関(WHO)がCOVID-19のパンデミック宣言を行った瞬間から、地球規模で前例のない変化が始まった。

ほぼ一夜にして、民主的権利と自由が権威主義的な命令、外出禁止、暴動に置き換わった。世界人口の半分以上が「ロックダウン」下に置かれ—この用語は通常、刑務所の暴動を制圧する際にのみ使われる言葉だった。

「なぜ世界中の政府が、まるで事前に準備していたかのように、同じ対策を同じタイミングで実施したのか?」

この疑問を抱いた人も多いだろう。実際、この疑問には合理的な根拠がある。

想像以上に緻密だった「世界変革」の設計図

スウェーデンの研究者ヤコブ・ノルダンゴード(Jacob Nordangård)の分析は、そんな疑問に対する一つの論理的な答えを提供している。ノルダンゴードはリンシェーピング大学で博士号(技術と社会変化)を取得したスウェーデンの学者で、「グローバル権力ネットワークと社会変化の推進方法の分析とマッピングを学術的使命としている」。

Jacob Nordangard

著者はEU バイオ燃料政策の歴史と系譜を調査した博士論文を通じて、気候変動議論とUN アジェンダ2030の形成における超富裕層ロックフェラー家の主要な役割を理解するに至った。

彼の著書『Global Coup d'État』で描かれているのは、単なる陰謀論ではない。学者として公開文書、発言記録、組織の活動履歴を丹念に追跡した結果見えてきた、ある種の長期戦略の存在だ。

まず驚くのは、この「戦略」の歴史の長さだ。ノルダンゴードによると、カーネギー財団が1908年の理事会で議論していたのは「一国民全体の生活を変える最も効果的な手段は何か」という問題だった。そして彼らの結論は「戦争以上に効果的な手段は存在しない」というものだったという。

これが事実なら、なぜこのような記録が残っているのか。当時の財団関係者は、自分たちの真の意図を隠す必要がないほど確信を持っていたということなのか。それとも、これらの議論は当時としては「慈善的」な動機に基づくものと理解されていたのか。

偶然ではなかった「準備」

2020年1月30日、WHOが世界的健康緊急事態を宣言したその日、世界経済フォーラム(WEF)でコロナウイルス対策に関する記者会見が開かれていた。参加者には、バイオテクノロジー企業モデルナのCEOステファン・バンセル(2009年のヤンググローバルリーダー)、ウェルカム・トラストのジェレミー・ファーラー、そして疫病流行対策イノベーション連合(CEPI)のリチャード・ハチェットが含まれていた。

彼らは「ヒトにインストラクションを注入し、ヒト自身に薬を作らせる」mRNAワクチンの開発をすでに開始していたと発表した。ウイルスの正体が完全に解明される前から、解決策は準備されていたのである。

長期計画の全体像:三段階の支配戦略

第一段階:脅威の創出と恐怖の植え付け

COVID-19危機を理解するには、それが孤立した出来事ではなく、長期的な計画の一部であることを認識する必要がある。

ロックフェラー財団の2010年報告書『技術と国際開発の将来シナリオ』は、驚くほど予言的だった。その中の「ロック・ステップ」シナリオでは、深刻なパンデミックが以下のような世界をもたらすと予測していた:

  • より厳格な政府統制と権威主義的指導体制

  • 国境を越えた人と物の移動の停止

  • 通常賑やかな店舗やオフィスビルが何か月も空っぽに

  • すべての市民の生体認証ID

「当初、より統制された世界という概念は、広く受け入れられ、承認された。市民は、より大きな安全と安定と引き換えに、より家父長的な国家に対して、主権の一部—そして私生活の一部—を喜んで譲り渡した。」

この「予測」は、実際には計画書だったのではないか?

ロックフェラー財団の2010年報告書『技術と国際開発の将来シナリオ』

第二段階:「救世主」の登場

恐怖が十分に植え付けられた2020年6月3日、WEFのクラウス・シュワブが救世主として登場した。彼が提示した解決策が「グレート・リセット」である。

シュワブは宣言した:「COVID-19危機は、我々の古いシステムがもはや21世紀にふさわしくないことを示した。それは社会的結束、公平性、包摂性、平等の根本的欠如を明らかにした。今こそ歴史的瞬間であり、ウイルスと戦うだけでなく、ポストコロナ時代のニーズに合わせてシステムを形作る時だ。」

このグレート・リセットには、人類を世界的な技術システムに完全に統合・融合させることが含まれている。第四次産業革命の技術—人工知能、IoT、生体認証、ブロックチェーン—を通じて、すべての人間活動をリアルタイムで追跡・分析・「修正」する世界的な監視システムの構築である。

第三段階:デジタル檻の完成

この計画の最終目標は、デジタル・アイデンティティ(ID2020)による全人類の管理である。

2014年に設立されたID2020は、「ブロックチェーンと人工知能技術を活用したスタートアップモデル」により、全世界の人々にデジタル・アイデンティティを提供することを使命としている。表向きは身分証明のない10億人を救済するという善意に見えるが、実際には全人類をデジタル監視システムに組み込む計画だった。

ID2020 ALLIANCE -ヘルスケアバイオメトリクス

「デジタル技術、例えばクラウドコンピューティング、生体認証、モバイルネットワークとデバイス、スマートカードは、個人の識別と認証の安全性、正確性、利便性を向上させることができる。公的・民間サービス提供者がますますデジタル領域に移行する中、自分が誰であるかを証明する能力は、デジタル環境への参加に不可欠となる。」

COVID-19ワクチンパスポートは、この壮大なシステムの試験運用だったのである。

資金の流れが明かす真の支配者

ビル・ゲイツとロックフェラー家の役割

この計画の中心にいるのは、ビル・ゲイツとロックフェラー一族である。彼らは表向きは「慈善家」として活動しているが、実際には史上最大規模の公的資金略取を実行している。

ビル・ゲイツは2020年2月、COVID-19対策とワクチン開発に1億ドルの投資を発表した。しかし、彼の財団が投資していた製薬会社の株価は、その後数か月で劇的に上昇した。ロックフェラー・キャピタル・マネジメント(RCM)も、2020年1月からの3か月間で、グラクソ・スミスクライン(GSK)の保有株を25,059株から3,819,379株へと15,241%増加させていた。

ビル・ゲイツ

災害を常に機会に変えようと努力してきた」—これはジョン・D・ロックフェラー・シニアの言葉だが、一族は今回もこの原則を忠実に実行した。

GAVIとACTアクセレレーター:組織的略取の仕組み

2020年4月24日、G20主導でCOVID-19ツールアクセス(ACT)アクセレレーターが立ち上げられた。これは世界規模でのワクチン開発を加速化する目的だったが、実際には各国政府が自国民の税金を使って、民間企業の利益を保証する仕組みだった。

目標資金調達額は350億ドル。各国政府は競うように資金提供を約束した:

  • アメリカ:12億ドル(最大単独拠出国)

  • ドイツ、フランス、日本、イギリス、カナダなどG20諸国も数億ドル規模

  • 日本も相当額を拠出

「ウイルスに国境はなく、あなたの国籍など気にしない」とビル・ゲイツは各国政府を説得した。しかし、利益は確実に特定の企業と財団に流れていた。

ヤング・グローバル・リーダー:未来の指導者たち

政治指導者の「製造」

WEFが1992年に開始した「ヤング・グローバル・リーダー」プログラムは、40歳以下の有望な指導者を選抜し、WEFのビジョンに従って世界を変革する使命を与えている。

シュワブが2017年にハーバード大学で誇らしげに語った:「メルケル夫人、さらにはプーチンなど、我々の名前を挙げると、彼らは皆、世界経済フォーラムのヤング・グローバル・リーダーだった。我々が今非常に誇りに思っているのは、若い世代、例えばトルドー首相やアルゼンチンの大統領などである—我々は内閣に浸透している。」

実際、COVID-19対策で厳しい措置を実施した多くの指導者がWEFの卒業生だった:

  • ジャスティン・トルドー(カナダ首相)- 2005年ヤンググローバルリーダー

  • ジャシンダ・アーダーン(ニュージーランド首相)- 2014年

  • エマニュエル・マクロン(フランス大統領)- 2016年

  • グレッグ・ハント(オーストラリア保健大臣)- 2003年

彼らは偶然同じような政策を採用したのではない。同じ「教育」を受けた結果なのである。

日本への影響

このネットワークは日本にも深く浸透している。WEFのパートナー企業には楽天、ソフトバンク、トヨタなどの日本企業も含まれ、デジタル変革と持続可能な開発目標の推進に積極的に関与している。

コロナ禍での日本の対応—デジタル庁の設立、マイナンバー制度の拡充、ワクチンパスポートの検討—も、この国際的なアジェンダと無関係ではない。

抵抗運動とその限界

制御された反対派

権力者たちは抵抗勢力の存在も計算に入れている。実際、一部の「反対派」指導者も、結果的にはシステムに組み込まれている可能性がある。

例えば、「新地球プロジェクト」を主導するサーシャ・ストーン(Sacha Stone)は、表向きはCOVID-19対策や気候変動アジェンダを批判しているが、彼自身が過去に国連のミレニアム開発目標に深く関与していた経歴がある。彼の「新地球」ビジョンは、結果的にはWEFの「2030年アジェンダ」と似た要素を多く含んでいる。

サーシャ・ストーン
「これはワクチンではない」― 私たちを病気にさせる医療機器である(サーシャ・ストーン、ロッコ・ガラティ、ロバート・F・ケネディ Jr.)

真の抵抗のあり方

真の抵抗は、以下の要素を含む必要がある:

  • 中央集権的解決策への依存拒否

  • 地域コミュニティによる自立的意思決定

  • デジタル監視システムからの離脱

  • 独立した情報源の確保と維持

情報汚染との戦い

最大の矛盾は、この分析自体が公開されていることだ。真の陰謀なら、なぜ証拠が公開文書として残されているのか。権力者たちはそれほど愚かなのか、それとも別の意図があるのか。

これは「陰謀の定義」そのものに関わる問題である。私たちが「陰謀」と聞いて想像するステレオタイプなイメージが、現実の陰謀を見えにくくしている。彼らは邪悪ではあっても馬鹿ではない。100年前と異なり、情報の透明化と可視化が劇的に高まった現在、大掛かりな計画を完全に隠密で実行することはほぼ不可能だ。

そして計画の本質を思い出そう。これは人口集団に向けられたものであり、大集団において機能するかどうかが重要だ。小集団がどれだけ真実を知ろうと、大集団にリーチしなければ計画の脅威にはならない。

彼らは意図的に計画を公示している。そこには最初から二面性が組み込まれている。陰謀的な解釈が馬鹿げて見えるかどうかがポイントだ。現在行われている情報操作は、この文脈で理解すべきだろう。

多くの真実は眼の前に開示されている。工作員は真実を隠すのではなく、汚すことで目的を達する。多くの人がそれを本当だと思わない、もしくは信じることが馬鹿げて感じられることで、この情報操作は機能する。

サーシャ・ストーンがヒッピー風の格好をしているのは偶然だろうか。怪しさ満載の嘘つきに真実を語らせるほど効果的な情報隠匿方法はない。あなたが信用していない有名人を一人思い浮かべてみてほしい。そして彼が世間で真偽不明なことについて真実を語ることを想像してみてほしい。いかにそれが効果的なプロパガンダになるか理解できるはずだ。

ヤコブ・ノルダンガードが述べていることは、一部の読者には既知の情報かもしれない。しかし、このような情報戦争のカオスの中で、学術的で実証的な研究は常に貴重である。私たちはそれを書庫に保管し続けなければならない。

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