2026年WBC:個人的に選ぶ日本代表メンバー(野手)
久しぶりの投稿です。今回は少し趣旨が変わりますが、来年3月に迫ったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表メンバーについて個人的に選出してみます。
なお、投手についてはコンディションや所属チームの事情によって選出メンバーが大きく変わる可能性があるため、野手のみに言及します。
先発メンバー
1(指)大谷翔平(LAA)
2(左)近藤健介(ソ)
3(右)鈴木誠也(CHC)
4(三)村上宗隆(ヤ)
5(一)岡本和真(巨)
6(二)牧秀悟(De)
7(遊)泉口友汰(巨)
8(捕)坂本誠志郎(神)
9(中)岡林勇希(中)
控え:若月健矢(オ)、中村悠平(ヤ)、小園海斗(広)、牧原大成(ソ)、野村勇(ソ)、周東佑京(ソ)、森下翔太(神)
選出の理由(スタメン)
・1番大谷
多くの人が真っ先に悩むであろう大谷選手の打順。私としては「1番打者」しかありません。
理由は大きく2つ。1つは大谷選手が2シーズンにわたり慣れ親しんだ打順であること。ドジャース移籍以降ワールドシリーズを2連覇している大谷選手ですが、その多くは1番で起用されています。日本代表チームにおいても核となる選手の1人である彼に最大限のパフォーマンスを発揮させることが何よりチームのためになります。チーム事情で普段と違う打順やポジションに置くことは選手のリズムを狂わせてしまうリスクがあるため、中心選手にはなるべく同じ打順、同じ守備位置でプレイしてもらうことを優先すべきでしょう。
2つ目の理由は、1番打者は特殊な打順ということです。先攻であればプレイボール直後に打席に立つのが1番打者であり、その試合だけでなく大会そのもののリズムを作る役割を担います。
過去大会の日本代表の1番打者を見ると、第1回:イチロー選手、第2回:イチロー選手、第5回:ヌートバー選手と優勝した全ての大会において1番打者は現役メジャーリーガーがつとめています。
実際、第1回の2次リーグ初戦ではアメリカのピービ投手からイチロー選手が先頭打者本塁打、第5回の開幕戦ではヌートバー選手がいきなりヒットを放つなど1番打者が勢いを作る場面がありました。
そういった意味でも、メジャーリーガーの投球に慣れ親しんでいる大谷選手が1番打者に最適な人材といえます。
・2番近藤
1番に大谷選手を置く場合、2番打者の重要性が高まります。ワールドシリーズ第3戦でも4打席連続で敬遠されたように、大谷選手はMLBでも特に警戒されている打者であり勝負を避けられる傾向にあります。
そのため、2番打者には長打が打て、チャンスに強く、出塁率も高い打者を置く必要があります。
鈴木誠也選手と迷いましたが、上述のとおり鈴木選手にはいつも通りの打順でパフォーマンスを発揮してほしいため、今季3~5番を打つことが多かった鈴木選手を3番に置き、2番には前回大会でもその役割を担った近藤選手を選出しました。
・3番鈴木、4番村上、5番岡本、6番牧
このあたりは状態の良い順番に誰を並べても良いと思います。MLBでの実績を考慮して鈴木選手を3番に、前回大会の経験を踏まえてこの4~6番の並びにしました。
・7番ショート泉口
内野の要であるショートは守備力が何より重視されます。泉口選手は今季セリーグでトップの守備率とUZRを記録しており、安定した守備と広い守備範囲に定評があります。打撃でも粘り強さがあり打率3割を記録しており、下位打線の起爆剤としても機能します。
・8番キャッチャー坂本
キャッチャーは若月選手とのツープラトンでどちらを起用しても良いと思います(場合によっては中村選手)。今季阪神を優勝に導いた経験を生かすべく正捕手を坂本選手としました。
・9番センター岡林
森下選手がセンターを守るのではないかという情報もありますが、個人的には外野手も本職の選手を置きたいです。北京五輪での例もあったように、外野の3ポジションはそれぞれ打球の回転や見え方が異なるためプレッシャーのかかる国際大会で経験の少ないポジションに就かせるのはリスクがあります。
今季センターで成績を残したのは岡林選手、周東選手、近本選手(神)でそれぞれ同じ俊足巧打のタイプですが、周東選手の走塁技術は頭一つ抜けており、それを最大限に生かすのは代走での起用だと思います。残る岡林選手、近本選手は甲乙つけがたいですが、ライトの経験もありさまざまな起用に対応できる点で岡林選手を選出しました。
選出の理由(控え選手)
・捕手
坂本選手、若月選手はそれぞれセリーグ、パリーグでナンバーワンの捕手。控え捕手には前回大会の経験がある中村選手を入れ、捕手陣への指導役と緊急時や重要場面の抑え捕手をつとめてもらいます。
・内野手
緊急時に備えて、それぞれのポジションで控え選手を1人ずつは置いておきたいと考えると、一塁手は牧選手が兼任できるため二塁手、三塁手、遊撃手に1人ずつ選出しました。
牧原:二塁控え。センターも可。基本的には代走と守備固めだが、代打でも使える打力もある。
小園:三塁控え。遊撃、二塁も可。プレミア12の活躍から大舞台に強く、チャンスでの代打で。
野村:遊撃控え。内野全ポジションを高いレベルで守れ、さまざまな起用に対応できるユーティリティ枠。
・外野手
牧原選手が外野も守れるため、攻撃重視でメンバーを選出しました。
周東:センター控え、代走のスペシャリスト。説明不要。
森下:両翼控え、右の代打要員。状態によってはセンターやレフトでスタメンも
選考から外れた主な選手
・近本光司(神)
前述のとおり、岡林選手・周東選手・牧原選手と左打ちのセンターが多いため、ユーティリティ性を考えたときにセンターしか経験がない近本選手は惜しくも外れました。
・佐藤輝明(神)
今季40HRを放ち大活躍でしたが、大舞台で経験の少ない外野を守らせるわけにはいかず三塁手専門。村上選手と佐藤選手のどちらかを選びどちらかが外れるイメージです。村上選手の状態によっては佐藤選手を代わりに入れるかもしれません。
・L.ヌートバー(STL)、吉田正尚(BOS)
前回大会で大活躍した2名ですが、今回は怪我の影響を考え選考外としました。
この時期は誰を選ぶのか、誰が外れるのかと情報が飛び交い、メンバーを考えるのも楽しいですよね。みなさんの意見もぜひ聞かせていただければ幸いです。
打順の考え方についてはこちらの記事にも書きましたので、あわせて読んでいただけると嬉しいです。
【オーダーの決め方:打順編】僕が少年野球チームを作るなら。実践編
