龍はどこから来て、どこへ流れるのか
龍は、
突然現れる存在ではありません。
神話や伝承の中での龍は、
いつも「どこから来たのか」
そして
「どこへ向かっているのか」が
はっきりしています。
龍は、
願いを叶えるために動く存在ではない。
流れが生まれる場所から生まれ、
流れが必要な場所へ向かう存在です。
龍は「空」から来たわけではない
龍というと、
空を自在に飛び回る姿を思い浮かべる人が多いかもしれません。
けれど、
日本の龍神信仰をたどると、
龍の始まりはほとんどが水辺です。
・川の源流
・湧き水
・海と陸の境目
・湿地
・水脈が交差する場所
龍は、
すでに完成された場所には現れません。
流れが生まれかけている場所
そこが、龍の来る場所です。
なぜ龍は「水」と共に語られるのか
水は、
止まると濁ります。
流れることで、
形を変えながら
必要な場所へ届く。
龍は、
その流れそのものを象徴する存在です。
だから龍は、
「強い人」のところには現れない。
動く準備が整った場所
そこに現れます。
神社は、龍を呼ぶために建てられたのではない
多くの人は、
神社があるから神聖なのだと思っています。
けれど実際は逆です。
先に流れがあり、
先に龍が通り、
後から神社が建てられた。
神社は、
龍を生み出す場所ではありません。
龍が通る流れを、人が扱える形に整えた場所です。
龍はどこへ向かうのか
龍が向かう先は、
決まっています。
それは
・停滞している場所
・循環が止まった場所
・本来流れるはずなのに、詰まっている場所
つまり龍は、
「願いの場所」ではなく
滞りの場所へ向かいます。
だから、
人生がうまくいっている時よりも、
何かが噛み合わなくなった時のほうが
龍の流れに触れやすい。
龍が流れ出すとき、人に起きること
龍が動き始めると、
人の人生にも特徴的な変化が起きます。
・今までのやり方が通用しなくなる
・人間関係が自然に離れる
・無理に頑張れなくなる
・理由のない違和感が増える
これは不運ではありません。
流れが切り替わる前兆です。
龍は導かない。選ばせるだけ
龍は、
進めとも、戻れとも言いません。
ただ
「流れは、こちらに向かっている」
と示すだけ。
そこに乗るかどうかは、
人が決めることです。
だから龍は、
優しい存在でも、怖い存在でもない。
冷静な存在です。
最後に
もし最近、
説明できない停滞や違和感を感じているなら。
それは、
あなたの運が悪いからではありません。
流れの始まりに立っているだけ
なのかもしれません。
龍は、
遠くから願いを聞きに来る存在ではない。
あなたの足元の流れが
整ったとき、
静かに通っていく存在です。
※ 今月分の御朱印は、
この「流れ」という考え方を大切にした形で
note内にてご案内しています。
