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rupikorupiko
反省
以前の勤務先で、利用者に挨拶をしたものの、相手からの言葉はなく、無視された気がした。
こんなことは、日常茶飯事だ。
フランスでは、アジア人は下に見られがちだから、
差別なんて何度も受けてきた。
私がまるでそこに存在しないように振る舞われたことも何度かある。
日本がバッシングされていた時期は、娘達に外で日本語を話さないように伝えた。
コロナ当初、発生元と噂された中国への怒りからか、
パリで中国人が襲撃され始めた時には、外に出るのが怖かった。
アジア人=中国人と見られる傾向が強いからだ。
最初はずいぶん傷ついたけれど、大半のフランス人はそんな人たちではない。
それが分かっているから、「あっ、まただね」と言う感じで受け止めることができる。
ただ、今回は事情が違った。
少しの時間が経って、その人が、聾唖者だったことを知る。
彼自身が、身振り手振りで語ってくれた。
それ以外のことも、こちらが理解できるように説明してくれた。
最後に「お互い理解できたね」と、親指を立てて、笑顔で別れた。
それだけのことで、いい一日だったと思えた。
